サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

master olympic 阿古谷の春を見に オーバーホール後の試走 

4月14日 午後2時からマスターのオーバーホール後の試走に出かけた。

いつもの猪名川沿いに遡って、猪名川町から阿古谷方面へ。

阿古谷入口の桜桃は満開、今年もジャストタイミングで来れた

猪名川沿いに北上するいつものルート。この冬は膝痛であまり走れなかったが、暖かくなって膝の調子が良くなって久しぶりにここまで来れた。

今日も気温が上がったので半袖ジャージにビブショーツ、日焼けを警戒して腕と足にはカバーを付けた。レッグカバーは走っているとずるずると落ちてくるのでピン止めのひと工夫をした。

暖かくて膝と脚は快調だったが、猪名川町に入る旧道の小峠で少し頑張ったら膝に痛みが出た。

一時間ほど走って、紫合のパン屋さんで3時の休憩をしようと入ったら、店内の棚はなんと食パン以外は売り切れて何もなかった。仕方がないのでアイスコーヒーをお願いして小休止。『ごめんなさいね』と店員さん。今日は好天の日曜日で観光客が多くて午後早々にパンは売り切れてしまったんだそうな。

パン屋さんを出て阿古谷へ向かう。

阿古谷入口の三差路の八重咲の桜桃はもう散ってしまったかなと思いながら少し走ると、見えてきた桜は青空に濃い桃色を浮き立たせて見事に満開。ジャストタイミングで来れて良かった。

車で来て、写真を撮っていたおばさんの話では「3日前にも見に来たがまだちらほら咲きだった」らしい。おばさんに「この桜の種類って何ですか、スマホで調べてくれませんか?」と言われるが、僕が、「お花の検索アプリは入れてないんでわかりません、桜桃や八重桜の種類はとても多いので『桜桃』でいいんじゃないですか」と言ったら妙に納得してくれた。笑

〈 帰宅後、ちょっと調べもの。桜桃とはサクランボを意味しているようで、この木を桜桃と呼ぶのは間違いかな。八重咲きなので実もならないだろうし確認はできない。八重桜にしても色が濃い。桜より桃に近いかなと。検索結果は八重寒緋桜ヤエカンヒザクラという品種かもしれない。)今度からは緋桜と呼ぶことにしようかな。

 

ゆるゆると阿古谷を登っていく。

阿古谷、明神橋を左折、道の駅にエスケープする小峠へ。

今日の目的地、苔のテラスへの小峠をまったりと越す。

苔のテラス

山郷の春はええなぁ。

夏場はやぶ蚊が多くて立ち寄らないが、春の苔のテラスをぐるっと散策、いつもの探し物をすると、今日は収穫があった。

ここでゆったり16時過ぎまで休憩する、今度はバーナー持参でコーヒーでも点てようかな。

道の駅には降りずに、小峠を登り返して阿古谷から帰路に。

入口の緋桜では車がいっぱい止まってた。ここらでは一番の目立つ木やからね。

帰りは久しぶりのサイクリングで身体も脚も疲れた。1時間ほどで伊丹空港北端の箕面川合流の橋上で再び大休止。

夕刻になって橋上で休憩していると、カバーを外してた半そでの腕が少し肌寒くなってきたが、箕面川流れ込みの遊歩道が水没したところでは、まだ子供が水遊びしてた。

マスターにはこのホィールが良く似合い、よく走る。なぜかカーボンフレームより心地良い走りに感ずる。

 

2時間半、60km弱のサイクリング。

疲れたけど久しぶりに満足できる走りができたかな。

 

エルゴの変速レバーが折れた

4月13日土曜日の午後。オーバーホールしたマスターの試乗に出かけようと準備してた。

ウエアも着替えて、走り出す前に変速のワイヤー調整を再確認してたら、エルゴの左シフトレバーが突然折れた。

カーボン製でも折れる時は折れる。こういうのは突然起きるのでちょっとショックだったが、サイクリング中でなくてよかった。ちょっとしたことが落車のきっかけになるので。

幸いエルゴは予備が1セットある。試乗は急遽中止して左レバーを取り換えることに。

先日巻いたばかりの新しいバーテープを傷めないように慎重にはがす。これがとても気を遣う。手が大きいのでアルミハンドルは太目が好みで上ハンの部分のみバーテープは2重に巻いているので手間も2倍かかる。

エルゴの交換はバーテープのみならず、ブレーキ、シフト、両ワイヤーケーブルも抜いて入れ替えるので結構な作業。仕上げの調整も入れると3時間ほどかかって交換は終わった。

この時代の左エルレバーは、前ギヤトリプル兼用。この後デザインが変わっ握りが大きくなり、エルゴはダブル専用になり、変速も一段ずつしかできなくなった。

当たり前だが、変速レバーは支点のピンの切掻かれた一番弱い部分でぽっきり折れている。

左より右のほうがシフト操作の回数は多いが、トリプルの左変速レバーはダブルに比べると単純に1.3倍ほど負荷かかかるのでダブルギヤより折れやすいのかもしれない。

知らないうちに傷が入っていたのかもしれない、試乗は明日の日曜日に延期となった。

master olympic のオーバーホール

2日ほどかけて、オーバーホールを行なった。

最近は手先を使う作業をすると親指に痛みが出る。半日整備すると腰痛もでて、以前は1日でできたことが2,3日かけないと身体がしんどくなる。

まずはゴリが出ているフロントフォークを外す。レンチは32ミリを2丁。

上ワン内はデュラのグリスもきれいに残っていて汚れもほとんど無かった。

ロックナットと上ワン

画像ではよくわからんが、下のベアリングには汚れがいっぱい入っていた。

上側のベアリングを洗浄してみると、レースの腐食が顕著。ここは購入時とほとんど変化はない。この原因は汗や水の侵入と前の持ち主が整備の手を抜いていたからだと思う。

しかし走行中にフォークを支えているのは下側のベアリングで、下側が生きていれば特に問題は無い。画像を撮るのを忘れたが下側のベアリンとワンを洗浄すると非常にきれいな状態だった。下側はどうしてもフロントタイヤからのホコリなどが入ってしまうのでゴリ感が出たのは汚れのせいだったのかな?

今回は面倒なヘッドパーツの交換はしないですますことにした。

新しく用意した新品のクイルステムとハンドルを仮止めする。

ステムはNITTOのPEARL 突き出しは100ミリ長さは150ミリで高めのポジションが出せる。

ハンドルは同じくNITTOのGRANDO RAUNDONEUR 390ミリの狭めのハンドル

肩の部分が少し高くなって上ハンを持ちやすい。下ハンはフレアしている旧型タイプのランドナーハンドル。こんなのもNITTOは現行品でつくってるんだな、貴重品。

最近流行りのロードやグラベルバイクについているフレアーハンドルもよく似たタイプ。

肩部分の幅が狭いのが好みで以前のカーボン製ハンドルは肩が広くて登りでバイクを振りやすいが、平地巡行ではイマイチ違和感を感じていた。

一月前にこのハンドルを手に入れてエサメキシコに取り付けて試してみると平地の巡行で非常にしっくりと走れた。もうヒルクライムは僕の膝が許してくれないので、マスターのハンドルも同じものに変えることにした。

2日目にワイヤーを通して仮組完成、

以前はブレーキのみデュラのナナハチを付けていたが今回はレコードのブレーキに変更、SHIMANOLÒからフルカンパのコンポに変更。www

試乗してポジションに問題なければバーテープを巻いて完成。

 

三日目に試乗、エルゴのブラケットを少し上に移動してポジションは決定。バーテープを巻いて仕上げる。

次の週末に2,3時間走って問題がないか確かめたい。 ハンドル幅が狭くなって平地の巡行は楽になったと思う。半面、立ちこぎのダンシングで自転車を左右に振りにくくなると思うが、もうヒルクライムは膝が許してくれないので、これでいいかと思う。

マスターオリムピックをオーバーホール

4月7日、久しぶりにマスターをラックから降ろしてボーラを履く。

先週のポタでは暖かくなったせいか、膝の調子が良くなってきたのを実感したので、今日はちょっとプチクライムを試してみる。

ゆるゆると千里川を上流へ辿り、箕面へ。

川沿いの桜は満開で、日曜日の今日は川沿いの道も桜目当ての家族連れが多い。

今日は花見どころは一切立ち寄らずに走ろう。

箕面の高級住宅街の『桜通り』の坂道では、歩道からあふれて細い道路の真ん中でスマホ撮影している家族連れやアベックが多くて、狭い道は車が渋滞してたびたび止まり、登りの勢いが出ない。

近頃はスマホが普及してから、猫も杓子もスマホを掲げて、周りの状況も無視して撮影ばかりで困ったもんだ。確かに便利なのはわかるけど。レストランでも卒業式でも入学式でも花見でも、スマホを構えっぱなしでレンズ越しでしか見ようとしていない。

裸眼で直接花を愛でる、風景や情景を感じるという感覚を世界中の人間が忘れてしまっている、メモリースマホではなく脳に焼き付けるのを忘れてしまってる。そのうち人間の記憶中枢はスマホやAIの中に移行してしまうのかな~?いやはやどうも困ったもんだね~。

箕面から五月丘に登ってプチヒルクライム。膝は何とか今日も大丈夫。

池田に下って、猪名川河川敷を帰る。

今日も暖かく気温は23~4℃ 桜は満開散りはじめた。桜満開の土手も、菜の花満開の土手も、そんなところは人をかき分けて立ち止まらずに通過したので画像は無し。河川敷ではシロツメクサも咲き始めたね。

先週は冬のウエアで大汗を掻いたので、今日は半そでジャージにニッカー姿ででたが、ちょうどよかった。

画像を撮ってて気づいたが、登りで力がかかってサドルが後ろにずれてた。

そうそう、先日、サドルをSMPのブラスターからニンバーに変えた。その際にボルトの締め付けトルクが足りなかったんやね。

 

閑話休題ロードバイクを始めてからずっと僕はサドル沼の迷宮にハマっていたのだが、今まで試したサドルは25個は越えていると思う。

まず旧型のターボ系のセンターが尾根のように高くなっているものはまずダメ。尻は痛くならないが、肛門と陰茎の間の尿道付近にスレと圧迫感の痛みが出る。次にショップで穴あきを勧められたが、これも単に旧型に穴をあけたというタイプをいろいろ試したがやはりダメで。最後にセンター部分がへこんで波打っているSELLE SMP系のサドルに行きついた。このタイプは尻の位置は一点に固定されるので走行中に尻の位置を変えることはほぼできないが、尿道付近の圧迫感からは逃れることができた。

結果セラSMPが人間工学に基づいたデザインで一番痛みが出なかった。SMPだけでもグライダー、コンポジット、フォーマ、レボリューション、ブラスターと試して、最善のサドルがブラスターだった。

セラSMPではサドルの幅は、狭めのコンポジット系と幅広のフォーマ系の2種類があり。それぞれににパット量が薄いものや厚いものがあるのだが、どちらかと言えばフォーマは広すぎて内またが擦れて合わなかった。尻の骨格の大きい西洋人向けか?

コンポジット系のパットが少ないブラスターが一番合っていたのだが、長時間乗るとやや座骨の幅が合わない感じが痛みになってでて、イマイチ気になっていた。

近年、bulkor ブルコーというコンポジットより5ミリほど幅広の中間幅のサドルが出たのだが、試す機会がなかったところ、ブルコーに薄いパットが付いたnymber ニンバーをヤフオク中古で出ていたのを見つけ、7000円と定価の四分の一の値段で手に入れた。そしてさっそくパットなしのジーパンで1時間ほど走ってみたところ、僕の座骨の幅にぴたりと合って、全く痛みが出なかった。今まででサイコーのフィット感だったので、バイク3台分のサドルをこれに交換しようと思ったのだが、ネットショップで検索すると新品は安いところでも3万円近い値段で手が出なかった。

最近は何もかもが値上がりで僕のような高齢者には厳しい世の中やね。

それが先日、たまたまウェブで出物がないか検索してたら、梅田のシルベストサイクルのネットショップで新品が6割引きの1万円という処分値で売られているのを発見!。即座にメキシコ用に白のニンバーを、マスター用には赤のブルコーをポチった。

薄いパッド付のニンバーを2個ほしかったが、ニンバーは白一個しか無く。パットなしのブルコーは黒と黄色、グリーン、ブルー、赤とあって赤を選択。定価の3分の2の出費で新品を2個買えて、まことにラッキーな出会いだった。古いサドルを処分すればほぼ出費なしに済みそう。

さらに余談になるが、大阪の自転車店では老舗だったシルベストサイクルはロードバイクブームで一時はミナミの百貨店内やキタの一等地の商業ビルの入口に店舗を移すなど、箕面店と3店舗あったのだが、近年店舗を縮小してハービス大阪の梅田店のみになった。そしてその梅田店も昨年売却され、経営母体が自転車界では古株だったモリ工業から神戸の山田商会に変わった。先日のネットショップでは梅田店の在庫処分セールをやっていたようだ。アメリカの有名フレームメーカーも事業縮小のうわさが聞こえてくる。最近はめったにサイクルショップへは行かないが、自転車ブームも縮小傾向のようだ。昨今はフレームもパーツも、モデルチェンジが早すぎるし、値段もブームが始まった頃の倍以上になって高すぎるよな。

まぁ僕は体力の衰えもあり、新しいバイクには興味はないし、必要なものはネットで手に入るし、自分で整備もできるので特に問題は無い。

僕が20年前に最初にロードバイクを買った店が近所のシルベストサイクルのの豊中店で、普通の小さなバイクショップだった。超個性的な店員さん(今は、ホィールショップで有名な”のむラボ”さん)が居て面白い店だった。今でもあの店があった前を通ると懐かしく思う。

 

話がすっかりそれてしまった。

七月八日、午前中に家内を定期検診に病院に送迎した。午後からは雨模様で、マスターオリムピックのオーバーホールを始めた。

このフレームは僕が最初に手に入れたロードバイクだが、その後はカーボンフレームのロード中心で乗っていたので約20年で6,000kmしか走っていない。もっとも中古で手に入れたので、それ以前約10年間の走行距離は判らない。塗装はまだ艶もあるが、フロントフォークのメッキは輝きが鈍くなってきた。

数年前に変えたトリプル用のボトムブラケットは絶好調で、今年クランク糸はオーバーホールしたばかり。なのでクランク以外は全てバラして洗浄、再組立て時にワイヤー交換の予定。今度はハンドル周りをクイルステム∔アルミハンドルのオーソドックスなスタイルにする予定。パーツはすでに手に入れてある。

ヘッドパーツは手に入れた時から上部側のベアリングににゴリ感があり。ベアリングレースに傷があるのを分解して確認していた。その際に上側のレースを磨いて、ベアリングボールのみ交換したのだが、今日ハンドルを外してみるとゴリ感が強くなっていた。ここは走行中には判らない部分で、ホィールははもちろん、ハンドルやワイヤーを外さないとなかなか感じにくい場所なのだ。

新品のレコードのヘッドパーツは10年以上前に手に入れてあるので今回交換することにした。

もうフルにオーバーホールするのもこれが最後になるかもしれないな。

オーバーホールの様子はまた次回、気力と意欲があれば・・・。

春が来てやっと始動

3月30日

3月中旬からの寒さで桜の開花も遅れていたが、月末にようやく暖かくなり、猪名川ポタにでた。陽気のせいか?ようやく膝の痛みがロードバイクで何とか走れるくらいにはよくなってきた。

昨年10月末に胆石で10日間の緊急入院治療。10日で退院はできたが合計7日間の絶食の悪影響が膝に出たのか? 11月~3月の冬の間、家庭内の生活には支障はないものの、ウォーキングもサイクリングも少し頑張ると膝に痛みが出て、サイクリングもゆるポタくらいが関の山だった。

この週末は遅れてた桜が咲きだした、膝の調子が良く痛みが出ないので池田動物園まで上ってみる。

いつもの神社前の遊歩道を登るが、珍しく人が多くて急坂を人を避けて登るのに苦労して焦った。

駐車場前の公園まで来ると、土曜日とはいえやたら人が多くて、にぎやか。

1月頃から駐車場や、公園広場や前の道路の整備工事をしていたのだが、歩道や道路が綺麗になっていて、この日は広場にB級グルメの屋台村がびっしり出て、桜祭りのイベント開催中だった。

あまり人が多いので動物園前まで行くのはキャンセルして池田城址へ方向転換。

大手門前も普段より駐輪が多い。

玄関脇のトサミズキの花が可愛く満開。(ミズキ科ではなくマンサク科の花木)

10月桜もまだ咲いていたが、春の桜が咲きだすと一気に影が薄くなる。

来週の週末は、ここの桜も満開でもっとにぎわうだろうな。

いつもより人は多いが、ここは落ち着いた雰囲気でのんびりと休憩できる。

枝垂れ梅はとっくに終わってたが、枝垂桜が3分咲き。最近は街中でもよく見かけるようになったな。

馬酔木も満開、ここの庭園は馬酔木がたくさん植えられている。初夏には庭園の西側に白百合千本が満開になる。

帰宅後、膝に軽い痛みとダルさが出るが、入浴後に膝に湿布を張って、就寝前に軽いストレッチ。痛みとダルいのは一晩で収まった。

この日は長袖ジャージとタイツ姿で家を出てしまって、ゆるポタにもかかわらず大汗を掻いてしまった。まあしかし陽気のおかげか、膝もすこし楽になったので良かった。

次回はもう少し頑張って走ってみようかな。

 

 

 

BORAONEでゆるポタ

 

1月11日、午後。

久しぶりにマスターをラックから降ろして、本年2度目のゆるポタサイクリング。

胆石で入退院後は、ほぼ毎日ウォーキングをしていたが、年末に頑張りすぎてから、持病の両ひざの痛みがまた出て、なかなか治まらない。

自転車のほうが膝の痛みは出にくいが、平坦を軽いギヤで回して走るのが精いっぱい。登りではシッティングで頑張ると、すぐに膝に痛みが出る。

でもウォーキングよりサイクリングのほうが痛みは出にくいので、気温が10度以上に上がる日は、歩きより自転車で軽い運動するのが心地よい。

まだまだ本調子には程遠い我脚力。寒さが和らぐまではこんな調子が続きそう。

午後から気温は12度くらい。風もそう強くはなさそうとおもってでかけたが。

しかし猪名川の堤防に出ると、やはり風はそこそこあり、ボーラを履いたフロントは、けっこう横風を感じさせる。

ボーラでゆるポタは似合わないけど、走りはやはり軽く心地良い。

今日も2時間ほどかけて30kmのゆるポタ。最近は楽なポジションのエサメキシコばかり乗ってたので、マスターで走った帰宅後は首と腰に微妙にハリが出た。

マスターももっと楽なポジションに変えてしまおうかな・・・。

ゆるゆると 走るよ古稀の 冬路を

2024年1月

今年は新年早々からの天災で、阪神大震災で被災した経験のある我が家では、おめでたい気分も萎えてしまった年始となった。

1月5日、朝一で市立病院へ。昨年末の手術後の初回の受診。9時の予約。

手術の傷跡は順調に治ってきていて、ほぼ痛みは無くなったが、年末の掃除で体を動かすと後で切除した胆のうあたりに微かに痛みが出たりしたのは気になった。

手術後はサイクリングは自重していたので、1時間くらいのウォーキングをしていたがこちらもあまり頑張ると腹に微妙に痛みが出たり、両ひざに痛みが出たりで、年明けは散歩も自重して引きこもりのお正月。

また胆石の発作で入院し、計7日間の絶食をしてから 退院後、身体の関節に痛みやだるさが出るのが気になる。以前はは75キロ近くあった体重も、一時は66キロまで痩せたが今は69キロまで回復した。これくらいの体重が体が軽くてよいのでこのまま維持したいと思っている。

ただ、絶食後にここ一年くらい悩まされていた、食事中の胃の膨満感が無くなり、退院後は食事が普通にすすむようになった。漢方に詳しい妻が言うには断食効果ではないかと言う。

入院中の絶食後に食事を始めた翌日には真っ黒な〇○○が出て驚いたが、妻が言うには、断食道場などに行くとそういうことがあるのを聞いたことがあるという。腸内の宿便が出て胃腸が綺麗になり、動きが良くなったのではないかという。

 

初回の受診までは風呂に浸かることは禁止で、シャワーのみにしてくださいと言われていた。冬の風呂でゆっくりと湯に浸かって温まれないのは少々つらい思いをした。

今日の受診では『もう傷口は風呂に浸かるのは問題は無いが、腹筋を強く使うような運動はもう一月くらいは控えめにするようにという診断だった。サイクリングもポタリング程度なら大丈夫かな。

切除した胆のうの病理検査も特に問題は無く、膵臓、肝臓も検査の値は正常とのこと。『このまま異常が出なければ今後の受診は必要はありません』という診断結果だった。

 

そんなこんなで、一安心して、今日は割と穏やかな陽気なので、午後2時から池田城址まで初詣ゆるポタに出かけた。

いつもの猪名川堤防から池田旧市街へ。池田のダイハツの本社工場横を走ると、普段ならもう工場は動いているはずだが、川沿いの社員駐車場も車はほとんど無く、ひっそりと静まっていた。

 

一か月ぶりの池田旧市街に入る。

裏通りの寺社もお正月飾りが。

 

こちらは浄土真宗のお寺

僕はもう人生の終活をする年齢を迎えているが、それでも生きてる限りは、いい出会いは在るに越したことはない。

 

フロントギヤをインナー42tに落として逸翁美術館前の坂道を池田城址に登る。

膝の調子が悪いので、ゆっくりと登ったが、急坂を越すのにやはり膝に痛みが出だした頃に池田城址についた。

大手門前には毎年立派な門松が立つ。

いつもは大手門前に駐輪できるのだがこの日は手前の太鼓橋で馬止の標識。(笑

今日は門松をバックに愛車と記念写真を撮ろうと思っていたので少し落胆した。

場内は冬らしい景色だが、数組の親子連れの方がのんびりと佇んでいた。

 

ひと汗かいてトイレ前の自販機前で休憩後、体が冷え切らないうちに帰路に就く

いつもの場所で定点撮影。

今日は風も弱くポタリングには最適な天候だった。

4時過ぎに帰宅。1,5時間、30kmほどの走行距離。

 

一昨年からの体調不良で、あまり自転車に乗れていないので僕の自転車力はかなり落ちた感が強い。

今年の春ころにはそこそこ走れるようになりたいとは思うが、もう回復力が落ちてしまって、以前のようには走れなくなってきているのかもしれない。

これが老いというものなのかもしれないな。

 

帰宅後久しぶりにゆっくりと風呂に浸かれたのは良かったが、就寝後、やはり切除した胆のうあたりの腹部に弱い痛みが出た