サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

 北摂里山 プチ峠練 partⅡ

50代半ばから始めたサイクリングだが、 

一年ほど経つと 年の割に怖い物知らずで ソロで結構遠出もしていた。

亀岡 廻り田池で

f:id:hirobees:20201120111255j:plain

北摂を走っている方のブログを見たりして サイクリングコースを探したり、

20代後半から30代にかけて オートバイツーリングで走ったコースなどを思い出し、

地図とにらめっこしながら 走ってた。

10年前はまだ 今の様な 便利なスマホも無かったしね。

三田市 有馬富士公園で

f:id:hirobees:20201120110926j:plain

一人で楽しむのは 若い頃からの習慣というか 僕の性格。

10代から20代の登山にしろ 20代後半から30代にかけてのオートバイにしろ 

そういうスタイルで 楽しむことが多かった。

( 厳冬期の雪山登山とロッククライミングは さすがに一人では無理で 社会人山岳会に入って教えてもらった。)

 

いささか遅くから始めたサイクリングでも 迷いなくそういうスタイルになった。

でも、本当は熟練の方がいる サークルにでも入っていれば

もっと早く サイクリングの力が付いたかもしれないなと 思うことはある。

青野ダムで 2010年

f:id:hirobees:20201120112343j:plain

篠山城址で 2011年

f:id:hirobees:20201120112559j:plain
 2011年に篠山城まで脚を伸ばした際は 帰りはもう ヨレヨレだったな。

 2012年11月 服部緑地シクロジャンブル 

f:id:hirobees:20201120120218j:plain

2011年の秋に ブログと大阪服部緑地のフリマ、シクロジャンブルで知り合った 

京都のハンドメイドサイクルキャップ 縁(えにし)主宰のKさんが

京都北山最奥部の 佐々里峠のサイクリングに誘ってくださった。

2011年11月 京都北山 佐々里峠

f:id:hirobees:20201120113551j:plain

f:id:hirobees:20201120113818j:plain

この時が 僕にとって初めてのグループライド (たった二人だけど)になった。

この時初めて 気の合う方とサイクリングする楽しさを 教えて頂いた。

Kさんは僕とちがって たいへん気遣いの出来る ベテランサイクリストさんで

2度目は僕が 北摂里山をご案内した。

 

昔話に話が逸れました。

 

北摂里山プチ峠練の 柏原登山口バス停に戻ります。

f:id:hirobees:20201120140107j:plain

バス停前の自販機で ミルクティーを買い 補給食のパンを出して 休憩。

小春日和の日だまりが心地良い。 

休憩後 杉尾までの長い下りに備え ウィンドブレーカを着る。

 

杉尾から 県道12号を帰路につく。 

ここからは追い風の下り基調で 脚も軽やか、

35km/hで巡航しても 心拍は130辺りで止まってる。

 

林田のコンビニを過ぎて 12号線を右に逸れ くろまんぶにも立ち寄ることにした。

北側から登る道は 分譲住宅地への道で緩やか。

分譲住宅地から くろまんぶへの道に入る

f:id:hirobees:20201120141210j:plain

くろまんぶ北側

f:id:hirobees:20201120141625j:plain

木津から林田に通じる くろまんぶ (津坂トンネル)北側

くろまんぶは 明治時代に 地元の方が金を出しあって 彫られた隧道だが 

ここ数年前に何度か補修され 隧道の壁はほぼコンクリートで固められてしまった。

当時は掘られた壁の岩肌が黒かったので 「黒い間夫」から 「くろまんぶ」と呼ばれたらしい。

猪名川対岸の栃原には後にレンガ造りの隧道が掘られ くろまんぶと対比して あかまんぶと呼ばれたという。 今は埋められて僅かな痕跡があるのみ。

 

くろまんぶを抜け 落ち葉に敷き詰められた葛籠折れの道を下ると 

楊津小学校前から猪名川に出る。

 

f:id:hirobees:20201120143552j:plain

橋の袂の お婆さんの和菓子屋さんから右折して 歴史街道の遊歩道に入る。 

大豆畑と猪名川に挟まれた歴史街道を 景色を楽しみながらゆったり流して 

道の駅でトイレ休憩

f:id:hirobees:20201120144303j:plain

12号線に戻り 屏風岩から阿古谷へ登る。

北田原 苔のテラス

f:id:hirobees:20201120144217j:plain

何時もの 復路休憩場所 苔のテラスで最後の休憩。

f:id:hirobees:20201120144522j:plain

補給食の最後のパンを食し 家までのエネルギー補給

f:id:hirobees:20201120144454j:plain

ツールで人気キャラの 悪魔おじさんサコッシュ

悪魔おじさんは昨年 秋の埼玉のサイクルイベントに 招待されたらしいね。

f:id:hirobees:20201120145122j:plain

苔のテラスは いつ来ても静かで 春は桜 秋は紅葉が楽しめる。

夏場はヤブ蚊が多いので 僕はあまり立ち寄らない。

この辺りはハイキングコースで ハイカーもたまに見かけるが、

一人で休憩していると リスが突然現れ 地上から樹上へ駆けていくこともある。

 

ここからすぐの小峠を越えて阿古谷に入り 12号線に下れば

あとは家まで1時間余り。日没までには余裕で帰れる。

 

ここからの帰路は久々に峠道をいくつも越えたので 膝に少し痛みと疲れが出た。

 

今週は25度近くの日が続いて 長袖では暑くて 走れないくらいだった。

未だ 膝痛が少し残っているが 週末には治まるだろう。

久々に充実した里山ランになった。

北摂里山 プチ峠練 partⅠ

11月14日(土) 久々に 北摂里山プチ峠練にでかけた。

北田原 苔のテラスで

f:id:hirobees:20201116203254j:plain

この週は 冷え込んだ日が続き あまり走りに出れなかったが

土曜日から暖かくなる予報で 久しぶりに北摂里山の 峠道に出掛けることにした。

 

豊中~県道旧12号~猪名川町~紫合~阿古谷~上杉~稲地~今西~鎌倉~杉尾~柏原大野山登山口~杉尾~林田くろまんぶ~歴史街道~道の駅猪名川~屏風岩~苔のテラス~阿古谷~紫合~猪名川町豊中

 

走行距離85km 走行時間4時間 

 

杉尾から大野山

f:id:hirobees:20201117142006j:plain

晴天で朝は冷え込んだが 気温が上がってきた10時半頃に ゆるりと出発。

今日は 何処まで走れるか判らないが 久しぶりの 北摂里山 峠道ライドの予定。 

心拍は150くらいに押さえて 峠の登りでも 最高は170を越えないように走ろう。

無理をせず 心拍計を見ながら ゆったりと アラセブサイクリングをしよう。

 

何時もの猪名川河川敷から 池田に出て 県道旧12号線を辿り 兵庫県猪名川町へ。

 

今日は暖かいが 池田までの猪名川河川敷は 北風ふきっさらしの 向かい風。

運動公園辺りを 心拍130台で押さえて走ってると 

若いジャイアント乗りのローディーさんが 僕を追い越そうとしていくが 

なかなか 僕を振り切れないで 斜め前を併走する。

 

一気に追い越して行ってくれれば良いのに ダラダラと 斜め前を走るもんだから

ついつい僕も頑張って あわせて走ってしまったら。 

向かい風に疲れたのか 僕を振り切るのを諦めて 後ろに落ちてった。

『あぁ~あ 今日はのんびり走るつもりだったのに 出だしから心拍が150を越えてしまったじゃないか!』

のっけから ついつい 何時もの悪い癖が出てしまったな・・・ 反省。

 

1時間きっかりで 紫合堂田のパン屋さんまで来て 補給食の調達。

土曜日は飲み物サービスデイ お店の中のテーブルは まだお客さんは誰も居ない。

早めの昼食を兼ねて コーヒーブレイクにする。 

 

紫合から阿古谷集落へ ゆるゆると登っていき 上阿古谷へ

上阿古谷の三叉路

f:id:hirobees:20201116202838j:plain

三叉路を左へ 地蔵様を左に見て 猪名川町から能勢町への峠道に。

上阿古谷 大原神社

f:id:hirobees:20201117141644j:plain

大原神社辺りから 道は傾斜を増していく。

f:id:hirobees:20201117143421j:plain

最初の峠道を 心拍を上げすぎないように 

ゆるゆると 秋の風景を愛でながら登っていく。

峠手前はやや急になるが 

ゆったりダンシングも交え 登っていくと 炭焼き小屋峠につく。

 

ここの峠の正式名称は忘れたが 昔 炭焼き小屋があったので僕はそう呼ぶ。

峠手前の炭焼き小屋と炭焼き釜は もうすっかり笹に覆われてしまい 

今は トタン屋根だけが  かろうじて笹藪から覗き見える。

ここを初めて越えた時は 炭焼き窯から煙がモクモク出ていたのが 今も目に浮かぶ。

錆びたトタン屋根が 僕の記憶のなかの映像を 呼び覚ましてくれた。 

f:id:hirobees:20201117144339j:plain

峠から一旦 どど~んと下って 

園芸店とジビエの肉屋さんの在る 小さな上杉集落から また小さな峠の登りになる。

お稲荷さんの峠

f:id:hirobees:20201118101129j:plain

今年に建てられた案内板には 稲荷坂の峠は 古くは主計(かずえ)峠と呼ぶらしい。

この辺りは 近くの集落の方の車や 宅配の車が通るくらいで 通行量は少ない。

サイクリストには とても 良い峠道のコースだ。

f:id:hirobees:20201117144804j:plain

僕は 里山のお稲荷さんや小さな神社は 好奇心で立ち寄ってみることもある。

ここの峠のお稲荷さんもかなり古い様だが 入り口が こんな急な石段だと 

ビンディグシューズのクリートが滑って 歩きにくいので

歩けるSPDシューズでも履いている時でないと 中を覗いてみることは滅多に無い。

 

ここから稲地に下って 長谷、サイノカミ峠への三叉路を過ぎ 今西へ。

 

今西から西へ 今日最後の 再び猪名川町へ入る 県境の中山峠を越す。

f:id:hirobees:20201117150753j:plain今西から三草山 長谷の棚田 サイノカミ峠を望む

ここから浮き峠を越えて はらがたわ峠方面に行こうかとも迷ったが

そちらは距離が長くなるので今日はやめた また次回にしよう。

 

猪名川町への中山峠はもう何度も通ったが 厳冬期は雪が積もることもある峠道。

ダラダラと里山を ほぼまっすぐ登ってゆく峠道。

 

心拍150~160を保って ペースで登ってくと 工場のある県境の峠。

太陽の日差しに向かって 一気に西に下っていくと 猪名川変電所。

 

杉尾に下っていくと 自衛隊の大型幌付きトラックが数台登ってきていて

狭い山道では すれ違えなくて 小渋滞が起こっていた。

この辺りでこんな光景は 滅多に見ないなと 苦笑してしまった。

 

杉尾の 県道12号線の四つ辻まで下ると 正面に 紅葉の大野山が望む。

f:id:hirobees:20201117152304j:plain

 時計はまだ13時 日没ころには帰りたいが 

このまま帰ってしまうには まだちょっと早いな。

脚もまだ残っているので 柏原の登山口まで 登ってみようかな。 

f:id:hirobees:20201117152821j:plain

先にゴルフ場がある 広い道を ゆるゆると登っていくと 

右側の大野山が どんどん大きくなってくる。 

f:id:hirobees:20201117152914j:plain

ここまで来ると 右の山頂にたつアンテナ群と 左の山頂の天文台も 近くに見えてくる。

f:id:hirobees:20201117153035j:plain

柏原集落の棚田が見える頃から 傾斜が少しずつ急になる。

f:id:hirobees:20201117153250j:plain

急登の最後のカーブを ゆったりダンシングで登り切ると 登山口の柏原バス停。

f:id:hirobees:20201117153538j:plain

サイコンを見ると 心拍計の数字は MAX 170/分 で きっちり止まってた。

f:id:hirobees:20201117153557j:plain

キャンプ場の天文台は 今日も開館の表示。

しかし登山口のバス停の表示には 阪急バスの運行は もう休止しているようだった。

f:id:hirobees:20201117153752j:plain

バス停を覗くと 先着のローディさんが一名居た。

f:id:hirobees:20201117153824j:plain

こんにちはと挨拶すると この方は入れ違いに大野山の山頂へと登っていったが

5分ほどして 戻ってきて そのまま杉尾に下って行かれた。

 

ここからは いきなり10㌫から15㌫越えの 

つづら折れの急登が 山頂のキャンプ場までずっと続く。

何度か僕も登ったが 休み休みで 一気に登れたことが無い。

もうここ5年くらいは 膝に来るので ここから先は登らないことにしている。

いや正直に もう僕は登れないだろうと 白状してしまおう。

 

きっとあのローディーさんは 初挑戦で 

出だしの急坂に 跳ね返されちゃったんではなかろうか・・・?

僕も過去にそんなことがあった。

 

 

f:id:hirobees:20201117160013j:plain

もう四半世紀前のことだが 大野山 山頂のキャンプ場は 

僕の子供達が小さい頃に ボーイスカウトの夏キャンプで泊まったことが在る。

その時は父兄のお手伝いで 僕もサブリーダーとして 

車で装備を運んだりで 同行した。

 

夕食後のキャンプファイヤーの 夏恒例の肝試しで 

小学校低学年の子が 一名行方不明になってしまった。 

肝試しのコースで 分かれ道は一本だけ。

二十代の若手のリーダーと3人で その分かれ道を

北側の山麓の集落まで 駆け下って大捜索。

集落の駐在所で 保護されて泣いていたスカウトを見て 安堵した。

若いリーダーを 一人子供に付けて 

僕ともう一名は山頂まで林道から登山道を登り返した。

 

その頃は携帯電話も出始めた頃で まだ持っている人も少なかった。

必死の体で登って その子のお母さんに 無事を報告

その脚で 車でとっかえして 二人を迎えに走った。 

若い頃は バリバリの登山をしていたので 

40才過ぎでも あの頃の僕は まだ体力に自信があったなぁ・・・。

 

お話が長くなりました、 このあとは また次回にしましょうか。

スペシャライズド CREO SL E5 COMP 試乗

最近体調を悪くして 人はこんな際には 弱気になるものですね。

 不調で ウチで悶々としていた際に興味を持ったのが 

スペシャライズドのEバイク(電動アシストロードバイク)でした。

体力が落ちても Eバイクなら またロングライドを楽しめるかも・・・?

 

現在は 体調は ほぼ回復したのですが 

近くのショップで試乗が出来ると聞いて

思い切って出掛けてみました。

 

昨日から寒くなりました。

長袖ジャージで走っていると 少し汗ばむのですが 

停まると汗冷えするので

終日 ウィンドブレーカーを着て走っていました。

 

前置きはこれくらいにして。

 

f:id:hirobees:20201111101448j:plain

スペシャライズド CREO SL E5 COMP

詳しいスペックなどは ここには書きません 

興味がある方は YouTube等で 沢山 紹介されていますので そちらをどうぞ。

お店のブログや ユーチューバーさんと違って 

僕は誰にも利害関係は無いので 思ったままを書きます。

 

平日の午後は 客も少ないだろうと思い 

午後から サイクリングがてらに出掛けました。

試乗車は サイクルショップカンザキ吹田店でお借りしました

試乗時間は15分間くらい (もう少し長かったかも)

 

丘陵地帯に在る お店のすぐ近くの 

上り下りのある2車線道路で 試乗させて頂きました。

f:id:hirobees:20201111101621j:plain

試乗車のグレードは アルミフレームの最下価格ロードモデルです。

それでも55万円以上のお値段・・・。

タイヤはスリックでは無く オフ寄りのグラベル仕様の太めのタイヤに替えられていました。

身分証を提示して 試乗申込書兼誓約書に記入している間に 

店員さんが親切に 手早く 僕のバイクからペダルを移設し 

サドル高を計って調節してくれました。

f:id:hirobees:20201111120356j:plain

走り出す前に バイクを持ち上げてみた印象。 

う~ん 重い!!!

家内が乗っている電動アシストママチャリと変わらない印象。

と言っても正確な重量は判りません。

 

スペ社のサイトでは アルミフレームの重量スペックは書かれていませんでした。

上級グレードのカーボンフレーム車は 公称12kg一寸と書かれていますが

これは多分フレームのみの重量です。 

ホィールやコンポ一式、ハンドル・ステム・サドル など合わせると

15~6kg以上は あるんじゃ無いかなと 思いました。

 

ちなみに僕は アシスト自転車は 家内のママチャリしか乗ったことはありません。

でも 家内のママチャリは 走り出しの ペダルを踏んだ瞬間から 

グ~んとアシストが利いているのは 感じることはできますね。

 

f:id:hirobees:20201111120435j:plain

トップチューブに付いているスィッチの アシストモードは3段階で 

最弱で走り出してみました。

カーボンバイクのような ひらひら感は 当然ありませんが、

以外に平地では車重を感じさせない 軽い走りです。

アシストは特に感じませんが やはり利いているのでしょう。

車重の重さで 走りは安定志向かな?

 

アシスト車にしてはコンパクトな BBまわりには 

モーターとギヤが何枚か入って クランクとつながっているのですが

そういう違和感は全くなく 見た目のフレームの太さは かなり我慢できるレベルに

収まっていると思いました。 この辺りはさすがスペ社だと思いました。

 

176センチの僕は ペダルのQファクターの広さも あまり気になりませんでしたが、

でも小柄な方は 多少違和感があるかもしれません。

 

混雑した道路から交差点を左折して 車の少ない アップダウンの道に入りました。

シッティングの登りでも 車重を感じさせない マイバイクで走っている感じですが、

アシスト感はあまり感じません。 

 

フロントはシングルギヤなので リヤを軽いギヤに落とし 

ケイデンスを70~80くらいに上げてみると

ここでようやく アシストされて 背中を押されているような 感じを受けました。

 

登りでは 重いギヤでゆったり踏むと アシスト感はあまり感じません。

この感触はモードを最強にしても 同じように感じました。

 

平地では モードをあげてみると 

ケイデンスは上げずともアシスト感は上がりました。

このバイクのアシスト機構は クランクにかかるトルクより 

ケイデンスを 優先しているのでしょう?

 

アシストを切って走ったりもしましたが その辺は流石に 設計と造りの良さを感じ

あまり重さを意識させずに スポーツバイクらしい走行感でした。

 

このバイクは アルミフレームのグレードは これ一択で

上級グレードの カーボンフレームでは 3車種、電動変速と機械変速。

さらにホィールやフューチャーショックのグレードが変わるようです。 

カーボンフレームは100万円~150万円越えと 一気にお値段も上がります。

 

ブレーキは全て油圧ディスクで これも初体験で 良く利きましたが 

デュラのリムブレーキを使っている僕は 余り差は感じませんでした。

下りで 急制動を架けてみたところ その後 走行中に 微かな音鳴りがし続けました。

これも最近流行のディスクでは 良くある症状らしいです。

ピストンを 押し戻してやると 鳴きは収まるらしいです。

 

さて総括するには あまりにも短い試乗時間でしたが

ロングライドで どうなのか・・・?

 

最初に持ちあげた感触は『重い❕』でしたが 走りだすとそれを感じさせないくらいのアシストが利いていて 普通に走れる。

ただし平地で速く走ることに期待はしてはいけない。 そこは自分の脚力次第。

 

登りにかかってもそんな感じが続くが ケイデンスを上げるとぐんぐん登っていく。 

多分上り下りのあるロングライドでは そこそこ楽は出来るでしょう。

ただし 登りでアシストを引き出すには ケイデンスを70以上で走るスキルは必要。

初心者には一寸しんどいかもしれません。

 

しかしこればっかりは実際に 5~6時間 100km以上走ってみないと なんとも言えませんね。

 

体調が大分回復した今 これが欲しいか・・・? と聞かれると 答えに詰まります。

やはり 長い間 ロードバイクで走ってきた自身の自尊心を 

アシスト車で走ることを納得させられるのか・・・? 

元気な間は無理・・・? かもしれませんかね・・・。

 

そんなに意識しなくとも 楽しくサイクリングが出来たらいいじゃないか・・・。

この値段でカーボンフレームで、さらにカーボンホィールに替えてやったら・・・。

いやどうせ買うなら 最初からカーボンフレームが良いな。

カーボンフレームは100万円超えのお値段。 

年食って 老いぼれたとはいえ・・・ 趣味はサイクリングだけとはいえ・・・

家族が理解してくれるでしょうか・・・? 僕は一寸躊躇します。

 

そこそこ小遣いに余裕があって 趣味に金をかけられる方が 

中年以降にロードバイクを始め サイクリングに嵌まったが 脚力はまだ無い。

そんな方が しんどいトレーニングするのはいやだが 

峠道のある ロングライドには行きたい・・・。

 

あるいは僕のような 脚力の落ちた老年サイクリストが 

ロングライドに行きたいが 今まで乗っていたバイクでは もうしんどくなってきた。

 

そんなシチュエーションで ケイデンスさえ高く保てるスキルがあればOKですが。

平地で 若い仲間と30~40km/h巡航できるかと聞かれると それはNOです。

アシストは24km/hまでしか利きませんから それ以上は自分の脚力次第です。

 

少しお値段は高くても モーターやバッテーリーをあまり感じさせない 

かっこいいルックスのアシスト自転車で、

AV20km/h以下でのんびりと 峠道のある ロングライドのサイクリングに行きたい。 

そんなシチュエーションが このバイクにはぴったりだと思いました。

 

そしてもう一つ Eバイクの価値は 登りにあると言うことです。

ロードより山バイクにこそ これはもってこいなんじゃないかと思いました。

走りのテクさえ そこそこあれば アシスト付きMTBで 

どんなシングルトラックも入っていけるかもしれません。

ただし担ぎは重くて無理❕

 

サイクルショップカンザキ吹田店の店員さんの印象は非常に親切で良かったです。

今回は お世話になりました。 ありがとうございました。

 

 

 

 

秋深し 鉄で走れば 陽も暮れる

秋もとっぷりと深まり 日が短くなりました。

f:id:hirobees:20201109163517j:plain

f:id:hirobees:20201109164841j:plain

何時もはしってる 河川敷も ・・・ 

f:id:hirobees:20201110132518j:plain

f:id:hirobees:20201110132542j:plain

f:id:hirobees:20201109163753j:plain

池田城址に立ち寄ると もうすっかり秋色に染まっていました。

f:id:hirobees:20201109163655j:plain

f:id:hirobees:20201109163728j:plain

f:id:hirobees:20201109163900j:plain

 

f:id:hirobees:20201110132053j:plain

f:id:hirobees:20201110132127j:plain

f:id:hirobees:20201110132339j:plain

サドルをコンコールライトに替えてみました。

f:id:hirobees:20201110132414j:plain

 ここ2週間ほど コルナゴマスターで 200kmほど走りました。

その前はエサメキシコで 100kmほど走りましたから.

 クロモリ全盛期のフレームで こってり走りこんでみるのも なかなかいいもんです。 

f:id:hirobees:20201109165555j:plain

 昨日  久しぶりに LOOK586にのったら  

軽いこと 乗り心地のいいこと 走ること 走ること。

 あらためて カーボンフレームの 上質な乗り心地に 納得してしまいました。 

f:id:hirobees:20201109165709j:plain

我が家の玄関先のクレマチスが 今年三度目の花を咲かせました。

植物は 世話をすれば 必ず 答えてくれる生き物です。


ナンダカ 訳判らず仕舞いで 黄昏回復走中

秋も深まって参りましたね。

f:id:hirobees:20201030115754j:plain

この秋に 行く予定にしてた 京都北山の佐々里峠は もう 

秋色に染まっているだろう・・・ 行きたいな~・・・。

f:id:hirobees:20201030120128j:plain

10月初めから不調で 2週間ほど 大人しくしていたが。

結局 検査は 不整脈は 多少あるものの 問題なしという結果で。

この年齢になると 先生も 加齢・・・を匂わすばかりで

自分では まったく納得できていない 診断結果でした。

f:id:hirobees:20201030120753j:plain

最初の1週間は 一気に10年年を食ったような しんどさだったが

朝のコーヒーをやめてから 次第に動悸が収まってきた。

2週目に試しに 朝コーヒーを飲んでみたら やはり動悸が激しくなって。

f:id:hirobees:20201030120938j:plain

と言っても 朝のコーヒー以外に カフェインは摂っていないので

カフェイン中毒等という物では無い。

でも動悸が カフェインが 引き金になっているのは 確かなようだ。

カフェイン過敏症とでも 言ったらいいのですかね?

f:id:hirobees:20201030121253j:plain

先生は 運動は差し支えないというので、

そんなこんなで 回復走の黄昏練 再開です。

 

心拍120までから初めて 心拍150まで 日々 徐々に上げてきた。

心拍120まででは25km/hがせいぜい 

運動後はまだ 少し動悸がしたりするが 

あまり神経質になるのも良くなくて 気にしない方が 体調はいいようです。

f:id:hirobees:20201030134933j:plain

老化という物は こんなに突然 やってくるものなんでしょうか?

街乗りMTBで ゆる歩駄

最近は体調不良で、ゆる歩駄ばかり

f:id:hirobees:20201023221734j:plain

それでも そんな日は いくらか調子が良い日です

f:id:hirobees:20201023221918j:plain

10日ほど経って、少し調子が 戻ってきました 

 

午後から 雨の予報の ある日 街乗りMTBで 1時間ほど ゆる歩駄

f:id:hirobees:20201023223359j:plainf:id:hirobees:20201023223439j:plainf:id:hirobees:20201023223606j:plainf:id:hirobees:20201023223707j:plainf:id:hirobees:20201023223732j:plainf:id:hirobees:20201023223942j:plainf:id:hirobees:20201023224029j:plain

伊丹空港 北端で

f:id:hirobees:20201023222056j:plainf:id:hirobees:20201023222334j:plainf:id:hirobees:20201023222358j:plainf:id:hirobees:20201023222416j:plainf:id:hirobees:20201023222440j:plain

空港は 希に 南風の強い日は 侵入が いつもと逆方向の 北側からになります

空港南端で

f:id:hirobees:20201023224125j:plainf:id:hirobees:20201023224221j:plainf:id:hirobees:20201023224253j:plain

離陸は 当然 南方向で すぐに東に旋回して 高度を上げていきます

 こんな日は 空港の東南数キロにある 我が家では 

離陸する 飛行機の 騒音が 結構響きます

 

1時間ほど ゆる歩駄のつもりが 

帰りは 強い向かい風で

ついつい 頑張ってしまい 帰った後 

また しばらく 動悸が続きました

 

今日は 循環器科のクリニックを紹介され エコー検査でした

ボクの心臓は エコーで見た限りでは 特に異常は無いようでしたが

心電図には 少し乱れがあり まだ不調の病因は はっきりしません

エコー検査の後 24時間心電図計測器を 胸に付けられました 

風呂も入れる 小さな パッチ3個の 器機です

 

先生と いろいろお話しを したのですが

趣味のサイクリングで ちょっと頑張ると 

心拍が150~160くらいで 走ることもあるというと

そのお年では 普通の方で100まで スポーツをする方でも 120~30までと言われ

一寸 ショックでした


もう 心拍計を付けて走ることは ずいぶんしていませんが

サイクリングを始めた頃 トレーニングしだした頃に 

心拍は 220マイナス年齢が 最大強度と書いてあって

ボクは その頃は50代後半でしたので 160位か なんて思って

その後 箕面ドライブウェイを登ると 200近くまで上がって 

オイオイ 大丈夫かなんて 思った ものでした 

 

近頃はそれほど アゲアゲにはならずに  登れていたのですが

いよいよ 観念する時が来たのかもしれません

 

以前 いつも単独走のボクには珍しく ブログで知り合った方と一緒に 

10月に大勢で 120~30kmほど 篠山方面にサイクリングしたことがあって

早朝から 日暮れまで すごくゆっくりとした ペースで 走ったんですが

最後まで余裕があって 走れたんです

一人で走ると ついつい 頑張りすぎるところがあって

もうそんな走り方は 無理なのかもしれませんね

 

今後は心拍計を付けて 心拍と相談しながら走るのが 良さそうです

 

少し体調不良になると やはり コロナ感染が不安・・・で、バーテープ交換???

10月の初め頃から 時々 胸に動悸を感じる日があります。

f:id:hirobees:20201016175420j:plain

先週末頃から 動悸がやや顕著になって 1日続く様になりました。

f:id:hirobees:20201016175507j:plain

11日の日曜日は 奈良の兄宅に用事があって 午後から夫婦で出掛けました。

兄が近くの公園に 散策に誘ってくれて 3人で のんびりと散歩

奈良は土地が潤沢なので 古墳のある公園は広大で 花壇なども良く整備され

手入れも よく行き届いていました。

f:id:hirobees:20201016175627j:plain

f:id:hirobees:20201016175803j:plain

当然ですが 大阪平野とまったく違う山並みが 綺麗で新鮮でした。

夕方日没まで のんびり たっぷり 散策しました。

この日は ここ数日より気温も高く 歩いていると汗ばむくらいの気候で、その夜は歩き疲れたのか いつもより早く就寝しました。

f:id:hirobees:20201016175932j:plain

f:id:hirobees:20201016175444j:plain

火曜日は 朝から 動悸がありましたが 久しぶりに車を洗車、ワックスかけ  

そうたいした労働でも無いのに 午後はしんどくなって 微熱が出て

安静にしていると 動悸も落ち着き熱も下がります こんなことは初めて 

夕方になって 近くの主治医を受診しました。 

 

医院の待合室で 順番を待っていると

ボクのあとから来られた 60代と思われるご婦人が 受付で

「熱があって頭がクラクラするのですが・・・」

受付の方が 「ここ3~4日間に、旅行、飲食、繁華街など出掛けていませんか?」

と聞かれます。(これはボクも聞かれましたが、行っていないと答えました。

正直、繁華街に行ったり、外食は、ここ半年ほどしていません。)

そのご婦人は 日曜日の夜に 駅前の商店街で飲食したと答えられました。

そうすると受付の方は そういうケースの場合、コロナ感染の疑いで 電話での診察しか出来ないので 一旦ご帰宅後 お電話で先生とお話になってくださいと 言われました。

 

ご婦人が とても気の毒に思いましたが、

先日から ニュースで言ってた 『リモート、電話による診察』というのは こういうことなのかと 思いました。

 

ボクのほうは 風邪の症状は無く 動悸は 心臓のほうかなと言う診断

今年一月の健康診断で 少し脈拍に 異常があったので

とりあえず 携帯の心電図を取る測定器をもらって 1週間様子を見ることになりました。

動悸が出る原因はいろいろあって 最悪は心室細動です。

それから3日経ちましたが 酷くもなりませんが 良くもなりません。

 

f:id:hirobees:20201012120339j:plain

主治医は 高熱や、酷い動悸が出なければ 軽い運動は 差し支えないだろうと言うし 散歩や 短時間の 自転車でポタリング程度の運動はしています。

でも其のあとはいつもよりは なんか少ししんどい感がある。

 

来週の現場仕事も2日あったのですが、万一迷惑がかかるとイケないので断りました。

そんなわけで、長時間のサイクリングは 今は一寸無理で 控えています。

 

 

f:id:hirobees:20201012091438j:plain

前置きが長くなりましたが、今日は colnago esa Mexico のバーテープを巻き替えました。

f:id:hirobees:20201016204828j:plain

 10月に入って 久しぶりにちょいちょい乗ってた メキシコのバーテープが  劣化してたのか? 数回乗ったら あっという間にボロボロになりました。 

f:id:hirobees:20201016204918j:plain

f:id:hirobees:20201016204933j:plain

f:id:hirobees:20201016205010j:plain

それで 新しいテープを注文していたのが 昨日届いていました。

f:id:hirobees:20201016205232j:plain

リザードスキンの2,5ミリ厚バーテープ

今まではチネリのバイクリボンというテープが グリップと耐久性が良いのが気に入って、安いときに10本ほどまとめ買いしていたのですが、

其の在庫が尽きたので、次は何にしようかと迷っていました。

チネリのバイクリボンは、カラーが黒しか無いのが欠点で、

カーボンフレームには黒でもいいんですが、

クロモリフレームのcolnagoには 気分転換で 今度は赤いカラーのバーテープを巻い

てみようかなと思いました。

いろいろ迷って、選んだのはネットで評判の良いこのテープ。

f:id:hirobees:20201016210048j:plain

右端の二枚は、巻き終わりを固定する粘着テープですが、なんと同柄のプリントがされ

てます! エンドキャップも よく見ないとトカゲには見えない 割と良いデザインで

すね。 

ところで、『リザードスキン』とは『トカゲの皮』という意味ですが、トカゲや蛇を捕

まえて触ったことって ありますか???

僕らは子供の頃、家の近くに田んぼや、野っ原が在り、トカゲや蛙や蛇を捕まえて遊ん

だものですが、近頃の若い方はどうかな~?

f:id:hirobees:20201016210244j:plain

表面を触った感じは、乾いているのに しっとりした感じ。

たしかに トカゲやヘビを触った感触に似てますね。

指で力強く触ると、柔らかく もちっとした 素手でもグリップが良いのを感じまし

た。 ボク好みの感触です。

 

リザードスキンには、1,8ミリ厚、2,5ミリ厚、3,2ミリ厚と、3種類の厚さがあり、ボクは手が大きく、エサメキシコは細手のアルミハンドルなので、2,5ミリ厚の物を選びました。

振動吸収の良いカーボンハンドルなら、薄いほうのテープを巻いても良いかなと思いますね。

カラーも豊富、厚みも3種類と、選択肢が多いのも良いところですね。

f:id:hirobees:20201016211313j:plain

さっそく古いテープを外します。

f:id:hirobees:20201016211429j:plain

残念なことに 大事に使い回してたチネリのイタリアンなエンドキャップが とうとう

壊れてしまった。( このエンドキャップは チネリのイタリヤ国旗柄のバーテープに付属していた物です。テープ自体の感触は固くて いまいちでしたが、これだけ欲しくて買う方も居たようです。)

f:id:hirobees:20201016211649j:plain

ハンドルに残った テープ糊をラッカーシンナーを塗布して、ぼろ布でコスリ 取り除

きます。 野外で作業したのはこのためです。ボクはシンナー臭が苦手です。

f:id:hirobees:20201016211903j:plain

丁寧にこすると、しつこいテープ糊が、綺麗に取れました。このあとは室内で作業します。

f:id:hirobees:20201016212032j:plain

テープを巻く前に 一寸走って ハンドルのしゃくり角度を 再度調整しました。

f:id:hirobees:20201016212228j:plain

いざテープを巻こうとすると、テープの注意書きに、『引き伸ばして取り付けるな』と書いてあります。

テープは引っ張りながら巻くので多少伸びるのは当たりまえ。困った注意書きですよ

ね???

強く引っ張ると ち切れることがあるのかもしれませんね。 気をつけて巻きました。

f:id:hirobees:20201016212704j:plain

ちなみに ハンドルはチネリ ジロデイタリア 

f:id:hirobees:20201016212626j:plain

古いコルナゴのクロモリフレームは、3ttt のステムとハンドルで組まれていることが多

いようですが、ボクの好みでこれで組みました。

f:id:hirobees:20201016212643j:plain

もうこの手のカーブのハンドルは少なくなりましたね。 

今のカーボンハンドルには殆ど無いポジションになります。 

f:id:hirobees:20201016213230j:plain

巻けました。 えっ! 作業風景は? って? 

そんなのはYouTubeに いくらでもあるので そっちで検索して見てくださいね。(笑

f:id:hirobees:20201016213245j:plain

巻き終わりに貼る粘着テープも、丁寧にも同じ柄の物が付いていましたが、今回は不要

でした。

このバイクは 歩駄(ポタリング)用で 上ハンで エルゴを持っても 結構前傾のきつ

い レーシーなポジションになり、下ハンを握ることはほぼ無いので  今回は逆巻

きで巻いたからです。

上から巻きはじめて、終わりをエンドキャップで固定する巻き方です。

(巻き始めと 巻き終わりには 念のため 両面テープを下に入れています)

f:id:hirobees:20201016212959j:plain

昼食後から作業して、夕方になりました。お天気は下り坂で 曇ってきたようです。

試乗で 近くを少し走ると、雨がポツポツ降ってきて慌てて帰宅。

 

このバーテープ 素手で握っても とてもグリップが良いです。

アルミハンドルの微振動も 和らげてくれるようです。 

カラーも 厚みもいろいろあるので 今後は、このテープを愛用しそうな予感がしま

す。

 

体調も、心なしか これを書いている今夜は 少し調子が良いです。

自転車乗りは 自転車を弄っていると元気が出ます。 現金なもんですね。