サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

女性に抜かれて、パワーを貰うって、どうなん?

今日は久しぶりに、朝から割といい天気です。

梅雨の間の、こんな日はむし暑いけど、黄昏時の箕面練。

猪名川~池田~五月丘~箕面駅前~箕面ドライブウェイ~高山公民館。

いつもの往復コース、15時半頃、家を出た。

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猪名川池田呉服橋下流の渡石。さすがに今日は水量が多い。

池田から、五月丘を越えて箕面駅前から箕面ドライブウェイへ。

駅前からスタート地点の浄水場前信号までがこのコース一番の傾斜。

あえてここを走らない(登れない)初心者も居る。

浄水場前信号で28℃。

箕面山荘までは九十九折れの登り。

無理をせずに息が切れない程度に頑張って9分。

箕面滝上駐車場までは緩いアップダウンで、一気に上がった心拍を整えながら流す。

谷沿いのドライブウェイは冷気が溜まっていて、汗ばんだ体に心地よい。

勝尾寺別れの三差路で24℃。

箕面ダムのトンネルを過ぎ、頑張り所の野菜売り場を過ぎて。

最後のだらだらとした登りがしんどいなと思いながら走ってた。

箕面霊園あたりで、突然、後ろにロードバイクの気配を感じた。

「こんにちわ」と黄色い声で挨拶をくれて、女性が追い越してった。

スペシャライズドのターマックかな? 軽快なペダリングで、お主ナカナカ出来るやんって感じ。

僕も少しピッチを上げて女性に並ぶ。「登り、軽快ですねぇ」と声をかけてみた。

女性、笑顔で、「いえいえ、暑くてたまりませんねぇ」というお返事をくれた。

僕、「えぇーこの辺りは下界に比べたら、めちゃ涼しいですやん~」

女性、「あ~それはそうですねぇ、さっき下の駐車場に車を置いて、走り出したばかりなんで・・・」

どうやら、仕事帰りか、箕面滝上の駐車場まで車で来て、夕暮れ時の練習をしているのだと判った。

僕、「一人で走ってたら心が折れそうになりますけど、追い越してもらって、少し元気がでました。」

女性、さらに笑顔で「それは良かったですぅ。」

現金なもので女の子 に追い越されて、ちょっとお話をしたら。

途端に元気が出て、パワーが出て。

「お先に」と一声、ダンシングで加速して、公民館までもがいてゴール。

そのまま軽く流して、Uターンして公民館でコーラ休憩。

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さっきの女性はどうしたのかなと振り返ると、公民館前でUターンして下ってったようだ。

しんどいけど、ひんやりとした山の夕暮れ時の空気が火照った体を冷やしてくれる。

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もう少し早く家を出たら、17時の公民館のチャイムが聞けたのに、残念。

コーラを一缶飲み干して、豪快にダウンヒル、この季節になるともう寒くも無く、最高の気分でぶっ飛ばす。

自転車でのダウンヒルにはパワーはいらない。

よく効き、コントローラブルな、出来の良いブレーキは必須。

あとは体重とテクニックと、注意力と度胸もあったほうがいい。

僕は若い頃はバイク乗りだったので、下りをぶっ飛ばすのに恐怖感はない。

オートバイより断然軽いロードバイクは、ターンが非常に軽快なのが良い。

この爽快感があるから登るんやね。

滝上駐車場の手前で、また先ほどの女性が登ってきて、すれ違って、こくりと挨拶。

駐車場と公民館を何度か往復してのトレーニングなんやね。

ちょっと離れて、男性ともすれ違ったので、カップルで練習なのかもしれないな。

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池田旧市街の裏道、酒蔵の細い路地裏通りに入ってみたら、路地裏に染みついた、日本酒のいい香りがした。

来た道を往復して6時半頃帰宅。 2時間半、60キロ弱。


それはそうと、若い男性に追い抜かれても、がっくりするだけで。

追いつく気力も湧かないし、追いつこうとしても、追いつく事も出来ないのに。

若い女性に追い越されると、不思議にパワーを頂くのは、どうしてなんだろうね?