豊中から池田へ、何時ものルート。猪名川を遡って兵庫県猪名川町へ
猪名川町、紫合(ゆうだ)から阿古谷へ。
上阿古谷、明神橋から小さな峠を越えて、12号線道の駅いながわへ出る、何時もの12号線渋滞エスケープ遠回りルート。
1時間ほど走って、11時半頃。道の駅で一休み。
今日の最高気温は10度くらいの予報。長袖アンダーに、長袖ジャージ+ウインドブレーカ。下は起毛ビブタイツ、つま先だけのシューズカバーといういでたちで出た。
往路は上り基調で、ちょうど良かったが、復路は下半身が冷え気味でちょっと寒かった。
もう僕ののんびりサイクリングでは、真冬の防風ウェアでないと寒い季節になってきた。
下佐曽利から北に入り、波豆川へ。
特徴のある三角の連山が見えてくると波豆川集落も近い。
マイフェイバリットポイントの波豆川集落八坂神社に着く。
石段下に自転車を停め、久々の本殿に参詣する。
手口を清めてお参りする。
今日は寒くなったようでも手水鉢の水は凍っていなかった。
真冬には1センチくらいの厚みの氷が張っていることもあるので、まだ今年は暖冬なんだろう。
能舞台は一昨年茅葺屋根がプラスチックの瓦屋根になってしまった。
境内の納屋。以前はこんな風な茅葺だったんだけど、これも時代の流れで致し方ないのかな。
石段を降りて、北側、波豆川集落を見渡す。
時折、西の大坂峠から下ってきたサイクリストが東へ走っていくのが見える。
今日の愛車はTIME VX EDGE 今日は微風の予報だったのでボーラを履いてきた。
時間は12時過ぎ。今日はこの後はどうしようかな。
久しぶりに大坂峠を越えて新蕎麦でも食いに行くか。
もう観光客も少なくなって、長時間待たされることも無いだろう。
短いが急坂の峠道を登る。
いきなりの急登で息が荒くなってくるが、すぐに傾斜は緩み、やがて峠に着く。
ここは宝塚市と三田市の市境になっている。(木器はコウズキと読みます、昔この辺りでは塗り椀の素地、木工ろくろ引きが地場産業だったそうです。
峠の地蔵は今日も居なかった。代わりの石の塊が置かれているだけ。
木器集落(こうずき)にダウンヒルして、鐘楼の家から北側の山裾に登って行くと蕎麦屋がある。
ここに来るのは3年?4年?ぶりかな?
時間は13時前。ここは14時でオーダーストップ。
春から秋の、気候の良い頃の土日の昼時は何時も観光客でにぎわっいて1時間近く待たされることもあり、最近は立ち寄ることもなくなっていた。
2組ほど玄関で待っていたが10分ほどで店の中に入ることができた。
座敷に上がるのは、靴を脱ぐのが面倒なので、一人暗い土間の席に座る。
目の前で炭火でヤマメが塩焼きにされていていい香りがする。
ざるを頼む。ここの蕎麦は十割蕎麦なので待ち時間が長い。
太く短く固めの真っ黒な十割蕎麦で、よくかまないと喉を通らない。
つるつると喉越しを味わうような蕎麦ではないので、意外な食感で期待はずれに帰る客も結構居るようだが、新そばの香りは濃い。
食べ終わった頃に蕎麦湯を持ってきてくれる。まったりとした香りを味わって、満足して店を出た。
店の前の床机に座って身支度をする。
目の前には羽束山が鎮座し、山裾には羽束川が流れる木器集落の絶景。
帰路は羽束川沿いに下る裏道にでて、千刈湖に出て道の駅猪名川に戻った。
15時半帰宅。
走行時間4時間くらい。今日はリヤホィールのマグネットを取り付け忘れて、サイコンが動かず、走行距離は不明。時間からして80kmくらいかな。
初めにも書いたが帰りは下半身が冷えて腰痛も出てしんどかった。
サドルが高めで、空気圧も高めで腰に来たのかも?
黄昏錬以外で北摂を走るのは、今年はもうこれがラストランになるかな?