サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

GDRメテオに28cタイヤを入れてみた。

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僕の住んでいる街は大阪北部の古い衛星都市。

築80年は経つ、お向いの屋根の大黒さんと恵比寿さん。

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駅近くには商店街もありますが、朝夕にはウグイスの囀りが聞こえるほど、住宅街は静かな緑も多い街です。

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このところの外出自粛令で家にいることが多くなりがちですが、天気の良い日は散歩したり、河川敷を自転車で走ったり、近くの低山をハイキングしたりと、1~2時間から半日くらいの運動はしています。

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意外にも河川敷の広場やグランドは、普段よりも家族連れや、休校中の小中高生で結構な賑わいです。

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賑わっては居ても、広い野外なので人の密集は無く、人出は多くとも比較的安全だとは思いますが、公衆トイレなどはどうしても衛生面で不安になりますね。

僕は排便は朝一に家で済ませる習慣なので、公衆トイレは小用以外使用することはありません。

また、食事はサイクリング中でも携帯食で済ませることが多く、コンビニにも余り立ち寄りません。何時も一人で郊外をサイクリングするスタイルなので、僕の場合、近郊への外出を自粛しなければと言う自覚はわりと少ないですね。

先日の土~日曜日には、サイクリストが集団で走っている光景に何度か出会いましたが、一人で走りに出る勇気が無いのかな? こんな時こそ、一人でサイクリングすることをお勧めしたいですね。

一人で走ることを不安に思う方がいるかもしれませんが、僕はコロナの感染以外にも、大勢で走る方が落車や接触による事故は多いと思っています。 一人のほうが前方や路面にも注意しますし、他人のペースに戸惑うことも無く、人の後ろばかり走っているよりも、風景を新鮮に感じると思います。

 

意外にもマスクをして走っているサイクリストが居たり。(花粉症?)野外の散歩でもマスクをしている方がほとんどで、マスクが手に入りにくいい現状では、違和感も感じますね。

今は、人混みや街中の公衆でエチケット的にマスクをすることは仕方が無いかも知れませんが、僕は野外ではマスクの必要性は、余り感じていません。

そもそも、やむなく使い捨てマスクを何度も使っている方がほとんどと思われる現状では、衛生的な効果はほとんど望めず、マスクは気休めでしか無いのが現実でしょうね。

ウイルス騒ぎ初期にマスクは一度の外出で使い捨てだとか、耳ひもを持って外して捨てなさいとか言われてたのは何だったんでしょう?

 

つい先日は5台ある自転車のうち、よく乗る3台を一日に1台ずつ、半日かけて丁寧に洗車したりもしました。 こんな時にこそ、愛車を綺麗に洗車や整備してやって欲しいと思いますね。 

前書きが長くなりましたが、今日は一月前に、GDRメテオの普段使いのホィールに、28cのタイヤを入れてみた感想を書いてみようかと思います。

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今までは23cのタイヤを使っていました。 チューブラータイヤは23cでも結構乗り心地はいい方ですが、体重73㎏の僕は7気圧以上入れるので、どうしても固めの乗り心地になってしまうことは否めないですね。

このGDRメテオのフレームは、元々タイヤクリアランスが大きめだったのもあり、最近のワイドリム流行で25~28Cのタイヤが数多く出回り始めたのもあって、以前から一度太めのタイヤを試してみようと思っていました。

チューブラータイヤ用カーボンホィールは二組持っていますが、旧式のナローリムには25Cタイヤの接着が限界だと思います。

今回はナローリムですが、普段使いのクリンチャー用アルミリムに28Cタイヤを入れて走ってみました。

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28Cタイヤを入れたホィールをセットしてみました。 フロントフォーク、バックフォークともに、未だ5ミリ程度のクリアランスがあります。32Cくらいまではなんとか入りそうですが、重いタイヤは要らないし、ロードバイクにはこれ位で十分だと思いました。

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カーボンフレームでもチューブが細めのメテオなのですが、見た目はそんなに変わらないかな。

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いままで使ってた23cの指定空気圧は7~10bar で7,5bar で乗っていました。

同じタイヤで28cの指定空気圧は5~8barなので、2気圧くらい減らせるかなと思いましたが、取り合えず 6,2bar 入れてみました。

乗った感想ですが、明らかに乗り心地が良くなりました。石畳の上なんかでも振動が柔らかく伝わり、ハンドルの手に伝わる振動も柔らかく優しく感じました。

もう少し空気圧を減らしてもいけるかもしれませんが、重さを感じるかもしれませんね。後で数字的な比較も書きますが、タイヤの重量増もほとんど感じませんでした。

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今回使ったタイヤは普段から愛用しているビットリアのオープンコルサGです。

重量比ですが。

Vittoriaのカタログ値では、23cが245g。25cが255g。28cが270gです。

2サイズ大きくしても実質25gの増加でした。

タイヤよりも問題だったのがインナーチューブです。

手持ちのチューブが、18~23c、18~25cしかなかったので、ビットリアのレース用チューブを検索したら、カタログでは25c、28c、32cと各サイズがあり、28cは105gでしたが、何処にも売っていない。

しょうが無いので、コンチネンタルのチューブを取り寄せてみたら、25c~32c用しか無く。見た目は一回り太いサイズのチューブで重量も136gもあり、これはちょっとデカすぎるなと・・・。

とりあえず18~25c用のチューブを入れて組みました。

 

23cと28cとでは 単純計算で断面積は1,5倍になり、体積も1,5倍になります。

数字だけでも載り心地がソフトになるのは想像できますが、走りの重さは乗ってみないと判りませんでした。

このホィールはカンパ用のフリーなので、翌日にクロモリ車のCOLNAGOマスターオリムピックにも、なんとかぎりぎり入ったので、入れて走ってみたところ、こちらは余りいい感触は受けませんでした。走りの快適さよりタイヤの重さを感じました。

カーボンフレームとクロモリフレームとで、感触がかなり違ったのは意外でした。

 

一月程これで走っていますが、平地では非常に快適です。7パーセントくらいの坂道でも余り違和感もありません。

僕は最近はやりのワイドリムの必要性は全く感じませんが、28cタイヤは気に入りました。