50代半ばから始めたサイクリングだが、
一年ほど経つと 年の割に怖い物知らずで ソロで結構遠出もしていた。
亀岡 廻り田池で
北摂を走っている方のブログを見たりして サイクリングコースを探したり、
20代後半から30代にかけて オートバイツーリングで走ったコースなどを思い出し、
地図とにらめっこしながら 走ってた。
10年前はまだ 今の様な 便利なスマホも無かったしね。
三田市 有馬富士公園で
一人で楽しむのは 若い頃からの習慣というか 僕の性格。
10代から20代の登山にしろ 20代後半から30代にかけてのオートバイにしろ
そういうスタイルで 楽しむことが多かった。
( 厳冬期の雪山登山とロッククライミングは さすがに一人では無理で 社会人山岳会に入って教えてもらった。)
いささか遅くから始めたサイクリングでも 迷いなくそういうスタイルになった。
でも、本当は熟練の方がいる サークルにでも入っていれば
もっと早く サイクリングの力が付いたかもしれないなと 思うことはある。
青野ダムで 2010年
篠山城址で 2011年
2011年に篠山城まで脚を伸ばした際は 帰りはもう ヨレヨレだったな。
2012年11月 服部緑地シクロジャンブル
2011年の秋に ブログと大阪服部緑地のフリマ、シクロジャンブルで知り合った
京都のハンドメイドサイクルキャップ 縁(えにし)主宰のKさんが
京都北山最奥部の 佐々里峠のサイクリングに誘ってくださった。
2011年11月 京都北山 佐々里峠
この時が 僕にとって初めてのグループライド (たった二人だけど)になった。
この時初めて 気の合う方とサイクリングする楽しさを 教えて頂いた。
Kさんは僕とちがって たいへん気遣いの出来る ベテランサイクリストさんで
昔話に話が逸れました。
バス停前の自販機で ミルクティーを買い 補給食のパンを出して 休憩。
小春日和の日だまりが心地良い。
休憩後 杉尾までの長い下りに備え ウィンドブレーカを着る。
杉尾から 県道12号を帰路につく。
ここからは追い風の下り基調で 脚も軽やか、
35km/hで巡航しても 心拍は130辺りで止まってる。
林田のコンビニを過ぎて 12号線を右に逸れ くろまんぶにも立ち寄ることにした。
北側から登る道は 分譲住宅地への道で緩やか。
分譲住宅地から くろまんぶへの道に入る
くろまんぶ北側
木津から林田に通じる くろまんぶ (津坂トンネル)北側
くろまんぶは 明治時代に 地元の方が金を出しあって 彫られた隧道だが
ここ数年前に何度か補修され 隧道の壁はほぼコンクリートで固められてしまった。
当時は掘られた壁の岩肌が黒かったので 「黒い間夫」から 「くろまんぶ」と呼ばれたらしい。
猪名川対岸の栃原には後にレンガ造りの隧道が掘られ くろまんぶと対比して あかまんぶと呼ばれたという。 今は埋められて僅かな痕跡があるのみ。
くろまんぶを抜け 落ち葉に敷き詰められた葛籠折れの道を下ると
楊津小学校前から猪名川に出る。
橋の袂の お婆さんの和菓子屋さんから右折して 歴史街道の遊歩道に入る。
大豆畑と猪名川に挟まれた歴史街道を 景色を楽しみながらゆったり流して
道の駅でトイレ休憩
12号線に戻り 屏風岩から阿古谷へ登る。
北田原 苔のテラス
何時もの 復路休憩場所 苔のテラスで最後の休憩。
補給食の最後のパンを食し 家までのエネルギー補給
悪魔おじさんは昨年 秋の埼玉のサイクルイベントに 招待されたらしいね。
苔のテラスは いつ来ても静かで 春は桜 秋は紅葉が楽しめる。
夏場はヤブ蚊が多いので 僕はあまり立ち寄らない。
この辺りはハイキングコースで ハイカーもたまに見かけるが、
一人で休憩していると リスが突然現れ 地上から樹上へ駆けていくこともある。
ここからすぐの小峠を越えて阿古谷に入り 12号線に下れば
あとは家まで1時間余り。日没までには余裕で帰れる。
ここからの帰路は久々に峠道をいくつも越えたので 膝に少し痛みと疲れが出た。
今週は25度近くの日が続いて 長袖では暑くて 走れないくらいだった。
未だ 膝痛が少し残っているが 週末には治まるだろう。
久々に充実した里山ランになった。