サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

☆黒枝豆求めて、担ぎが入った はらがたわ峠越え その3

 はらたがわ峠は、峠付近の地すべりで通行止め。 この峠はほとんど車も通らず、すでに廃道寸前だったので、今後、重機を入れて保守されるのかが心配になる。 ここがこのままだとR173のトンネルを抜けることになり、自転車人にはこの旧道の峠の魅力も半減することになる。 
 
 何とかクリートがペダルに嵌るまで 泥土を掃除をし、走り出す。 峠から別荘地を下り、R173に合流。天王を駆け下って、r 601から309の羽束川沿いの渓谷沿いの快適コースに入る。 天王を下りだすと天気が俄かに冬空になり今にも時雨れそうな曇り空。 峠でウィンドブレーカを着たが、まだ肌寒いので 登りで脱いだアームカバーをつけようと停車するが、左足がペダルから外れず、こけそうになり、あわてて右足を外し何とかセーフ。 クリートの奥まで入った土がイタズラしているようだ。
 
 今日もひっそり、静かな篭坊温泉街を抜ける、大銀杏はほんのり色づいているが未だ辺りも紅葉には少し早いようだ。 渓谷沿いの緩やかな下りの道を、快適に飛ばして後川(しっかわ)の集落を抜ける。
 r12号を横切るあたりから所々で黒枝豆の臨時販売の看板や幟が立ち始める。スピードを落として貼りだされた値段を見ながら、もいだ枝豆の袋入りを置いている店を探す。
 結局買ったのは小学校の近くのガレージのお店。値段はなんと一袋300円。 思わず2袋買おうか迷ったがほかにも 買いたいものがあるのでポケットの空きが無いので我慢する。
 
篭坊温泉の大銀杏、さらに色づいて散りだすと美しい。
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 小柿渓谷を抜けて、野外活動センターに出ると、空も開けて、三田の明るい農村風景になる。天気も再び雲が切れ 温かい太陽の光りが差してきた。
 
野外活動センター入り口向かいの 駐車場の自販機前で一服、ついでにボトルの水も補給。 
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 県道37号を南下しだすと 朝からボクを苦しめた北風が今度は背中を押してくれて35kmで快適巡航。 
 
 やがて上槻瀬のつくし館に到着、時間は1時過ぎ、腹も減って肌寒いので昼食に焼餅入りの熱い汁蕎麦を頂く。 ついでに家内の土産に薄く切ったかき餅と草餅を買う。 ここでも袋入りの黒枝豆は売られているがほぼ同量で値段は倍近くした。
 
ここで今日着ているマビックのウィンドブレーカのもう一つの出番。 この背中のポケットがかなり大きいので土産を入れるのに重宝するのです。   つくし館前のベンチで。
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これだけのものが、悠々、楽々入ります。 もう一袋枝豆買っても良かったかな?
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ジャージの背中のポケットとダブって、少し腰の辺りが窮屈になるがチャックが有るので何より土産を落とす心配が無いのが良い。  暑くなって脱いだ際は、くるくる丸めて両袖を腹の前で括るとウエストバック風にもなる。
 
 つくし館で食事休憩後、下槻瀬で県道37号を東に左折、羽束川を渡って 今日三つ目の峠、県道323号、大坂峠を越える。
 
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くちくなった腹をいたわりながら はぁはぁ、ひぃひぃと 大坂峠越え、今日も不気味な峠のコンクリ塊のような地蔵を横目で見ながら、一気に波豆川に下る。 
 
波豆川の広いコスモス畑は、もう見ごろを少し過ぎてしまっていた。
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その4に続きます、もう少しお付き合いください。