サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

☆黒豆求めて、担ぎが入った はらがたわ峠越え その2

 浮峠を下りR173を横断して旧道を登る。  はらたがわ峠の分岐までは、ダラダラらと長い登りが続く。 今日は気温が低いので、大汗をかかないように登ってゆく。
 
 R173 旧道、一里松キャンプ場前で 足付き1回、記念写真。 ここらあたりまでは順調だった・・・・・。
 
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 R173 旧道の最後のきつい登りを越えると、はらがたわ峠への分岐だが、なんと通行止めの看板がたっていた・・・。
 
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 通行止めの看板だけで柵等は無い。 倒木でもあるのだろうか? この峠道はつづら折れの登りで、大きな谷筋は無い。 崖っぷちの道では無いので 少々の障害物は、何とか越えれるだろうと判断。 とりあえず、行ける所まで登って見る事にする。 
 台風28号の雨は、大阪では大したことは無かったが、県境の南斜面のここらあたりでは かなり雨量が多かったのだろう。  少し登ると路面に水が流れて 土砂が覆っていたが走れないほどではない。 荒れた林道程度。 これくらいなら何とか走れる、大丈夫。 しかも200mも進むと、水の流れも、土砂も無くなり、何時もの峠道になる。 つづら折れを登っていくが所々に切られて端に除けられた倒木があるが、車もなんとか走れる感じで これなら通行止めにしなくてもいいんじゃないかと思いながら 峠手前のきつくなった最後の直線の登りをダンシングでゆっくり登っていくと、 なんと峠のすぐ手前の切り通しの東側の斜面が地滑りを起こして、倒木と土砂が完全に道をふさいでいた。
 
この画像は 土砂崩れを越えてから 峠北側から撮ったもの。  
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 以前からこのあたり峠手前の路面状態は荒れていたのだが、自転車を降りて少しぬかるんだ土砂崩れの際まで行き、向こう側を見ると10m四方ほど東側の斜面が地滑りを起こしたようで 折り重なった木の間から、向こう側にはらたがわ峠の広場が見える。 
 土砂崩れの上には太いタイヤの後が数本在る。オフロードバイクのタイヤの後だろうか? すでに何人かは、ここを乗り越えたようだ。 引き返すか? いや向こうにもう峠が見えているのにそれは無い。 バイクも越えたみたいだから自転車を担げば何とかなるだろう。
 問題はシューズ! ぬかるんだ土にシューズが埋まってしまうようなら止めにしたい。 それにクリートに土が詰まると後が大変だ・・・・・、スピードプレイのクリートには嵌めっぱなしの穴あきカバーを着けている。 ためしに脚を1歩そっと踏み出すと結構土は締まっている。 ・・・・で決断!自転車を担ぎ越えることにした。
 
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 一歩一歩、注意し、何とか 滑って尻餅もつかずに越えた。 シューズもそんなには汚れなんだ・・・・・・しかし・・・・・。
 
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 シューズの裏側には やはり土が びっしりと着いている。 このままではクリートは嵌らない。 
 峠で休憩しながら 乾いたところを探してへたり込んでシューズを脱ぐ、木の枝で靴底掃除。 道横の側溝の水溜りでクリート付近を洗うが 粘土質の土がなかなか取れない。  二度三度と何とかクリートが嵌るまで掃除して峠を下る。 この後はずっとクリートをはめるのが硬くて困った。 このあと停止の際に、左足が外れなくなり、こけそうになった・・・・。危うく右を外して何とかセーフ!
 
その3に続きます。