サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

master olympic のオーバーホール

2日ほどかけて、オーバーホールを行なった。

最近は手先を使う作業をすると親指に痛みが出る。半日整備すると腰痛もでて、以前は1日でできたことが2,3日かけないと身体がしんどくなる。

まずはゴリが出ているフロントフォークを外す。レンチは32ミリを2丁。

上ワン内はデュラのグリスもきれいに残っていて汚れもほとんど無かった。

ロックナットと上ワン

画像ではよくわからんが、下のベアリングには汚れがいっぱい入っていた。

上側のベアリングを洗浄してみると、レースの腐食が顕著。ここは購入時とほとんど変化はない。この原因は汗や水の侵入と前の持ち主が整備の手を抜いていたからだと思う。

しかし走行中にフォークを支えているのは下側のベアリングで、下側が生きていれば特に問題は無い。画像を撮るのを忘れたが下側のベアリンとワンを洗浄すると非常にきれいな状態だった。下側はどうしてもフロントタイヤからのホコリなどが入ってしまうのでゴリ感が出たのは汚れのせいだったのかな?

今回は面倒なヘッドパーツの交換はしないですますことにした。

新しく用意した新品のクイルステムとハンドルを仮止めする。

ステムはNITTOのPEARL 突き出しは100ミリ長さは150ミリで高めのポジションが出せる。

ハンドルは同じくNITTOのGRANDO RAUNDONEUR 390ミリの狭めのハンドル

肩の部分が少し高くなって上ハンを持ちやすい。下ハンはフレアしている旧型タイプのランドナーハンドル。こんなのもNITTOは現行品でつくってるんだな、貴重品。

最近流行りのロードやグラベルバイクについているフレアーハンドルもよく似たタイプ。

肩部分の幅が狭いのが好みで以前のカーボン製ハンドルは肩が広くて登りでバイクを振りやすいが、平地巡行ではイマイチ違和感を感じていた。

一月前にこのハンドルを手に入れてエサメキシコに取り付けて試してみると平地の巡行で非常にしっくりと走れた。もうヒルクライムは僕の膝が許してくれないので、マスターのハンドルも同じものに変えることにした。

2日目にワイヤーを通して仮組完成、

以前はブレーキのみデュラのナナハチを付けていたが今回はレコードのブレーキに変更、SHIMANOLÒからフルカンパのコンポに変更。www

試乗してポジションに問題なければバーテープを巻いて完成。

 

三日目に試乗、エルゴのブラケットを少し上に移動してポジションは決定。バーテープを巻いて仕上げる。

次の週末に2,3時間走って問題がないか確かめたい。 ハンドル幅が狭くなって平地の巡行は楽になったと思う。半面、立ちこぎのダンシングで自転車を左右に振りにくくなると思うが、もうヒルクライムは膝が許してくれないので、これでいいかと思う。