10日間ほど続いた仕事が一段落。
六十を過ぎてからは、三日も現場が続くと、手足腰の疲れが溜まって、回復が遅くなりました。もう無理の利く体ではありません。
今週の後半はもっぱら休養状態です。
朝晩は冷え込むようになってきましたね。我が家の居間では早々に電気カーペットを敷き、コタツのセッティングをしました。
我が自転車部屋も夜間は足元が冷えるので、タイルカーペットを敷いて、冬仕様に模様替え。 何やら時代遅れの物も写っていますが、まだ炭の火入れはずっと先になると思います。
天井から吊るしていたフレームのフロントフォークを回すと、ベアリングに、違和感を感じました。
そろそろこのフレームも、乗れるように組んでやりたいので、その前にフォークを抜いてヘッドパーツを点検をすることにした。
ヘッドパーツは’90年頃のカンパのアルミのCHORUS。
このフォークを抜いて点検するのは3年ぶりかな?
ヘッドのロックリングを外して、フォークを抜き、上下のベアリングの様子を見ると、デュラのグリスが黄色味を帯びた透明から白濁しかけたところだが、特にグリス切れの様子はないようだ。
グリスをふき取ってベアリングレース(玉受けと玉押し)の様子を見ると上ワンは腐食して虫食い状態、これがゴリゴリする違和感の原因だが、このフレームを手に入れたときにはすでにこんな状態だった。
ヘッドの上下のベアリングはバラ玉ではなくリテーナに収まっているが、右の画像の、上ワンの鉄球も鈍く曇っている。
ヘッドの下側のワンの状態は、玉受け、玉押し共、虫食いは無いし、リテーナに収まった鉄球も未だ光を失っていなかった。
リテーナと鉄球、ワンを洗浄し、上ワンの虫食いは、とりあえず耐水ペーパーで磨いてみた。(虫食いの穴が無くなるほどには磨けない)
ベアリングの鉄球は、上ワンには5/32 、下ワンには、3/16インチの球が使われている。
ベアリングの球はよく使うものは数種類ストックしているので、上ワンの球は交換することにした。
此処のグリスは粘度の高いデュラのグリスで良いでしょう。
組み直して、吊るした状態では、フォークを触るとまだ少しゴリ感があるが、実際の走行では、荷重はほとんど下ワンに掛かるので、とりあえずこれでも問題は無いかなと思う。
今回はヘッドパーツは交換せずに、もう少し使用することにしたが、
次回の点検では、予備にストックしているヘッドパーツに交換したいと思う。
(今回、交換したかったのだが、ヘッドパーツの脱着する工具がまだ無い。)
さて、カンパの9速オリジナルのコンポで組むか、それとも・・・・・・?
もう少しいろいろと考えてから組み上げます。
次の日曜日は晴れそうなので、脚の調子が良ければ、久しぶりに日吉ダムから京都北山の佐々里峠を訪れてみたいと思っています。
もう京都北山の木々もそろそろ色づき始めているでしょう・・・?
追記、明日30日は、急きょ家内の実家の介護デーになり、サイクリングは中止になりました。佐里峠は次週に順延です~。