サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

エルゴの変速レバーが折れた

4月13日土曜日の午後。オーバーホールしたマスターの試乗に出かけようと準備してた。

ウエアも着替えて、走り出す前に変速のワイヤー調整を再確認してたら、エルゴの左シフトレバーが突然折れた。ポキッと音もしないで、くっつけてたのが外れたような、静かな折れ方だった。

カーボン製でも折れる時は折れる。こういうのは突然起きるのでちょっとショックだったが、サイクリング中でなくてよかった。ちょっとしたことが落車のきっかけになるので。

幸いエルゴは予備が1セットある。試乗は急遽中止して左レバーを取り換えることに。

先日巻いたばかりの新しいバーテープを傷めないように慎重にはがす。これがとても気を遣う。手が大きいのでアルミハンドルは太目が好みで上ハンの部分のみバーテープは2重に巻いているので手間も2倍かかる。

エルゴの交換はバーテープのみならず、ブレーキ、シフト、両ワイヤーケーブルも抜いて入れ替えるので結構な作業。仕上げの調整も入れると3時間ほどかかって交換は終わった。

この時代の左エルレバーは、前ギヤトリプル兼用。この後デザインが変わっ握りが大きくなり、エルゴはダブル専用になり、変速も一段ずつしかできなくなった。

当たり前だが、変速レバーは支点のピンの切掻かれた一番弱い部分でぽっきり折れている。

左より右のほうがシフト操作の回数は多いが、トリプルの左変速レバーはダブルに比べると単純に1.3倍近いワイヤーのテンションによる負荷かかかるのでダブルギヤより折れやすいのかもしれない。

知らないうちに傷が入っていたのかもしれない、何か油脂に侵されて劣化していたのが突然折れるような抵抗のない折れ方だった。

試乗は明日の日曜日に延期となった。