前回はコンポを全て取り付けたところで終了。
ここから、11速カセットを入れたリヤホィールを取り付け。
チェーンを取り付け。
太番手の針金で作った自作チェーン引き。
チェーンのジョイントは、今回はKMCのミッシングリンクを使用。
シマノDURAチェーンにはジョイントが2個付いていた。これ単品で買うと結構高い。
余ったチェーンと共に大事に保管する。
チェーンの長さの決め方はいろいろあるが、僕はインナートップでガイドプーリーとのクリアランスがギリの処で決める。
(シマノの推奨よりは若干長めになるが、アウターローでチェーンが突っ張らないように。インナートップではテンションが緩めになるが、まず使わない。)
アルテグラ11速はRDをGSタイプ(ロングケージ)に帰ると32tまで使えるらしい。
もう僕がそんなギヤを入れて激坂を登ることは無いと思うけれど。僕がもっと老いても自転車に乗り続けていれば、必要になる時があるかもしれない。
チェーン取り付け後、スプロケットのロー側とRDのガイドプーリーの位置会わせをしておく。
FDのガイドの羽とチェーンリングのアウターとインナーの位置決めも、おおよそ合わせておく。
アウター側は手でFDのアームを押して調整する。
アウターケーブルをカットする。今回は取り外したものの長さを参考にしてカット。
カットしたらアウターケーブルのみフレームに取り付けて、長さが適当か確認する。
今回使うNISSENケーブルはこの状態で比べても、カンパやシマノのケーブルより柔らかく、しなやかなのが手触りで判った。
NISSENケーブルは、数色カラーも選べるが、今回はクリヤーを購入した。
長さが良ければ、カットしたアウターワイヤーの切り口をグラインダーで整える。
インナーケーブルは、ブレーキから取り付ける。ワイヤーを固定したら、ホィールとブレーキシューの位置決め、ブレーキシューの左右のクリアランス調整も行ってしまう。
ニッセンのインナーケーブルは非常に細いワイヤーを束ねているので、摩擦が少なく、しなやかなのだが。短く(2センチ以下)カットすると、勝手にばらけてしまう。
ばらけるともう細すぎて見えにくくて、注意しないと手に刺さる、足に刺さる、ホントに危ないので注意が必要。
ナロウリムに28cタイヤを入れているので、ブレーキシューのクリアランスを大きめにしてケーブルを固定しないと、ホィールを外す際にタイヤが外れないってことになる。シューをタイヤ幅ギリギリにセットして、あとはケーブル引き調整ナットでシューのクリアランスを詰め無ければならない。
シフトケーブルをSTIに通す。今回のSTIは未経験なので、シマノのサイトでサービスマニュアルをみてあらかじめ通す位置を確認した。
最近は紙のマニュアルが付いていないので何かと不便デス。
STI外側からシフトワイヤーを入れる。シフトワイヤーを通すSTI内側にはメクラブタ(グレーの部分)があって開けた状態でないとケーブルが抜けてこない。
(ここはシマノのケーブル使用時は専用のガイド付エンドキャップが必要。ワイヤーが急角度で曲がるので、NISSENケーブルでも専用キャップを使った方が良いかもしれない。)
ワイヤーが全てセットされた。ハンドルにケーブルをビニールテープで固定。
前後ディレイラーの調整後、試乗して問題なければバーテープを巻いて終了。
雨模様なので試乗は次の晴天の日に。
続きます。