先日、TIME EDGEのトリプル変速系のシマノ化と、COLNAGO MASTER OLYMPIC のワイヤー交換とプチ整備をした。
TIME EDGE はシマノ10速6600系で組まれていたのを手に入れ、
全分解し、オーバーホール後、デュラ7800系で組み直した。
その後カンパの10速RECORD、コンパクトギヤに組み直した。
さらに最近はカンパのトリプルクランク化して乗っていたのだが、今回エルゴレバーをシマノデュラ7800トリプルで組みなおした。
カンパニョーロのエルゴパワーは、9、10速時代まではフロント変速はダブル、トリプル兼用レバーだったので便利だったが、その分、組んだ際の調整はチョット難しいと言うか、微妙な調整が必要だった。
またそのワイヤーの引き調整を誤ると内部のダイヤフラムが摩耗して変速不能になりやすい。
シマノのほうがフロントの変速が、クリック感が優れているのもあるが、以前から僕の親指には仕事病みの障害があり、エルゴパワーのサムレバーの微妙な操作に時々痛みを伴うことがあったのもある。
今回交換したのは、STI、FD、RD、とワイヤーケーブル。
以前から用意してあった、7800系のトリプル変速セットは、FDのみアルテグラ。
猪名川河川敷では先日から土筆取りをする方をちらほら見かけるようになってきた。
もう春は確実にやって来ていて、自転車乗りには、うかうかしていられない季節になってきた。
今日はどこまで行こうかな。
マスターはフロント、50×40×30のトリプル仕様なので、ちょっと久々に、神経痛が出てから封じていたヒルクライムを、痛みが出ないか試してみたいな。
今日は天気も良いので箕面ドライブウェイを久しぶりに裏側から登ってみる事にした。
池田から五月山北側に出てR423を余野川沿いにゆるゆると登る。
ミドルギヤ40tに入れっぱなしで、1時間ほどで金石橋に着き、小休止。今日は週末の晴天日とあって、すれ違うサイクリストも多い。
金石橋から箕面ドライブウェイを裏側から登る。
高山公民館まではいきなりの急登になる。ここは流石にフロントはインナー30丁に落とし、久々にゼイゼイ、ハーハーして、挫けそうになりながら10分ほどで何とか足を着くことも無く高山公民館まで登り着いた。
久々に登りを頑張ったので、ハムストリングスに張りを感じる。
温かい缶コーヒを飲みながら日向の玄関に座って、ゆっくり休んで汗を乾かす。
この日のホィールはボントレガー製のアルミホィールとクィックを使ったが、この古いフレームのリヤの逆爪エンドとは相性が悪いのを忘れていた。
逆爪エンドには一昔前の鉄製のエンドナットやクイックが良いのだ。アルミ製のスキュワーでは、立ちこぎなどでトルクがかかると、ホィールがズレてしまう事があるのをすっかり忘れていた。(シマノやカンパの現行クイックなどでは、流石に滅多にズレルことは無い)
今日は走り始めて直ぐに2度ほどホィールがずれて、チェーンステイにタイヤが擦れてブレーキがかかってしまい、強くクィックを締め直した。
午後は気温も上がったので、長袖ジャージに春物のロングタイツで出たが、登りは汗を掻いたが、箕面ドライブウェイのダウンヒルにかかると、さすがに標高が高いので風が冷たかった。ベストのウィンドブレーカを持ってきてよかった。
でも若いローディーの中には短いレ―パンで走っている方も居て、そんなのを見るとつくづくわが身の老いを感じてしまう。(笑)
僕は手は大きいので、エルゴの上ハンからの操作には全く支障はないが、下ハンからのサムレバーの操作には、親指に痛みを伴い、しずらさを感じる。
手の小さい方は尚更ではないかと思う。
11速になってからの大きくなったエルゴレバーは使ったことは無いが、手の小さな女性でエルゴを使っている方を僕は見たことが無い。
まあこのクロモリフレームのマスターは、僕の持ってるバイクの中ではゆるりと走るバイクなので、エルゴでもそんなに支障はないのだが、TIME EDGE は下ハンを持つことが多くシマノのSTIに交換する必要があった。
話題をTIME EDGEに戻す。
今回の交換作業は。
6500のトリプルは6600より羽根が小さく、上手く変速できた。
6500のFDが合わなければカンパのFDを使うか、6600の羽根を削るつもりだった。
クランクはRECORDのトリプルクランク、こちらは、52×42×30を使用。BBは四角テーパー。
この42丁と言うミドルギヤが登り基調の道で重宝する。
チェーンはカンパ10速のままでも良かったが、中古のデュラ10速チェーンがあったのでそちらに換装した。どちらでも全く問題無く、気持ち良く変速する。
これで、TIME EDGEは、SHIMAGNOLO(シマニョーロ)コンポになった。
天気の良い日にまたテストライドし、レポートしてみたいと思います。