2015 7月25日
トリプルに組んでから、マスターの左(前変速)エルゴパワーが少しずつ調子が悪くなってきていた。 インナーからセカンドギヤまでは良いのだが。アウターに入れると走っているうちにセカンド寄りにスリップしてくるのだ。
アウターで走り続けると5分おきくらいにレバーを上げ直さないといけなくなってきた。
手に入れた時は見た目は新品同様だった9速RECORDのエルゴだが、第一世代のエルゴパワーは右左とも使っているうちに、こういう症状が出るものらしい。
移植後、マスターオリムピックはコンパクトのWギヤに戻したが、Wギヤの2度アップのレバー動作ではスリップの症状は出なかった。トリプルの3回アップまで引くと、ワイヤーの張力に負けて、滑ってしまうようだ。
エルゴの分解修理の情報を集めてみたが、どうも摩耗した小さな部品の交換が必要らしい。Wギヤでも滑るようだと交換が必要やなぁ。
今日も暑いが、17時前からエサメキシコの試走に出る。黄昏時、日差しはまだ暑いが川面を吹く風が在って、向かい風である以外はそう不快ではない。
伊丹空港北端まで走って微調整。
このフレームは80年代の物、古いのでボトルケージが一つしか付かない。
シートチューブ側にはポンプが付くが、ポンプのお飾りは今日は外して来た。
今日は背中のポッケにボトルを携行する。
RECORDのトリプルクランク。
今回は新たに 172,5㍉ 53×42×30のトリプルクランクセットを手に入れたのだが、53tのアウターギヤがトリプル用のディレイラーの羽根と干渉して取付出来なかった。
これはマスターもエサメキシコの両フレームのハンガーともダメだった。
W用ディレイラーだと全く干渉しないが、トリプル用のディレイラーの羽根が広くて、どうしても付かない。53tを使うにはハンガーのスリットを上に5㍉以上広げる加工が必要でこの加工はちょっと無理があるかもしれないと思った。
まぁ自分には53tなどと言うビッグなギヤは、峠の下りで60km/hオーバーの世界に突入しようと加速する時以外は必要ないので、手持ちのコーラスのクランクから52tのアウターギヤを外して移植した。
52tだと何とかギリで取付可能、これでも僕にはオーバースペックですけどね。
エサメキシコのエルゴはCHORUS。
これは元々マスターオリムピックに付いていたもので、結構使用感のあるものだったが、今回走ってみるとこちらのほうがクリックの節度がしっかりしていた。
マスターのRECORDのエルゴはまだ3,000km弱位しか使っていないのだけれど、もう滑り出したのは、最初の頃のエルゴのセッティング方法が間違っていたのかもしれない。
久しぶりにエサメキシコを自転車部屋の壁から降ろして走った。
ボクの拙い経験では上手く言葉で説明できないが、マスターよりこのフレームのほうが乗り心地が良く、走りが気持ち良い。
フォークのストレートとベンドの違いが大だと思うが、マスターよりも5、6年古いフレームは、ジルコチューブも少し細めで絞り具合もマスターの物とは違い、フレーム全体がマスターより柔らかいのだと思う。
このポストはデザインもお気に入り、サイドにサドルの取付ボルトがあるので、サドルの調整が非常に楽。ボルト一つで角度の調整も無段階にできるので具合が良い。
カンパのシートポストに替えてみようかと思った事もあるが、使い勝手が良いので替える気がしない。
ただもともと濃いグレーだったアルマイトをアルミ地が出るまで磨き落としたので、径が少し細くなってしまった。
このポストに馴染んだフレームのシートチューブに普通の27,5㍉径のポストが入り難くなってしまったのもあるのだけど。
池田の呉服橋下流まで走って引き返す。
犬を連れて散歩していた方と『また流されてしまったんでしょうかね?』と話してみたが、やはり砂利の下に埋もれているのではと仰っていた。
大規模な工事で作った段差もすっかり埋まってしまい、ただの平板な流れになってしまっている。
あの工事の意味は一体何だったんだろう?本当に必要だったんだろうか?
いずれにしても台風シーズンが過ぎないと渡り石の復元も何時のことやら・・・。
先週から走行後の鎖骨の違和感が少しだけマシになったような気がする。
昨年10月の骨折後、今年の3月の仕事中に水バケツを両手に下げて、おかしくしてしまったが、また少しは回復してきたようだ。
次はもう少しだけ遠出してみようかなと思う。
8月には3か月ぶりに検診がある。鎖骨と背骨のつながり具合が気になる。
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