サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

背割堤まで、淀川CR練

ラグビーワールドカップ、日本代表が南アに勝った試合は、今日まで再放送を3回も見ました。何度見ても素晴らしい試合でした、全く見飽きません。

今夜は第2戦、対スコットランド戦です。南アに負けず劣らず手ごわい相手ですが、
僕らは日本でテレビを見ながら、ただ日本代表を応援するだけです。

この連休もいろいろと雑用があり、結局遠出のサイクリングには行けずじまい。
身体が鈍って来たので今日は朝から、久しぶりに淀川CRを背割堤まで走ってきた。

今日乗った自転車は、COLNAGO MASTER OLYMPIC
9速エルゴから、7800デュラエースへコンポを入れ替える作業が、やっと仕上がったので、この自転車を試走してみることにしました。

家を出たのは9時半過ぎ、まず神崎川CRを淀川合流へ向かう。
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しばらく来ない間に、JR城東貨物線の新しい鉄橋工事がかなり出来上がっている。

もう阪急電鉄の淡路、下新庄間にあった実家を処分したので、この辺りに来ることが無くなってしまった。
JRの新路線、大阪外環状線複線化工事が着々と進んでいるようで、そう言えば赤川鉄橋が渡れなくなってもう一年になるのか。
あわせて、実家の横を走っている、阪急京都、千里山線、淡路駅付近の高架工事も、この新線との接続工事が着々と進んでいる。

もう3~4年すると子供の頃から慣れ親しんだ、下新庄から淡路駅辺りの風景はすっかり様変わりするだろう。自分の故郷もこうして、心の中の風景になっていくのかなぁ。

今日の神崎川CR は雑草が背丈ほど伸び、刈られていないので、道が狭くなり、直線以外、見通しが悪く、歩行者も多いので、危なくて自転車のスピードが出せない。

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この辺りは神崎川左岸にあるボートクラブの練習風景が昔から見られるところで、この風景も、ボクが子供の頃からずっと見てきた風景の一つです。

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神崎川CRから、淀川の右岸堤防に上がると、さっそくこいつの洗礼です。

ママチャリの中高校生などは慣れたもので一旦停車もせず、足だけ挙げて、自転車のフレームやペダルをガチャンとぶち当てながら平気で通っていきますが、ボクは大事な愛車をそんな目に会わすわけには絶対いきませんから、手前で一旦止まってそろそろと自転車を当てないように注意深く、通り抜けます。

いったん、河原に下りて鳥飼大橋の下をくぐってから堤防に上がり、上流側の歩道橋を左岸に渡る。
枚方までは、堤防の上も河川敷も、いくつもバイク止めがあって面倒くさい。

しばらくは左岸堤防上を走り、枚方大橋を潜り、公園を過ぎると何時もの休憩地、関西医大前の広場に到着し最初の休憩。

今日はカラッとした空気のいい天気で、休憩していると風が凄く気持ちよい。
乾いた喉に冷えたコーラが美味い、珍しく350㍉缶一本全部飲んでしまった。

コーラを飲み干して直ぐ出発する、淀川CRは往路はいつもの向かい風。
ここからはうっとおしいバイク止めも無い、小河川を渡り河川敷の広い遊歩道を御幸橋まで30~35キロ巡航で頑張る。

しかし樟葉ゴルフ場を過ぎ、河川敷の木々が無くなると途端に向かい風が強くなり、御幸橋までは25キロまで速度が落ちる。
今日は、ずっと河川沿い平坦コース往復なので、ここですこし頑張らないと全くトレーニングにならんコースなのです。

連休最終日でCRはサイクリストも多い、今日は誰にも抜かれず頑張った。
御幸橋を渡って、背割堤の石畳を今日の目的地、南端広場までゆく。イメージ 1
着きました。

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ここまでの距離は豊中市の家から43キロほど、今日は走行時間は2時間を切った。
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散歩のおじいさんが体操中。
それをカメラで撮っている僕も、人が見れば白髪頭の爺さんか!
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マイフェイバリットポイント、何時来ても素晴らしい桜並木の背割り堤。

堤南端広場で、ゆっくり休憩してから堤の下に下りて、堤をぐるっと回って帰る。
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・・・つもりだったが、今日は補給食を忘れた、家を出てから何も食べていない。
特に腹が減ったわけでもないが、今何か腹に入れておかないと帰る途中でガス欠になったらヤバいかな?

御幸橋を渡って京阪電鉄の踏切。
京阪電車って久しぶりに見るが、こんなカラーやったかな?
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石清水八幡宮の駅前のコンビニで買い物。
神社前の太鼓橋の公園で軽く腹ごしらえをする。
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ここで9速エルゴから、10速7800デュラにコンポを交換したMASTER OLIMPICを紹介しておこう。
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今回の一番の変更点はステムとハンドル。
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このフレームはTOP、C~C、550㍉で僕にはやや大きめ、(540~545が適正か)ずっとポジションがしっくりしなかったので、思い切ってスレッドステムを抜き、コラム変換コンバーターを刺して、長さ、角度も豊富なアルミCNCのアヘッドステムの短めの80㍉を選び、ハンドルは古いアルミパイプの物から、以前GDRメテオに使っていた3tの浅めのしゃくりのカーボンハンドルを付けた。

Colnago master olympicは古いクロモリフレームだがリヤエンドは130㍉で現行仕様。クロモリロードレーサーの全盛期の最終形とも言える時代の物。
カンパもCレコ以前の時代のフレームはクラシックレーサーとして、そのままのコンポで、時代と乗り味を楽しむのが良いかもしれないが、このクロモリ最盛期物は新しい最上級のコンポと組み合わせて、その乗り味と性能をフルに楽しんでみたいと思い、今回コンポを入れ替えた。
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交換したコンポは前後ディレイラーSTI、前後ブレーキキャリパー、これらは予備に買い置きしてあった7800デュラ。もう現行と言ってもシマノでは二世代前のコンポになってしまうが、ボクは個人的にはシマノ7800デュラでロードレーサーの機械変速機は、機能的にはほぼ完成したのではないかと思っている。(7800デュラのクランクは、レーサー用の設計でCTクランクが無いのがつらい処だが。)
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今回直付けFDのみ、新たに購入したが、結構78デュラは人気があるようで、中古市場の取引相場は6~7Kと、いい値段だったが、このFDの出来が素晴らしい。
クランクはカンパ10速時代のスクエアテーパーBBとカーボンコンパクトクランクの以前からの組み合わせのまま。チェーンは、カンパ9速用から、7801DURA-ACEに変えた。カセットもデュラの9速から10速に。あとワイヤーもフリクションの少ないものに替えた。
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今日走った感じではハンドルとフロント回りの剛性感が以前より増し、ステムを短くしたのもあってか、ハンドル回りの挙動がレーサーらしくなった。

何より前後とも変速が軽いタッチでスパスパと決まり、走っていて非常に気持ちが良い、これが78デュラエースの真骨頂かな。

エルゴの9速サムレバーは動作が硬く、自分には全くしっくりこなかった。
最新のエルゴのタッチは知るべくもないが、カンパの親指シフトは僕にはどうも馴染めない。カンパのエルゴは見た目は好きなんですけどね。

これで、もう少し乗り込んで微調整をすれば、もっと楽に走れそうな気が今はしている。

昨今はロードバイクも電動変速機が上級車では主流になりつつあるようだが、アマチュアサイクリストには、そんなものが必要とは全く思わない。
右手のレバーの変速操作も、デュラエースならローからトップまで2秒もあれば十分可能だし、前変速も吸い込まれるようなタッチでチェーンが移動する快感が良い。

ボクはロードレーサーのようなシンプルな、そしてエコな乗り物を電動化する必要を全く感じない。予算が在るのなら、ホィールに金をかけるほうが絶対良い。
機械式変速機も消耗品と言えば消耗品なのだが、IC化され、電気製品となったコンポの寿命は昨今の家電のように、使わなくとも劣化していくのではないだろうか?
進化の早いIC製品のスペアパーツを10年も作り続けることはまず無いだろうし、
やがて古い電動コンポはセットで使えなくなるのだろうか?
デジタル音痴の僕には良くは判りませんが、手入れすれば半永久に持つ機械式が僕には好ましい。

この自転車のフレームは作られてもう四半世紀になるが、大事に乗ればこのままもう四半世紀以上、消耗部品の交換だけで、乗り続ける事が出来る。

そうそう、消耗品は製造中止になる前に四半世紀分は確保しておく必要があるな。
今から四半世紀・・・ボクは90歳前! 生きてるかさえも定かでは無い!
もうその頃は自転車好きの長男が50半ばになって、これに乗っているかもしれないな!

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帰りは追い風基調で楽々30キロペース。

淀川河川敷、神崎川合流の広い芝生広場で最後の休憩。
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2時半頃帰宅。
今は夕食後、22時から対スコットランド戦観戦。
ブログをアップして、このまま何とか寝ないで眼も持ちそうだ。
勝ち負けは時の運もある、今日もいい試合を見れることを期待している。

走行距離87km、 走行時間3:54、 Av22、3㎞/h  

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