今夜、(今朝)日本ラグビ―界に新たな輝かしい歴史を刻みました。
ラグビーワールドカッㇷ゚で過去24年間敗戦し続けた歴史(日本は第1回大会から毎回出場しており、第2回でジンバブエに1勝、第7回までの戦績は1勝2分21敗と大きく負け越しており、決勝トーナメントに残ったことはない。なかでも第3回でニュージーランドに17-145で負けたのは、大会の1試合最多失点記録となっており、クリント・イーストウッド監督による2009年作の映画「インビクタス/負けざる者たち」の作中にて1エピソードとして語られている。)を塗り替える、偉大な勝利。
まだ信じられないけど信じたい、いや信じます、これは夢ではない。
今までラグビーファンでよかった、生きててよかったですわ。
ジャパンフィフティーン、ありがとう。
キャプテンのマイケル・リーチ、ありがとう。
そしてこのジャパンを鍛え上げてくれたエディージョーンズコーチありがとう。
イギリスでジャパンに大きな応援をしてくれた現地の観戦者もありがとう。
今夜はラグビーワールドカップ2015イングランド大会、ジャパン初戦。
相手は過去に数回優勝経験もある、フィジカル最強と言われる南アフリカ。
いやボクも、今年の日本代表は今までとはちょっと違うぞとは思ってましたけどね。
でも初戦南アフリカとは、くじ運が悪いなぁと、半ば善戦のみ期待していましたが、
勝利など全く想像もしていなかった。
何しろ今まではずっと、前半は善戦できても、後半はフィジカルの差で外国勢に圧倒されてきたジャパンでしたから、ずっと落胆の後半を見せられてきたんですから。
今夜は深夜0時からのキックオフ。疲れで寝てしまうといかんので、今日はサイクリングにも行かず、夕食後仮眠を取って、11時には風呂に入って、パジャマ姿ではあったけど、万全の態勢でテレビ前に座った。
キックオフからノーサイドまで、TV前でずっと正座、いやそれはちょっとウソですけど、手に汗握る大接戦でした。
試合中、ワンゴール差、ワントライ差で、後半終了間際まで食らいついていたのが勝因でしたね。
フジカルも負けていなかったし、前半簡単に2トライされたゴール前のラインアウトからのモール対策も後半は上手く対策できていた。
前半日本がトライを挙げてからはもう、相手の南アフリカの選手や監督の顔色や様子が、リードしているチームの顔色ではありませんでしたからね。
そして3点ビハインドの終了間際の相手ゴール前、ペナルティーを貰っても同点ゴールを狙い、キックしなかったジャパン。
負けてもいいから5点を取りに、勝ちに行ったジャパン。
そして、ノータイムの中、最後のワンプレーでミスせずに繋いで左隅にトライ。
なんてすばらしい、今までこんなジャパンをずっと見たいと思い続けてた。
いずれの相手も厳しいのは判っているが、なんとかあとふたつ勝って、ベストエイト決勝進出もぐっと現実味を帯びてきたように感じる、
いやそれは現地の日本代表の23人が一番感じているのかもしれない。
ボクは今夜のゲームが、この大会一番の好ゲームになった事をすでに確信しています。 いやエディージョーンズは『準決勝を戦う(ベストエイト)ためにイギリスに来た』と試合後のインタビューで言っていますから、ひょっとするともっとすごい事!?が起こるかもしれませんが・・・・・。
いや~こうなったら、今度こそ期待してしまうよボクは。
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