サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

彼岸花 苅田に慌て 花穂出し

今週はちょっと仕事で無理をしたのか、鎖骨の具合があまり宜しくなくて、昨日の土曜は、いいお天気にもかかわらず、大人しくしていたのだけれど。
日曜の朝、PCを開き、topcymさんのブログ を拝見していたら、もうヒガンバナが。
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topcymさんごめんなさい、ボクはこんなに上手く撮れなかったので、無断で画像を拝借しました。このヒガンバナ、とてもきれいに良く撮れていますね。

曼珠沙華 誰が結んだ 水引花

topcymさんの画像を見ていると、上手に結んだ水引細工の花のように見えました。
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余談ですが、秋の里山で咲く、水引草と言う可愛い野草も、よく北摂里山で見かけますね。
初冬の野山を歩くと、ゴマ粒大の実がズボンの裾にいっぱいくっつく、「ああ、あれか」と覚えがあると思います。
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早朝降ったりやんだりしていた小雨もすぐに上がり、時折日も差すので、午後からボクも北摂里山彼岸花を探しにサイクリング。

昼飯抜きで、12時半に家を出て、猪名川沿いに県道12号を北へ向かう。
流石にまだ9月、真昼はまだちょっとムシ暑いが、木陰の道はヒンヤリとした秋の空気が心地良い県道12号。

猪名川町から阿古谷へ。
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秋雨も一段落し、ここ阿古谷でも農家は稲刈りに忙しい。

先日、奈良で田畑もやっている職人仲間に聞くと、奈良ではこの間、稲の花が咲き終わったばかりだと言う。日本列島は高低、南北で、こんなにも違うものなんですね。

道の駅でお昼のパンを買い求め、歴史街道に入って、ドングリをプチパチ音を立て、踏み飛ばしながら、しかしクリイガはひょいひょいと避けながら、そして彼岸花を探しながら、ポタポタと行く。
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ベンチで栗アンパンを食べながら辺りを見回すと、所々に赤い花がちらほら。
対岸の土手や稲が刈られた畦に咲き始めていた。
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稲が刈られる騒がしさに、眠りから目覚め、慌てて花穂を出したのか、お前?
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彼岸花 苅田に慌て 花穂出し

歴史街道の楊津小から県道12号を横断して槻並集落へ。
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古い地名は”やないづ”
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今は”ようしん”と呼ばれる地名。

槻並集落から、再び阿古谷に上がって、栗や柿やクルミや、秋の草花や、ぐるっと収穫の秋を散策し、堪能して帰る。

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帰りの猪名川、池田呉服橋から五月山

帰り道は追い風、下ハン握って快適走行。
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伊丹空港北端まで帰り付く。
帰り道は快調に飛ばしたが、飛ばしすぎてちょっと疲れたなぁ。
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猪名川箕面川が流れ込む橋横にへたり込んで、救助犬訓練所の自販機で冷たい水を買って、ぐびぐび飲みながら、離着陸を繰り返す飛行機を飽きずに眺めながら大休止する。
こうして午後の日向に座って居ても、不快な暑さはもう無い。

topcymさん、ありがとう。お蔭で今日は良い一日になりました。

走行距離65km、 走行時間2:45、