サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

波豆川から大野山登山口まで

2015年9月5日 貴重な晴れ間の土曜日。
仕事と、家内の実家の介護の事で少し忙しく、天気もぐずつき気味で、2週間ぶりのサイクリング。
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今日の目的地は北摂里山のMFP(マイフェイバリットポイント)の一つ。
三田市、波豆川の八坂神社まで。

朝6時に目が覚めるが、うすら寒くてタオルケットを引き寄せて2度寝してしまう。
布団を抜けだしたのは7時過ぎだった。
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早朝はもうひんやりとした秋の空気。
8時に家を出る、猪名川左岸堤防道路から見る北摂方面は、薄雲がかかっているが、今日一日はお天気は持つだろう。
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県道12号を北上、猪名川町、紫合堂田(ゆうだどうでん)のパン屋さんで、今日も焼きたてのパンを調達する。
青信号にかわったところでカメラを構えたら、うまい具合に一人のローディーさんが遠慮気味に走り去っていった。
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いつものルート、紫合から阿古谷経由で道の駅猪名川へ。駅裏のベンチでゆっくりと腹ごしらえ。この時間になるともう数人のサイクリストが休憩していた。

小休止後、宝塚市北部から三田の高原地帯へ県道68号を登る。下佐曽利から波豆川を渡ったところの農家の分岐を右折、波豆川沿いに北上。
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秋雨が続く今週の貴重な晴れ間に、もう高原では稲刈りが始まっている。
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最近はこの里山にも、休耕田や空き地に太陽光発電の施設を見ることが多くなった。
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10時過ぎ、今日の目的地、県道323号に出る手前の波豆川八坂神社に到着。
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この前来たのは何時だったかな。
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本殿にお詣り後、能舞台で休憩。
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舞台の裏には波豆川の特徴ある裏山が覗く。
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本殿。
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本殿の見事な彫刻、北摂里山に神社は数あれど、此処は能舞台の茅葺きとともに、よく修理され保存されていると思う。
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秋まつりには能が奉納される、
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初秋の大気が心地よい。真夏はよく枯れてしまうが、このところの雨で御手洗の水も豊富に注いでいた。
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境内に登る脇道は苔がびっしりで、スリップダウンを恐れて登りも下りも押し歩き。


ゆっくりと休憩後、波豆川から323号線を東へ、上佐曽利から319号を下って、再び県道12号線に戻る。
いつの間にか真夏の酷暑も過ぎ去り、里山の風は心地良く、サイクリングにはさわやかな季節になった。まだ走り足りないので、県道12号をもう少し北へ走り杉生へ。
調子が良いので大野山登山口の柏原まで登ってみる。
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杉生の茅葺き農家
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柏原へ登り始めると、やがて右に、大野山頂上の天文台の建物とアンテナが見える。
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ひとしきりハァハァとがんばり登山口に着く。
3km先の看板の赤文字が、おいでおいでと呼ぶが、この3㎞のしんどさを一度知っている身には、今日はもう堪忍な。
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柏原バス停終点、阪急バス大阪府最北のバス停終点かと思いきや、県道12号をさらに西峠を越えて篠山市の後川(しっかわ)まで行く阪急バスがあるようだ。
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柏原の棚田。

しばらく休憩していると、頂上から数人のサイクリストが下って来た。
さて今度ボクが頂上に登る日が果たして来るのだろうか?

此処からは帰り道に。12号線を南に。

帰りは下り基調、追い風の12号線を快調に飛ばすが、柏原からの下りで左鎖骨にまた違和感が大きくなってきた。下りではどうしても腕に体重が乗り、鎖骨にも負担がかかるので仕方がないな。

ふるさと館でまた休憩して、トイレと水の補給。
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ふるさと館の駐車場で大きなキノコ発見。食わないほうが身のためか?

ふるさと館のトイレ前のゆるゆるベンチでまたまた大休憩後、一気に豊中まで走って、13時過ぎに帰宅。
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次はお天気と調子が良ければ久しぶりに100キロ越えを走ってみようかな。

走行距離89km、 走行時間3:46、 AV23,4㎞/h

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