サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

全て終わって、サイクリング。


母は15日の朝、見舞いに訪れた僕ら夫婦の前で、静かに息を引き取った。

1年半の間に、高齢の3人の親を見送ることになった。

こんな事は、もうこれが最後。

今は、喪失感より、ほっとした思いが強いのは何なのだろうか。

それでもここ数日、家内と何かある度に、いろいろな思い出を語り合う。

・・・***・・・

梅雨の合間の雨上がりの日曜日の朝。

早朝に目が覚めたのに何時もの様にグズグズとしていたら、

家内が、チョット自転車で走ってらっしゃいと、尻を押してくれた。

雲が切れ、陽がじりじりと照り始めた10時過ぎに家を出る。

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猪名川、池田渡り石。梅雨の増水で水没し遊んでいる子供も今日は居なかった。

今日もひとまずは、北摂里山へ。

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今日も腕と脚と顔に、日焼け止めをたっぷり塗って出た。

既に日は高いが、雲が多いのでそんなに苦痛は感じない。

何時ものペースで1時間ほどでr12号線をたどり紫合に出る。

紫合の手前で、ノーヘルで、サイクルキャップのみの、パンターニ風の
年季の入った老ーディーに追いついた。
よく手入れされた、きれいなブルーメタリックのNAKAGAWAフレームが珍しい。

軽く挨拶して追い越して、紫合の赤信号で止まったら、
こそこそと信号無視して追い越してった・・・! (笑

11時すぎ、紫合堂田の交差点のパン屋さんの席がガラガラに空いていたので、
アイスコーヒーとカレーパンで汗が引くまで一休み。

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4人掛けのテーブルが3~4席と、小さなお店。
夏場はお客さんが多いときは、
汗まみれでお店に入るのを遠慮してしまう。

一休みして、マイフェイバリットポイントの阿古谷経由で再びr12号線に出る。

さて今日はどこまで行こうかな・・・。

もう昼前だが、雲が多く、そんなに日差しが苦痛でもないので、

今月初めと逆コースで、波豆川八坂神社まで走ってみる事にした。

道の駅から林田を過ぎてr12号線を左折、三田の高原へ登る。

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最近手に入れたサドル、SELLSMPブラスターが気に入っている。

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今までSMPのコンポジットやエボリューションを愛用してきたが。

コンポジットの幅と真ん中の窪みが僕の尻にピッタリなのだが、
クッションゼロでは、流石にロングライドは辛い。

薄いパッドの入ったモデルは、エボリューションしか選択肢が無かったが、
薄いとはいえ肝心の真ん中の窪みの部分のクッションが厚めで、
SMPのアナトミックな形状をスポイルしていた。

そのクッションを全体の曲面を残すように見直したのが、ブラスターで、

思い切って購入してみたら、なんとも僕の尻にピッタリ合ってしまって、
非常に快適なのだ。

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登りで尻を少し前にずらしても、
コンポジットの様に硬いベースが股間に当たって、痛い事も無い。

これはもうすべてのフレームに導入しようと、
さらに美品の中古を、あちこち探して半額で2個ゲットしてしまった。
もうこれで僕のサドルの悩みは解決したと言って良いだろう。

九十九折れの峠道、最後の急騰を立ちこぎでクリヤして宝塚市の鶏冠部分に入る。

少し下って、上佐曽利の集落。さらに緩い峠を一つ越すと三田市に入り、

波豆川集落にダウンヒルして、四つ辻を左折すると八坂神社。

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今日も境内まで登って、

手水処の冷水で手口、顔、頭?まで清めて、さっぱりとして本殿にお詣り。

ここは夏場も水が枯れないので、非常にありがたい。

休憩後、手拭も濡らし帰路に付く。

下佐曽利から道の駅猪名川ダウンヒル

道の駅でトイレ、冷水をボトル補給し、再び阿古谷経由でr12号を帰る。

さすがに暑くなってきたが、首筋に冷水を掛けてクールダウン。

r12号を池田まで来て、絹延橋を渡り、
イナロク(R176)沿いのコンビニでガリガリ君を補給。

コンビニは大勢の若いローディで賑わっていた。

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一人コンビニの駐車場でヘタって、ガリガリ君を食すのはチョット侘しいので、

コンビニ裏の猪名川堤防の、涼しい木陰の下で最後の休憩とした。

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2時すぎに帰宅、洗車、シャワーを浴びて、ビール~午睡。

走行距離78,5㎞ 走行時間3:20分 Av 23 ,4km/h

心が軽くなったせいか?AVも早まった。

久々に、すっきりとした気分のサイクリングでした。