梅雨時の7月1日、日曜日の天気は、早朝から晴れだったが、既に30度近くあり、全くサイクリングに出る気力が起きなかった。
午後、自家用車で家内と買い物に出かけた帰りに、近所でサイクリング帰りのローディーの男女のグループとすれ違った。
若い人たちは元気やな~・・・。
家に帰ったら、先日ウイグルでポチって、忘れかけていたシューズが届いていた。
このシューズはネットで発表されたのを見て直ぐに気に入り、欲しいなと思った。
紐靴で250グラムと、軽量で、何よりもお洒落なその外観。
ソールもイーストンのEC70カーボンコンポジットで、本格派。
ウイグルで2万円を切る価格だったので、すぐに発注。
サイズには迷ったが、ニット素材という事で、いろいろ検索して、たぶんややキツイ目だと想像される、EUサイズ42を発注した。
普段愛用しているのはスペシャのSワークスシューズの42サイズで、購入時はピッタリのサイズ感だったが、使っているうちに合皮がすこし伸びて、今はすこし厚手の靴下を履いた方がフィット感は良い。
カラーも、レッドか、地味派手のパープルかで悩んだが、パープルに決定。
思っていたよりも早く届いた。
靴ひもは、黒と青の2色付き。迷わず派手目の青を通した。
事前に用意していた、スピードプレイの新しいエアロウォーカブルクリートを取り付けた。
ニットと言えば身近なものでセーターを思い浮かべるが、冬場、風のある野外でセーターを着ても、風がスース―抜けて暖かくはない。
そんなスカスカに空気が抜けそうな見た目だが、現物はしっかりとしたニット素材で、荒い網目の部分以外は、密に編まれていて、風も水も弾いて通さないらしい。
冬場でも普通のパンチング加工の合皮の素材のシューズと、そう変わらなく使えそうな気がした。
何よりもニットのフィット感が良くて、靴ひもをきつく締めなくとも足にピッタリと馴染む。
最初に足を入れた時は、夕方で足がむくんでいる時間帯で、かなりキツメに感じたが、翌日の朝足を入れた際には、ピッタリのフィット感で、ひもを締めていなくとも踵が浮く事も無く、つま先も痛まない。
ホールド感は、スペシャライズドのSワークスシューズと何ら引けを取らないし、
むしろバックルやワイヤーで部分的に締めこむ感じが全く無いので、気持ち良いホールド感を感じた。
まあ欠点といえば、足を入れる際と、脱ぐ際に、少しだけ時間がかかることだけだ。
どんよりと曇って、時々雨が落ちる火曜日の夕刻。
薄手の靴下でややきつめのフィット感。これで長時間歩くのは流石にちょっと辛いかも知れないが、そんなシチュエーションは無いだろうな。
自転車で走っている間、何処にも痛みは感じなかった。
やはりこのシューズは、サイズ選びは絶対キツイ目が良いと思う。
(キツイ目と言っても、指先が当るくらいきついのは論外ですよ。)
内部は土踏まずから踵にかけては内張りがあり、つま先や踵等の外側にはゴムコーティングがされている。
心配した踵のホールド感も非常に良く、踵が浮く感じは全く無い。
スピードプレイのクリートの遊び調整を数回してこの日の試走は終了。
エアロウォーカブルクリートになって歩きやすくもなった。
今の処不満なのはクリートカバーの消耗が早いのと、値段が高いことだけかな。
やはりモチベーションを上げるには新機材導入が一番!
次の休みの晴れ間(曇り空のほうが良いか?)のロングライドが楽しみになってきた。