サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

陽気に誘われ箕面練

3月30日、今年もいつの間にか誕生日が過ぎ、63才になった。
もう60を過ぎてから数年経ち、最近は老いを深く考えることもあまり無い。
というか考えてもしようがない事なのです。

昨日、市役所から定期健康診断の案内状が届いた。
定年のない職業のボクは、身体が動く間は働けばよいし、その後の事はまたその時に考えればよいと思っている。
なので身体だけはできるだけ健康でいたいとは思っている。
といっても人間ドックを受けるわけでもなく、健康診断を受けるだけなのだが。

ボクはラテン的な思考の人間なのかもしれない。(アリさんではなく螽斯さん的な性格なんでしょうね)

昨日までの夜間の冷え込みも和らぎ、今日は朝からホントに良い陽気。
ウチの近くのお屋敷の庭からは鶯の鳴き声も聞こえ出して久しい。
お向かいの桜も咲きだした。

冷え込みがきつくなってから痛みが出ていた膝の具合も、陽気と共に良くなってきたので久しぶりに箕面のお山を登ってみようと、午後から箕面練に出た。
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猪名川堤防ではまだツクシ取りの人を見かける。池田の渡り石も子供連れでにぎわっていた。
堤防沿いの桜並木はまだちらほらと咲き始めたところ。

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池田の旧街道沿いの寺の桜も咲き始め。

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五月山公園の桜も咲き始めだが、平日なのに駐車場は満杯だった。

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五月丘まで登ると早咲きの桜が五分咲き。

箕面駅前から久しぶりに箕面ドライブウェイを登ってみる。

今日は下半身はレーパンにレッグウォーマー。上半身は長袖のジオラインの下着に半袖のGDRメテオのジャージを着て薄手のウインドブレーカを着て出た。

走り始めて体が暖まって、ウインドブレーカはすでに脱いでいる。

五月丘の登りで暑くなって、レッグウォーマーも足首まで下ろしてしまった
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しばしハァハァして高山公民館。駐車場では若い自転車乗りさんが3人熱心に駄弁っていた。

久しぶりに登ったがタイムは35~6分といった処で、何時もと変わりない。
此処を登れる間はまだ当分はサイクリストとして遊んでいけるかなぁ。

自販機で温かいコーヒを飲みしばし休憩、ウインドブレーカを着て、レッグウォーマーを股まで引き上げて、まだ楽しそうに駄弁り続けている若者たちを残してダウンヒル
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ドライブウェイ沿いの山桜の中には満開の木もあるが、未だほとんどの桜は咲き始め。
箕面滝の上まで来て、ドライブウェイを外れて滝に下りてみた。
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滝を見ながらベンチでボーッと座っていたら、清掃に来た若い箕面市職員の方にロードバイクで滝道の遊歩道は下らないようにお願いしますと言われた。
ついこの間、3月初めにも乗車で登ってきたが、どこにもそんな表示はなかったと記憶している。

何でも最近歩行者から苦情が多いのだそうだ。桜の開花の観光シーズンインで歩行者が増えるのに伴いそういうことになったようだ。

今までにも遊歩道を大勢で走る自転車乗りのグループをたまに見かけたことがある。歩行者からすると目障りになっていたのかもしれない。

素直に従ってドライブウェイまでしんどい急坂を登りなおす。こんな事なら滝まで降りるんじゃなかったな。

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山間に咲く山桜は美しい、こういう風景の桜こそ日本の原風景なのかもしれない。

なんてことを考えながら快適に駅前まで下って、五月丘を登りなおして、来た道を帰った。

走行距離、60㌔。走行時間、3時間。