サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

◎渋谷のジロー

今日はいつもと違って何気ない事を。
ちょっと押入れを整理していて 思い出したお事を。
長いのでお急ぎの方はパスしてください。(笑)
 
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PCの前にいるときは いつもバックに好きな音楽を流しているのだが、
僕のような古い人間になると ライブラリーに新しい音楽が入ってくることはほとんど無い。
先日、大好きな森山良子さんの歌を流しながら ネットサーフィンしていた。
 
ちょっと話が外れるが ボクが音楽に目覚めたのは 小学校6年生の頃、60年代の中ごろかな。

すでに同級生には、ビートルズにどっぷりと嵌った、東京から引っ越してきた、マセた奴(男)が居たりしたが、その頃の僕には、ビートルズはただ賑やかな音楽にしか聞こえなかった。(笑

僕が夕方、小学校から帰宅しては毎日、真空管ラジオに耳をくっつけるように聴いていた番組があった。
それは 「ラジオ関西の電話リクエスト」 という番組。

平日の夕刻、何時頃からだったかはもうはっきりとは記憶にないが ジャズトランペットソロのスターダストで番組が始まる。

リクエストDJ番組の先駆けだったのではないかと思う、リクエストは はがきや電話だった。

そういえば、最近読んだベストセラー作家の随筆でも、このラジオ番組のことで、同じようなことを書いていたなぁ。
 
その頃、確かウチには電話もテレビも無かった様に思う。
神戸の放送局から流れてくる音楽はバタ臭い雰囲気いっぱいのジャズやポップス、 その頃流行りだしたフォークソング等々。

DJは日替わりで、今も関西民放ラジヲで現役パーソナリティーの小山のり子さん、(震災直後は地方自治にも参加しはりました。)ナイスボイスのDJで、後年、惜しくも早世された奥田博之さん、(名前が僕と同じなのもあってファンだった)

神戸在住で外人女性のマリア・リグレスティさん、(とくにマリアさんはハスキーなお声でファンだったナァ・・今もお元気らしく、素敵なおばあちゃんになられてるやろな・・・。)

今でもこのお三方の肉声は直ぐに僕の頭の中で聞こえてくるほど、僕の耳に焼き付いている。
 
リクエストのメッセージには 「芦屋のの〇〇さんから須磨の××さんへ 『愛してます。』 なんて 大人のいい雰囲気を感じさせるものもあり、ちょっとドキドキしながら 「アシヤって何処やろ?スマは以前、海水浴に行った水族館の在るところやナァ。」なんて思いながら 聞いたものだった。
 
そして好きになったジャンルはフォークソング。PPMの 虹とともに消えた恋、パフ。ブラザーズフォアの 七つの水仙。ジョーンバエズ、ボブディラン、・・・・・・・。そして日本のフォークシンガー、マイク真木のバラが咲いた、・・・・・そして出会ったのが森山良子の 「この広い野原いっぱい」 その高音の透きとおった声に一耳惚れ。
 
お話を元に戻して 森山良子さんの曲に “キングストンの街” (松本隆 作詞、大野克夫 作曲)という曲があるのだが 1番の歌詞に。
 
いつもあなたは 渋谷の街を 肩で風切り歩いて来たわ

白いジローは公園通り 学生達が待ち合わせてた

エストサイド物語行って あなたは今も覚えてますか

映画真似して 踊って見せて 二人でトゥナイト唄いましたね

一人日暮れの公園通り ふとあなたが見えるようです 

あれから何年経ったのか 今より髪の毛の長い頃

とてもおしゃれな方達が作ったオシャレな曲なんですが。

何気なく聞きながらも 渋谷のジローって何なのかなぁ?
上野の西郷さん(二十歳過ぎに立ち寄ったことのある東京のメイショの一つ)みたいな 公園の中の待ち合わせの目印の犬の銅像か何かなのかなぁ~ってずっと思っていたんですが、ウェブで調べてみることも無く 何となく今まで聞いて来ました。


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 先日何気なくネットで検索してて ちょうどこの曲が流れてて、そうそう、ついでにちょっと『渋谷のジロー』を調べてみようか・・・・・。
 
なんと レストランの名前だったんですね、・・・東京のモボ、モガ(死語)?の皆様は何をいまさら・・・・なんてお思いでしょうが・・・・・・・・・。 


やっと積年の疑問が一つ解けたという Hillobee's A day in the life でした。
 
それはそうと森山良子のデビューシングルのドーナッツ版があったはずなのに何処にいったのかなぁ・・・・・・。