サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

☆ 佐々里峠と二つの峠 その4

 美山、茅葺の里で恒例の昼食後、30分ほど走ると、美山ふれあい広場。午後になって日差しも強くなってきて道路沿いの気温計は30度を越えている。 ここでは食後のデザートに名物のジェラートを食す。
 
 相変わらずオートバイツーリングのライダーで賑わっている駐車場広場の一角で、福井県警と京都府警の白バイやら大勢の警官、おまけにゆるきゃらまで集まって、なにやらキャンペーンをしている。そうか今日から秋の交通安全週間の始まりなのか! 馬鹿でかい、アメリカのハイウェイパトロールのような白バイまで来ていた。
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 美山ふれあい広場から、日吉ダムへ戻る、r19号を走る。 神楽坂トンネルの手前で左折。今日のサイクリングの締めに原峠を目指す。6月に来た際は林業伐採作業中で通行止めだった、今回は台風による通行止めも解除になっていた。
 
 ここは、佐々江峠とともにasyuuさんお勧めの峠で、以前から一度走ってみたかった峠道。集落を過ぎて峠の入り口の橋。通行止めのコーンはボクが開けたのではありません。
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標高差150mほどの峠道、登り始めは緩い勾配で緩やかに曲がった杉の植林の中の登り、このあたりはまだ路面がきれいでした。イメージ 7
 やがて台風の被害で道はかなり荒れてきて、つづら折れの登りになる。ホィールに落ち枝が絡まり、パキン!と大きな音がしてスポークが折れたのかと肝を冷やしたが、折れたのは枝のほうで助かった。
 谷筋のヘアピンカーブで。 辛うじて通れるくらいに土砂は除かれてはいるが、路面は川のように水が流れる。倒れかけたカーブミラーに自分を写してパチリ。
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やがて道が急に広場になり林道が分岐し、原峠に到着、標高400m少し。
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峠から急なつづら折れの道を下る、こちら側もかなり路面は荒れていて、ブレーキから手を放せない。
やっと下りきった南側県道の分岐。
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 30分ほど走って、15時頃、日吉ダムP帰着。車に積み込んだ自転車の足回りは泥だらけ、帰宅したらシャワーの前に洗車してやらねば。脱いだジャージの背中やレーパンの尻も同様に泥ハネだらけだった。
今回は 120kmほどの走行距離、獲得標高は1500mほど、県道や峠道がかなり荒れていて緊張したが、パンクやトラブルは無く、充実したサイクリングになった。 次の佐々里峠には 秋真っ只中の10月暮れころに、また来ようと思います。
 
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