サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

● 桂川 泥んこレース 観戦

 今年も関西シクロクロス終戦 桂川大会を観戦に行きました。
例年は自走で淀川CRを3時間。着くのは早くて11時頃。今回は予報どうりの雨天でもあり、自転車で行くのは断念。 ちょうど昨日納車されたばかりの新車の自家用車の試運転を兼ね、8時に家を出発。名神京都南ICからカーナビを頼りに桂川運動公園の会場を目指す。
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 今日はいつもブログを拝見している、す~さんが2レース目のマスタークラスに出走されるので9時半には着きたかったのだが、慣れないカーナビの操作に手間取り、会場に着いたらもうレースはスタートしていたが、何とか観戦には間に合った。 
 
 が、河川敷の駐車場は何処もぬかるんでいて、空いていそうな奥の所まで乗り入れるのは、さすがに昨日納車されたばかりのピカピカの新車では躊躇してしまう。仕方がないので駐車禁止の土手上に車を止めて、しばしの間だけレースを観戦。
 
 いつもの桂川シクロ名物の田んぼ区間は一部だけなのだが、今回は雨天の河川敷。遊歩道の舗装部分以外は全て泥んこ区間に! 直線以外のぬかるみの深い区間は走しりぬけるよりも担いだほうが断然早い。ランニング勝負のレースになっている。
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走りで抜く
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 見せ場の障害でジャンプ!
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 河川敷は何処も泥濘コースになり 180度ターンも一苦労。
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  滑り台のようなキャンバー区間は降りて走り抜けるのにさえ難儀して転倒者続出。 木杭にフレームが引っかかり 大転倒する方も居て大丈夫かなと心配するが、みな苦笑しながら挫けずに起き上がり、思わず頑張れと声が出る。
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 いつもは観戦していて、ボクもちょっと走ってみたいなと思うけど。申し訳ないが今日のレースは見てるだけがいい。 今日はいつもより暖かいのだけがまだ幸いか・・・・・。
 
今日のレースは体力の消耗は半端ない。 仲間の応援の声に、 笑ってまだ余裕こいている顔、 もうアカンと苦しさにもがいている顔、 やけくそで頑張っている顔、 もう嫌やと泣きそうな顔。 どの顔も泥んこだが清清しい。
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  まだ、お会いしたことが無いす~さんを、特徴のある自転車で見つけようと探すが、みな泥んこで見分けがなかなか付かない。 結局このかたかな?と思ったが最後までわからなかった。 自転車で走っていれば、またどこかで、いつか会えるでしょう。す~さん、今回は本当にお疲れ様でした。
 
 この後拝見した、す~さんのブログではドライ用タイヤにもめげずに、担ぎ(ランニング)で頑張り、トラブルなしで CM3クラス、出走69人中14位でゴールされたそうです。頑張りましたね。 エントリーは100人近くいたらしいが、出走を断念した方が四分の一以上いたわけで このコンディションでは無理も無い。ビギナーやマスター、女子クラスで出走を決断した方はそれだけでも立派やね。
  
 つわものどもが夢のあと、 いつもは個性的なカラーやフレームのシクロクロス車だが今回はみな泥んこで見分けがつかない。
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 カンチブレーキ周りはエゲツナイことになっている。 レース中、高価なカーボンホィールを履いたシクロ車がブレーキをかけるとジャリジャリとカーボンリムが悲鳴の音を立てている。その音を聞いているだけで勿体無いなと思うボク。  しかし今年はディスクブレーキの車体も結構走っていて。ディスクだとそんな心配もトラブルも減るだろうし、今後はシクロ車はもっとディスクを使う方が増えてくるでしょうね。
 
 特設臨時洗車場!  ただの水溜りです、ここの会場はレース後、川の中で洗う方も居るようだが、こんな水溜りでも、とりあえず泥は落とせてありがたいみたい。)
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 午後からは家内の実家に行かなければならなくなって、メインレースは観戦せずに、昼前に会場を辞す。 シクロはおもしろい、また来年も観戦に来よう。