サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

◎ 杉生から柏原~大野山登山口まで

 金曜、朝のTVの天気予報で今日から明日にかけて暖かくなると言う。 それを聞いて脚がうずき、用事を一生懸命に片付けて11時前から、自転車に跨り一月ぶりの北摂をめざす。
 
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 今日は南風なのか?一倉までは向かい風もほとんど感じずに順調に。 久方のダムサイトまでの登りをヒーヒー、ハーハー言いながらこなすと、湖は満水。 この冬はアオコも無く、美しい景色の知明湖。  龍ケ吊り橋を渡り R173から県道を北上。
 
 宿野の若田亭で好物の十割蕎麦のお昼ご飯にありつこうと脚も快調!・・・・・と思いきや・・・・・13時前、腹ペコでやっとたどり着いた若田亭はシャッターが降りている。 定休日は水曜と、第2・4週木曜日のはずなのにどうしたんだろう。
 
 一気にテンションが下がるが、気を取り直して少し道を戻り今西から杉尾方面へ向かう。途中、浮峠への道にそれ、少し登って日向の広場で補給食で休憩する。
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向かいの長谷の棚田と三草山、サイノカミ峠方面を眺めながらごろんとする。行こう行こうと思いながらも、ずいぶんとあそこにも登っていないな。
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 冬場はよく凍結している県境の峠あたりも、道脇の草むらに僅かに雪が残っているが無事通過。 峠から、うすら寒い変電所前をダウンヒルして杉生へ。 
 杉尾の交差点のコンビニで今日始めてソロのローディーを見た。今日は天気がいいし、脚の調子も良いので大野山登山口まで登ってみることにする。
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 日陰の道は流石に寒いがダラダラと続く7%前後の坂をひとしきり頑張って汗をかきかき、柏原のバス停にたどり着く。 途中、大野山頂の電波塔と天文台が青空をバックに見え、写真を撮ろうかなと考えたが、一度停まってしまうと、もう登り続ける気力が無くなりそうなので、一気に登山口のバス停まで登る。 山頂の天文台は今日も開館の表示。 ちょっと色気が出る・・・・・が、『今日はコンくらいで勘弁してやろう・・・・いや勘弁してください。』 と別の自分が頭の中の何処かでささやいている。 
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 以前は無かった、新しい観光案内看板が立っていた。時々PCでチェックする北摂里山街道のアピール。                      北摂里山博物館のHPはこちら
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 県境の峠道からずっと西風の向かい風だった。柏原の棚田を見上げながら、バス停の陽だまりで汗が引くまで大休止。 古い木製のベンチに座っているとタイツの尻にベンチの古釘の頭が引っかかり小さな穴が開いてしまった・・・・・。 そういえば前に来たときもこのベンチでレーパンに傷をつけてしまったんだった。 登りの疲れですっかり忘れていた、同じ失敗を繰り返してホントに俺は馬鹿だネェ。
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半時間ほど陽だまりでボ~っとして、汗が少し乾いたので、登りで脱いでいた、持っている防寒具を全部着て杉生に下る。
 
 県道12号の帰り道、途中で何処かで何か暖かいものでも食べようと思いながらも、結局、何時ものように、帰り道になるともう面倒くさくなって何処にも寄らず、何も食べずに屏風岩から 阿古谷経由で帰る。  焼却場手前のいつも静かな苔のテラスで最後の休憩。
 
 この頃は道の駅にもトイレ以外、めったに立ち寄らなくなった。都会から、里山を走りに来て、人の多いところには立ち寄りたくない自分が居る。 ボクの人嫌いもここまで来るとちょっと異常だろうか・・・・・。
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 池田、猪名川堤防道からは南風の向かい風にハンガーノックも加わり、一気にスピードダウン。 家の手前の最後の上り坂で左の太ももの裏が攣りそうになりイテテ。こむら返りを騙し騙し登ってやり過ごしやっと帰宅。
 
 今日は融雪剤の撒かれた峠道を走ったので帰宅後、直ぐに自転車を洗車した、そのあと着替えもせずに、湯を沸かして食べたチキンラーメンが こんなに美味かったかと思ったのは久しぶり。
 
走行時間、距離。 4:10、93km。