サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

淀川CRのつもりが北摂へ

 日曜の朝、ここのところ、膝の調子がもう一つで。 今日は登り無しの淀川CR から、秋の背割堤まで行って見ようかと思い、とりあえず家を出て猪名川堤防まで出る。
 淀川には猪名川を南下して、神崎川から淀川に出るのだが、足は自然と北風に逆らって上流に向かって走り出していた。
 
 池田の呉服橋(くれはばし)を渡り、絹延橋から堤防道路を行くと、今日は何やら川岸がものすごく賑やかだ。
 
なんと、五月山麓の猪名川ドラゴンボートレースをやっている。
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 ボクはここでしか見たことが無いが、猪名川にはゴム製のエア膨張式?堰堤があり、田植えなどのシーズンは膨らんで水嵩をあげ、堰堤の役目をしている。今日はここで川をせき止めて、太鼓を打ちながらドラゴンボートレースの真っ最中。テレビではよく見るが、大阪で生で見たのは初めてだ。(調べてみると7月から毎月末の日曜日に開催されているらしい。)
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 向こう岸にはいくつもテントが張られ、拡声器で実況放送中。『日本ドラゴンボート協会』なんて幕も張られている。 レースは2艘の対抗戦で勝ち抜き形式のようだ。大阪地区の予選でも行っているのだろうか?
 
 散歩中の方たちに混じって、しばしの間、レースを観戦する。今日も暑いくらいの晴天なので、川面のレースは気持ちいいだろうな。このところの好天続きで秋のサイクリングも家を出る前に日焼け止めを塗るのは欠かせない。
 
 今日は久しぶりに一庫ダム方面に向かうことにした。
 
一庫ダムパーキング。いつ来ても此処の登りはしんどいな
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 ベンチで缶コーヒを飲みながら休憩してたらトンネルを登ってきた一台の自転車乗りさんが、トンネルを出た途端、フラフラと脇の茂みに自転車ごとバッタリ倒れ込んでしまった。ちょっと心配したが手が動いているので大丈夫のよう。(笑)
 
 思えば自分も初めてここに来た時は、やっと急坂のトンネルを抜け出てあんな様だったような気がする、さすがにここのベンチまでは、なんとかたどり着いたけど。
 
 何時もならケヤキには黒川から大槌峠を越えるのだがまだ8月の大雨で不通になったままで開通していないようだ。(翌29日に片側通行で開通しました)今日は川沿いの遊歩道からゴルフ場入口を右折して野間に出る。
 
 野間のケヤキの資料館の何時ものベンチで一服。
 
 ベンチに居られた先客のオバサンお二人連れにご挨拶し、横に座って、ヘルメットと帽子を脱ぐ。 ボクの白髪頭を見て、急に親近感を感じていただいたようで、しばしお二人と親しくお話。
 
 何でも妙見山から野間峠越えで来られたが、妙見さんの門前でも大勢のサイクリストが登ってきていて驚いたという。 朝練の集団の方たちにでも会ったのだろう。
 
 ここ、野間にお友達がいて、ここで会う約束らしい。と言っているとそのお友達が栗を持ってやって来られて、お話が弾んでいる。
 
「お先に」と言ってベンチを経つと、「お気をつけて」と送リ出して頂いた。こういう事がちょっと嬉しいオジサンのボクです。
 
 ケヤキから野間神社、地黄を散策、R477地黄交差点
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 地黄信号から、わき道にそれて山道を下ると山栗のイガが、道幅一杯に落ちていて、パンクが怖くて自転車を降りて押してしまった。
 
 清正公前から逢坂峠を越えて宿野へ、山辺口、栗栖から長谷の棚田を左に見ながら杉生に出る。大野山にも長い間登っていないが、今日も膝と相談してパス。
県道12号線を追い風に押されての帰り道。ふるさと館で大休止。
 
 自販機前の日蔭の木のベンチが そこそこに緩んでいて、座り心地がとっても良い。
 河原に下りてみようかとも思ったが。行儀が悪いがテーブルに足を投げ出して座ると、自転車のサドルで痛み付けられた尻に優しくて、珍しく30分ほどウトウト寝てしまった。
 
楊津から歴史街道に逸れる 。 
歴史街道に立ち寄るとソバの花が満開
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 家を出る前からタイヤの異常には気が付いていたのだが、振動が大きくなってきたので後輪のタイヤを点検する。
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蛇がカエルを飲み込んだようにうねっている
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これはもうナンマンダブ、チ~ンの状態、トレッドが浮いてカーカスが変形してしまっている。
何とか家までは持ってくれよ
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ここからは時々後輪を確認しながら走る。
 
空港近くのダイハツ工業の新車置き場に新型コペンが置いてあった
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前のデザインのほうが可愛くて好きだったな
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今日のmemory
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