サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

チューブラータイヤの貼り換え

NISHIKIのパンクした後輪にタイヤを貼る。

一般のかたはタイヤは貼らない。WO(クリンチャー)のタイヤは入れる?嵌める?

今使っている自転車は全部チューブラータイヤ、一度、山の下りでWOの前輪がパンクして怖い目にあってから、チューブラーを使うようになった。
チューブレスも試してみたが、結局これに。パンクしても一気にエアが抜けにくいところが安心かな。

先日NISHIKIの後輪がパンクして応急に予備タイヤを入れて帰りましたが、その後輪にタイヤを貼ります。
実はもう5年間、サイクリング中にパンクしたことが無かったのだが、その記録も止まってしまった。
もっとも、この自転車は街乗り用で、古いタイヤを使いまわしているので、何時かパンクするのはしょうがないのだが。
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予備タイヤのエアを抜き、リムから外す、この黄色の予備タイヤにはリムセメントを塗ってあり、乾いた状態で折りたたんで携帯しています。ビットリアの最下位グレードのタイヤで緊急時専用予備タイヤにしています。黄色いタイヤで判り易い。

リムに残った接着剤とで、エアを入れると、低速走行では外れないくらいに、とりあえずくっ付いています。エアを抜くと簡単に手で剥がせる程度の接着力です。

遠出してパンクし、長距離を帰る場合は予備タイヤもちゃんと接着テープで貼らないといけません。(リムセメントで貼った場合はセメントがリムにきれいに残っていればタイヤを入れ替えるだけで走れますが、無理は禁物、帰宅後セメントを塗って張り直したほうが良い)

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リムに残った接着テープの接着剤を除去しますが、これが厄介な作業です。

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大きな鼻○○ではありませんよ、
親指と人差し指でこすって剥がすのが一番手っ取り早いのですが・・・、
それでも1時間かかりました。

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おまけで指には、マメができ、潰れました。

まだ接着剤が薄く残っており、べたつきますが、このまま、上からテープを張ったほうが接着力が強いように思います。

他所のブログを拝見していると、『パンク時、タイヤを剥がしたら、テープが全部タイヤ側に着いた状態で、リム側はきれいに剥がせて、貼り直しが楽にできた』などと書かれているのを拝見することが有りますが、それはちょっと危ない貼り方ではないかと思います。リムにも接着剤が残るようでないと正しく貼れていないのではないでしょうか?

タイヤを剥がしたついでに、リムの触れ取りとセンター出しをやっておきます。
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横ブレ、縦ブレとも1ミリ以内に調整します。25年以上前の古いリムなので、微小な歪みがありますが、まだ使えそうです。センターも出しました。

初めてこの作業をすると、あちらを立てればこちらが立たずと、とんでもないことになりますが、何度かやっているうちにコツと理屈がわかってきます。

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接着は今回もお手軽なミヤタのテープで貼ります。

テープの場合は、セメントを何回も塗っては乾かす、といった、手間もいらず、
セメントの溶剤のシンナーの臭いも無いので、雨の日の屋内でも作業が出来ます。
タイヤのセンター出しが簡単で、接着剤で手も汚れず、貼るのが楽です。

接着力もセメントより長続きするように思います。使い方にもよりますが、1年か1年半で張り替えるほうがいいでしょうね。
ただテープは雨中走行で水が接着面にしみてくると剥がれやすいと言われています。

シクロクロスなどでは低圧で、水たまりや泥んこのコースを走るので、セメントを何回も塗っては乾かし、リムセメントの厚い層を作ってタイヤを貼らないと、1時間のレース中にタイヤが剥がれてしまう事もあるそうです。

今度入れるタイヤも予備携帯用にしていた、古いタイヤで、ほとんど未使用です。
タイヤの接着面にはあらかじめセメントを塗って乾かしてあります。

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タイヤが貼れました。回転方向の指定があるタイヤはこのようにリムに入れる前に、事前に大きく矢印を書いておくと間違えずに済みます。(一生懸命に作業をするほど、よくやってしまうのです)

前輪も古いタイヤですが、まだもう少し持ちそうです。