サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

久しぶりのライドはパンクで〆

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6月25日 木曜日

バラシて自転車部屋の天井から吊るしていた、KAWAMURA NISHIKI の古いロードバイクをまた組み立てた。ハンドルは街乗り優先でストレート仕様にした。

チョイ乗り用にも使っていた、超級山岳仕様で重宝していたMTBを通勤自転車に改装し、長男に譲ったので、その代わりにする。
この自転車は僕には若干サイズが小さいのだが、街乗り用には小回りが利きちょうど良い。

鎖骨の具合もあまり芳しくなく、しばらく自転車に乗るのは我慢していたのだけれど、組み立てたNISHIKIで走ってみたくなり、半ズボンとスニーカにヘルメットの気楽な姿で、午前10時ころから猪名川河川敷へ。まともに自転車で走るのはひと月ぶりかな。

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今日の伊丹空港南端は珍しく閑散としていた。

主滑走路の真南の場所に自転車を止めて、写真を撮って、
足元を見るとコンクリートの角柱に何か真鍮の標識が穿たれている。
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運輸省基準点』と刻印されていた。

猪名川堤防に出たところで止まり、サドルの前後と高さを調整していると、通りかかった年輩のロード乗りの方から『大丈夫ですか』と声をかけていただいた。
こういう声掛けはボクもいつも心がけているのだけれど、うれしいものだ。
『ありがとうございます、大丈夫です』と返事して、走り出すと直ぐにこの方に追いついてしまった。

少し太り気味の、僕より年輩の方で、ロードバイク乗りの正装で乗ってらっしゃる。

自転車はデカールを見ると、パナのオーダー車、クロモリだろうか?並んで声をかけると、ボクのニシキと同じく、古い自転車を再生したものですと教えていただいた。
お先にと、追い越して、伊丹空港北端まで来て休憩していると、また再開し、自転車を降り、ひとしきり自転車談義に花が咲いた。

何でも尼崎在住の方で、ラグ仕様のクロモリフレームに見えたのは、古いパナのアルミフレーム。シマノの105の11sコンポを入れ、STIはカンパのアテナの11sエルゴレバーで組み合わせるという、ボク好みのセッティングで組んであったが、フレームのヘッドチューブに不具合があって、フォークにガタがあり、何とか直したいのだがと仰る。

それはいけませんねと、修理が出来そうな近所の自転車店のお話をしていると、カンザキ伊丹店の元店長さんの話題になり、『その方なら最近自転車店を開かれたと asyuuさんのブログ で紹介されていましたよ』と教えてあげると、『それは初耳だが、うれしいな。早速場所を調べて行ってみます』と言われた。

asyuuさんのその記事にもコメントさせていただいたのだが、

転車店は、ヒトですね。  買っておしまいの消費物では無いロードバイク
信頼できるお店(ヒト)が在る(居る)と無い(居ない)とでは買ってからの自転車ライフに確実に差が出てしまいます。
良い店員さんが居ても、その方がやめてしまうと寂しいものです。  出来れば信頼できるメカさんが店主の店が最高に良い、そんなお店と出会えば、自ずと応援したくなりますね。

ボクはその店長さんには会ったことは無いのだが、この方が言うには、あまり商売っ気は無く、初心者にも親切なアドバイスをしてくれる、気持ちの良い店長さんだったそうな。

猪名川河川敷を呉服橋まで、ゆっくりとお話ししながら、並んで走って、『池田城址までご一緒しませんか』と誘ったが、坂道は苦手だとおっしゃるので、ここでお別れした。

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少しは坂道も登らないとと、池田城址まで登って、また休憩。
自転車を門前に置き、庭園をぐるっと一回り歩く。

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枝垂れ梅も、               枝垂桜も、

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白百合1千本も、

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すっかりと庭園は夏模様。

西門の掲示板に、この夏に猪名川河川敷で開催される、JAZZフェスのポスターが貼ってあった。
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地元の一流どころのスポンサーが並んでいるのに、無料ではないのね!

池田城址から、五月山動物園まで下りたら、ソフトクリームが食べたくなった。
嫌いではないのだが、アイスキャンディーやかき氷は冷たすぎてダメだ。
老体には歯にしみるし、お腹や体が一気に冷えすぎる気がする。
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なんだかメニュー書きのソフトの写真よりも、随分小さい気もするが、まぁいいか!
幼児だと全部食べ切れないうちに溶けてしまい、泣きを見たりするからね。

動物園の門が開いているのでブラブラと入ってみる。(入園は無料です)
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こじんまりとした、幼児向けといったところの動物園。
実際、幼児連れの方がほとんど。ボクも今度は孫を連れて来ようかな。
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エミューとアルパカだけが愛嬌を振りまいていたが、
他の動物は夏の真昼は全部お休みモードで厩舎に入って姿が見えないか、寝姿か。
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舌まで出して、日向であられもない寝姿のミニブタ嬢。


猪名川河川敷に戻る。
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長話をしたので昼には帰るつもりが12時をとっくに過ぎてしまった。

鎖骨の痛みも無く、気持ち良く河川敷を走っていたのに。
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空港南端近くまで戻って来たら、なんだか、次第にペダルが重くなった。
これはパンクやな!
ポンプで空気を入れてみるがまったく膨らまない、これはもうタイヤ交換だ。
タイヤを携帯工具のナイフで切ってリムから剥がす。
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このチューブラータイヤは5年以上も前の、使い古したタイヤなので、もう惜しくもない。

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接着はテープ貼りなので、バリバリと引っ剥がす。

サドルにぶら下げていた、スペアタイヤを外し。
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少し空気を入れリムに嵌める。
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ここまでせっかく調子よかったのに、リムにタイヤを嵌める際に、両腕に力を入れて踏ん張ったら、また鎖骨あたりがおかしくなった。
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この古い、お飾りのようなポンプで6気圧入れるのはさらに鎖骨がしんどいので、3気圧くらいで我慢。家まで近いので、ゆっくり走って帰った。1時半ごろ帰着。

また鎖骨あたりに少し違和感が出て気持ち悪いが、シャワーを浴びた後の昼飯がうまかった。

このところ体重はかろうじて維持しているが、腹回りが心なしか緩んできたように感じていた。

やっぱり、もっと自転車で走ったほうが精神的にも肉体的にも心地よいな。
これで鎖骨さえ違和感が無かったら・・・と思うが、もう少しは我慢、我慢。