七夕の今日は梅雨の真っただ中、新暦の七夕の夜はただ悲しい。
決勝の試合開始10分あまりで試合を決めてしまった、男前揃いのアメリカチームはやはり強かった、なでしこ敗因の分析は素人のボクなどがするものではない。
決勝まで連れて行ってくれた、なでしこジャパン全員に拍手と感謝。
この画像のような笑顔で堂々と帰国してくださいね。
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入れ替わるように始まったツールドフランス。
昨今は試合模様だけでなく、ハイビジョンで見るツールの風景がとても美しい
今年はここの所、常連出場だった新城幸也がけがの回復が間に合わず、選ばれなかったのが残念。 今年も開始早々、荒れ模様の展開で目が離せない。
昨日の喜びは今日の落胆に、いつもツールは選手に厳しい。
最近は落車事故が多発続きのツール、参加選手が多すぎるのでは。
自分が怪我をしてから落車シーンを見ると、思わず痺れた肩がジーンと疼く。
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6月にオーネットコールマンの訃報を新聞で読んだ。
コールマンはジャズファンの中では好き嫌いはあったかと思うが、
ジャズ界の‟巨人”であったことに異議は無いと思う。
ボクは上手く言えないので山下洋輔が記事の中で書いていた文章を引用する。
チャーリー・パーカーもセロニアス・モンクもボクの中に生きている、
『人は他者の記憶の中でしか死ぬ事が出来ない』が。
『人は他人の記憶の中で永遠に生きられる』と。
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そう言えば、ボクの好きなカナダの歌手で、
ジョニ・ミッチェルの事も気になっている。
フォーク歌手でデビューしたころから好きな人だったが、ロックやジャズを歌っても素晴らしかった。
数年前に引退を宣言、病気療養中で、最近家で倒れているところを発見され、緊急入院し言葉を発する事が出来なくなっているという。
歳をとったとはいえ、歌い手が声を失うのは悲しい。
声は出ていると書かれた、別の記事もあるが、多才な人だっただけにとにかく心配。
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最後に私的な事。
ボクはあいかわらず、背中や鎖骨の怪我の調子が良くならない。
仕事や自転車で走った後、車を長時間運転した後、必ずこわばりや痛みが出るし、痺れも少しも引かないし、気持ちが悪い。
認知症の母は今年3月で98歳になった。
相変わらず、それなりに元気で特養で暮らしているが、皆にもうすぐ百歳やねぇと言われるので、ボクが歳を聞くと『もう私は百歳になった』と言い張って譲らない事もある。(笑
家内の実家で二人で頑張ってくれている家内の両親(93歳と90歳)が、いよいよ限界かもしれない。
義父は最近、膝の衰えが顕著で、車の乗り降りもいちいち膝をつき、やっとこさ。
昨年まで毎日頑張ってた散歩もしなくなったのに、先日また雨の日に買い物に出かけた際に転んだらしい。
雨の日は出かけないようにと、あれほど口うるさく言ってあったのに。
眼の横に擦り傷と青あざを作って、恥ずかしそうに苦笑いしている義父に、『気を付けてよ』という以外にかける言葉が無い家内と自分を少し情けなく思った。
先月大枚払って補聴器を新調した義母は、話し声がぼそぼそと小さくなった。
一見元気が無くなったように感じるが、これは補聴器で聴力が回復したからのようだ。大きな声を出すと耳の中でキンキン響いて五月蠅く感じるらしい。
会話の際にいちいち大声を出さなくてよくなり、ボクも少し喉が楽になった。
おまけに義母がTVのボリュームをかなり小さくしたので、今度は以前から耳の遠かった父が聞こえなくなり、やっと義父も、せっかくあるのに嫌がって使わなかった補聴器を使うようになったらしい。
今週と来週は義母の白内障の日帰り手術で、家内は実家に泊まり込み。これが何とか無事終われば介護サービスを増やすことを二人に説得しなければならない。
二人共介護サービスを使うのを嫌がるので、これを説得するのがまた悩ましい。
正直な話、『自分は長生きなどしたくないな』と思ってしまう今日この頃である。