サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

関西シクロクロス最終戦観戦と機材ドーピング

1月31日関西シクロクロス終戦、京都桂川を観戦に行く。
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朝寝坊してしまったのと、2時スタートのCM1クラスを観戦すると3時を過ぎる。
自転車で京都まで自走観戦では、家に帰り着くのが暗くなりそうなので、自家用車で行くことにした。(言い訳っぽくて・・・)
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C1、CL1の男女トップクラス(日本代表)は、CX世界戦、ヨーロッパ遠征中で今回は参加していない。
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男子マスターズクラス、今季全日本チャンピオン決定の筧五郎さん。(筧さんのブログはこちら)
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今回も走行中のトラブルもなんのその、2位を大きく引き離してのゴールでした。
来年はマスターズクラスで、世界戦に出てみたいと言うコメントでした。

今季、昨年からブログを拝見しながら密かに応援していた。
僕自身、60過ぎの自転車乗りとしては、C1のトップクラスの若手より、マスターズクラスの選手を応援したくなる。

時々コメントを頂くす~さん もM2クラスで、朝一のスタートで観戦できず、ご本人にもお会いできませんでしたが、リザルトを見、同チームの方に伺ったところでは、鎖骨骨折後2か月なのにもめげず、CM2クラスで無事完走されたようで、何よりでした。

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関西シクロクロスでは名物のDJ、お馴染みのガラパさんが仕切る、L1の表彰と、M1の表彰式を見てから帰途に就いた。

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ところで帰宅後、ウェブでシクロワイヤードを見ていたら、ショッキングなニュースが出ていた。
ベルギーで行われた、CX世界戦の女子U23クラスで、トップクラスの選手の機材ドーピング発覚のニュース
ウェブでは他にも報道が。サイクリングニュース

詳しくはまだ発表されていないがどんな機材を使ったんだろう。
電動機能は変速機で使用が認められるようになったが、当該車両は機械変速にもかかわらず、シートポストを外した際にケーブルが出ているのを見られて、慌てて関係者が隠したと書かれていた。

シートポスト内にバッテリーを入れるのは電動変速ではポピュラーになってきているので、何かの間違いなのではないのかとも思ったが、ヨーロッパではレース前後の車両検査もかなりシビアになってきているらしい。

CXバイクで違法な機材ドーピングとして、電動ユニットを他に使うとすれば、電動パワーアシストしか無いと思う。

昨今の自転車レース界で、機材ドーピングは時々触れられることがあるが、噂的な報道ばかりで実体が暴露されたことは、未だボクは知らない。

ボクは超小型モーターやバッテリーの最新技術に詳しくはないが、シクロクロスのパワーアシストとなると、結構なパワーと電池容量が必要だと思う。
しかし大企業が開発している電動アシスト自転車でもそのモーターや電池ユニットは大きな容積で、少々小型化してもロードバイクとほぼ同じ構成のシクロクロス車のフレーム内に隠しきれるものではない?

ワンメイクで小さなパワーユニットを作ったとして、隠せるとしたらカーボンフレームになって巨大化したBB付近しかないと思う。
もしくは、昨今多くの選手が使っているパワータップのようなハブを偽装するかだろうが、シクロのレースではパワーメータは使わないと思う。

電池の容量を考えると、長時間走るロードレースよりも、1時間という時間内で争うシクロクロスのほうが機械ドーピングには向いているのかもしれない。
シクロクロスの盛んなベルギーという国ならでこそ、そういう誘惑があっても不思議ではない。

個人やシクロチームの単位でそんな優れたものを作れるとしたら、機材ドーピングという不名誉よりも、むしろパテントを取って市販の方向に努力したほうが利益追求になるのではないだろうか?

パワーアシスト以外に乗り手のパフォーマンスアップになる電動機能ってほかに考えられないのだが果たして真相は・・・?



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