今日は恒例の春のシクロジャンブルの日、心配したお天気も午前中は青空の下、暑いくらいの好天気で良かった。
服部緑地までは家から東に2キロほど、慌てて家を出る必要は全く無い。 今回は特に手に入れようと欲するものも特には無く、むしろ余計な物を買いこまないように心掛けて財布の中身も少しだけにした。
今日はブログ友達のCAMBIO工房主催のじゃんさんに1年ぶりにお会いし、歓談するのが唯一の目的なので、会場が賑わう朝一を避け、10時過ぎに自転車で家を出た。
10分ほどで服部緑地へ着く。 緑地はすでに駐車場は満車状態、未だお昼にはかなり時間があるのに、バーベキュー目的の家族連れが多い。 既に煙を上げはじめているグループを横目で見ながら 会場の民家集落横広場へ。
会場に着き、賑わっている広場をぐるっと見渡すが、一昨年まで常連でずっ出店されていた京都のサイクルキャップ縁(えにし)さんは、今回も出展されていないのが少し寂しかった。
じゃんさんのCAMBIO工房は以前と同じ広場の一角の木陰にお店を広げられていた。
今回もチームの何時ものお仲間と4人連れで来阪、お店にはじゃんさんの姿は見えないが、見覚えのあるミカブーさん達を発見。たぶん一区切りついたところで、会場の知り合いや、出物の探索に会場を回られているんだろう。自転車をお店の裏に置き、少しお話していると、すぐにじゃんさんが戻って来られたのでご挨拶をする。
歳は喰っているが、自転車歴の浅い僕は、COLNAGOのクロモリフレームを2本持っているのでカンパ編は即購入、隅から隅まで読ませていただいたが、サンプレ編やサンツアー編となると もう全く未知の世界、知らない事ばかりで、僕には深すぎて、興味すら湧かないので、せっかく労作を持って来られたじゃんさんに対し、少し申し訳なく思ってしまう。
それでも12時過ぎまで居たが、途切れることも無くやって来られる、中年から僕より年上の70歳前後のベテランの自転車人達が、新作や旧作の本を手にし、嬉しそうに買って行かれるのを見ていると、ほんとに大したものを編集、出版されたんだと、改めて感心してしまった。 データブックの画像撮影担当のミカブーさんが、そっと教えてくれたところによると、もう4作目の次回作のテーマも決まっているんだそうな、旧車ファンの皆さんは、乞うご期待、御愉しみに。
2時間余りじゃんさんと歓談している間に、今回もまた一人、自転車人と繋がりが出来た。
滋賀県で、自分の自転車を自らが自作してしまおうと言う、ハンドメイドのクロモリフレームを作る工房を開いておられる㈱フエンテの石津さんを紹介していただいた。
帰宅後、さっそくウェブで調べると、サイクリストが自作でコツコツとフレーム作りをするのを手助けするという趣旨の工房のようだ、そして女性サイクリストまでもが、チャレンジしている方が結構いるらしい。 フレーム作り以外にも、滋賀でいろんなイベントや活動をされているらしい。
長男が滋賀の草津在住なので、いつか立ち寄らせていただこうと思う。自作のハンドメイドフレームにチャレンジできるというのは、非常に興味深い。
朝青空が広がっていた空も、どんよりと曇って来た12時過ぎ、じゃんさんたちとお別れした。帰りにまたどこかの自転車関係のお店に立ち寄って帰られるとの事。
今日はお喋りばかりで、全く出店を見て回ることをしなかった。 帰り際にじゃんさんの今日の出品物の、売れ残ったものの中に、カンパのPCD135㍉の42丁のインナーチェーンリングを見つける。予備パーツとして即購入。
帰宅後、点々と残っていた油汚れを、フィルタークリーナーで洗浄したら、新品のように綺麗になった。
余り使われていないと思われる、何気なく見つけた本日唯一の掘り出し物。
普段、街乗り、チョイ乗りに使っているNISHIKIには、PCD135㍉、52×42のCレコ時代のクランクを入れているが、フロントはほとんどインナーの42tに入れっぱなしで、アウターの52tは、ほぼバッシュガード化している、42tというチェーンリングは峠道には厳しいが、街乗りには最適のギヤだと思う。
もう僕が使うかどうかはわからないが、僕の自転車は全て体格の似た長男に譲るつもりなので、消耗品は手に入る内にストックしておけば、いつか役に立つだろう。
僕は普段はサイクリングも一人で勝手気ままに走るのが好き、社交的なことも苦手で、人と横に繋がることがあまり無いが、ブログで知り合った方や、唯一ここに来ることで紹介していただいた、気の合いそうな自転車人との繋がりが少しづつだが増えた。
これからの残りの人生、気の合いそうな方達との繋がりを大切にして生きていきたいものだと思う。
せっかくミカブーさんに撮っていただいた、僕の携帯の画像はお目目をつぶってしまったので、ジャンさんのブログより画像を拝借いたしました。