サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

GIRO KNIT ROAD SHOES インプレッション

GIROのエンパイア― ニット ロードシューズを夜練で毎晩履いている、
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そのファーストインプレッションを。

今まで使っていたのはスペシャのS-WORKSシューズ。
カーボンソールは薄くて、軽くて、そして硬く、僕には明らかにオーバースペックだったが、お店で脚を入れ、ワイヤーを締めた際の、その履き心地が大変良かったので、思わず衝動買いしてしまった記憶がある。
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サイズは42で最初はピッタリだったが、使っているうちに、全体に伸びが出て、
薄手の靴下だとややゆったりした感があるが、ボアのワイヤークロージャーを締めれば、特に問題は無かった。

そのボアのワイヤークロージャーが、最近走っているうちに緩んでくるようになって、サイクリング中に何度も締め直すことがある。ボチボチ、クロージャーの交換時期が来たようだ。
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ジロのニットシューズも42サイズだが、新品の状態ではややキツメだった。

キツメと言っても指先が当たるようでは、靴としては問題外で、僕の場合は幅がややきつめという事。

僕は、偏平足ではないので、普段3Eサイズのスニーカーを履くと、足先が靴の中で遊んで歩きにくかったりする。
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このメーカーのシューズは細めに作られていて、幅広の足の方にはややきついかもしれない。

かといって大きめのサイズを買うと素材に伸縮性があるので、紐締めだけでは足先が遊んで、フィット感が緩くなってしまうかもしれない。
このシューズを買うなら、足先の幅はキツイ目位をお薦めします。
ニットなので脚に痛みはでません。

このシューズのアッパー素材のニットは伸縮性があり、足先が緩いと、紐締めだけでは、つま先部分を締め付けるのに限界があるからです。

元々レース用のシューズではないので、ゆったりした履き心地を優先するなら、特に問題はありませんが・・・。

僕は走る前には靴紐はかなりキツメに締めます。
まだ紐が伸びきっていないので走っている間に緩んでくるからです。
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ビンディングシューズとして、見た目は非常にシンプルですね。
重量もソールが、EASTON EC-70の重い目のカーボンの割には、S₋WORKSより片足で10g軽くできています。このメーカーでは、EC-90が一番硬いレース用ソールのようです。
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その履き心地も、少し柔らか目で、S-worksの様に下り坂で高速の際に足裏にペダルから路面からの突き上げがコツコツ響いてくるようなこともありません。

素晴らしいのはシンプルな造りのわりに、踵のおさまりがとても良い事です。
紐靴なので踵が浮かないか心配でしたが、全く問題ありませんでした。
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ニットの荒い部分は非常に通気性があり、走っていると前面からスース―と、風が入ってくるのを感じるくらいです。

履き心地もサイズがきついわりに、何処にも痛みが無く、やや硬い目の厚手の靴下を履いているような不思議な感じのフィット感です。

もう一つ、ボクはスピードプレイのペダルとビンディングを愛用しているのですが、
今までS-WORKSでは非常に歩きにくさを感じていました。

よく、サイクリング中に立ち寄る神社の石段などでは、何度もずっこけそうになりました。(笑

エアロウォーカブルクリートになって、少しは改善したのですが、GIROは踵のゴムの形状が良いのか、歩きやすさを感じました。

とまぁ、4日ほど履いた時点では悪い点は特にありません。

足の締め付けはボアクロージャーの様にはきつく締めることはできませんが、もともとそういうレーススプリントなどに履く靴ではありません。

少し気になるのはニット素材の耐久性ですね、化学繊維のニットなのでかなり耐久性はありそうですが、合成皮革と違い、繊維が切れると其処からどんどんと穴が広がらないかと言ったような心配は少しあります。

僕の脚に合って、気持ちが良く使えているので、このまま使い続けてみます。
しかし冬場はこのままでは寒くて使えないでしょうね。(笑)
でもまあ、トゥーカバーや、オーバーシューズを使えば、厳冬期以外はそこそこは使えるのではないかとは思っています。