サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

花見は人見?サイクリング

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花冷えも一段落し、毎朝早朝から鶯がさえずる大阪北部の我が家辺りは、桜はほぼ8分咲き。
花見日和だと天気予報が告げた土曜日に、京都大山崎の背割堤へ出かけた。
 
今日は朝一に所用があり、自転車は車載して家を出た。用事を済ませ、淀川右岸の豊里菅原大橋の河川敷駐車場へ。
 
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河川敷駐車場に10時着、急いで着替えて自転車を下ろす。 
この時間には気温は既に17度あり、上は長袖ジャージ、下はレ―パンにレッグウォーマーで走りだす。
 
ピーカンの天気に走りだすと、すぐにウォーミングアップは完了。
レッグウォーマーを脱ぎ、今シーズン初の生足を出してのサイクリングになった。
これじゃ上も半袖ジャージで良かったかな・・・とか思いながら腕まくりで走る。
 
右岸を枚方大橋までまっしぐら。
追い風基調でずっと30kmオーバーの巡航で気持ち良し。
( 淀川CRは行きはヨイヨイ、帰りは向かい風のパターンが多い。) 
30分で枚方大橋に着いてしまった。
 
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一旦、橋下を潜ってから土手に上がり、左岸へ渡る。
左岸に渡って、ちょっと早いが何時もの関西医大前広場で休憩する。
 
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時間は11時、既に広場は大勢のサイクリストで賑わっていた。
 
缶コーラを半分と補給食を1本食べてすぐに出発。長い休憩はまだ無用。
ここから上流への淀川CRは、名物の、イヤミなバイク止めもほとんど無くなり、道幅も広く、走りやすい河川敷CRになる。 
 
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今日はド平坦なので、自転車は 20数年前のクロモリフレーム、COLNAGO 
master olympic にボーラワンという井手達。
 
追い風に押されて、35㎞オーバー!
ボーラワンが、微かにグワ~ン~グワ~ンと音鳴りして気持ち良い。
ふと気配に気づいて後ろを見たら若い兄ちゃんがぴったり張りついていた。
 
年寄のケツに無断で付くなんて・・・と叱ってやろうと思ったら、
僕の横に並んできて、『これマスターですか~めちゃかっこいいですね~』なんてほざいてくれるではないか・・・。
 
『お気をつけて~』なんてまで言ってくれて、余裕で必死んパッチで走る僕を、軽く追い抜いていった。
 
とっさにお兄さんに付こうと思ったが、お兄さんは離れていくばかり・・・。
40㎞近い速度で走り続けていた僕の足はすでに限界をとっくにこしていた。
 
しかしのんびり走っているサイクリストをどんどん追い抜いて御幸橋へ。
(ここでちょっと調子に乗りすぎて頑張りすぎたかな。)
川筋に出ると、対岸に天王山が見えてきて、やがてススキ越しに背割堤の桜並木が見えて来る。
 
御幸橋までやってきたら、京阪電鉄の駅から、橋上を渡り、対岸の背割堤まで、歩道から溢れるくらいの、途切れなく続く人波が続いていた。
 
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背割堤も、堤下の河原も、人で溢れかえっている。
 
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これでは歩道を自転車を押していくこともままならん。
 
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御幸橋上の歩道は人並みが進まないくらい溢れているし、車道は御幸橋を渡ろうとする車列がゆるゆるとしか動かない有様。
 
週末の花見日和。
たぶんこんな事だろうと、うすうす予想はしてきたが、
今日は此処から対岸の背割り堤を見るだけにしよう。
 
背割堤だけが桜並木ではないので、久しぶりに流れ橋から上流にも在る桜堤を見に行くことにした。
 
人波を横切って、木津川CRへ入る。
人波は減ったが、サイクリストは多い。
 
いくつか橋脚を潜って、15分ほどで久しぶりの流れ橋に着いた。
 
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土手上の休憩所で休憩してたら、僕よりは少し若いサイクリストさんが話しかけてこられて雑談に花が咲いた。
 
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ここから橋を渡って右岸を上流に向かって走ると、桜並木が点在する。
さらに上流の山城大橋まで走って、Uターンして帰ろう。 
 
案の定、土手の桜並木は地元の方が花見をしているくらいで、人で溢れかえっているようなことは無かった。
 
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山城大橋で土手に上がって橋を渡る。今日はここまでは快走だった。
 
帰りは案の定、向かい風に悩まされて、脚を削られながらの帰路になった。
木津川CRは御幸橋までは、何時も本当に逆風に虐められてしんどいな。
 
流れ橋袂の道の駅で休憩、関西医大前広場で休憩。
 
枚方大橋を渡って、豊里大橋までは行きは30分だったのに、
帰りはヨレヨレの体で、休み休み1時間半かかった。
 
やはり往きの追い風に騙されて頑張りすぎたかな。
往路では、今日は絶対AV25kmオーバーは行けそうやと思ったが、何の事は無く。
帰り着いてみると、変わり映え無く、Av21,4km/hと言う有様だった。
 
しかし久しぶりにサイクリング日和の下、気持ち良い一日になった。
 
走行距離、82㎞、走行時間、3時間50分