サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

木枯らし1号が吹いた日に背割提まで、今日も京都て淀川CR練

好天が続く予報で、1週間前から始めた、裏庭の塀の建て替え、物置の移動、植木の植え替えと、一連の作業がやっと一段落。

十数年前にこの中古住宅を購入した際は、僕はまだ50を過ぎたばかりで、やる気満々、元気一杯だった。

家の内外のリフォームは、畳屋さん、風呂とキッチンの入れ替え工事以外は、ほとんど自分で行った。

しかし流石に60半ばになると、腰が痛い、肩が痛い、腕が痛いと、半日動くのがやっとの有様。あの頃なら3日で済んだ作業が今は1週間ほど掛かってしまった。

 

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背割提で

連休最終日の11月4日の月曜日、天気予報は午後は北風ピューピュー?の予報だったが、今日も京都て淀川CR練に出た。

まぁ往きは多少向かい風でも、復路が追い風のほうが老体には優しいサイクリングになるだろうと言う魂胆である。

朝一、自転車を車載して、1件の用事を済ませた後、淀川右岸、菅原大橋河川敷公園に車を止める。

最近の若い家族のお手軽な休みの日のレジャーは、近くの河川敷などで日帰りバーベキューキャンプというパターンが多いようで、春から秋の間は何処の河川敷公園もそういう家族連れでたいへん賑わっている。

サイクルウェアに着替えて走りだしたのはもう11時すぎだった。

ここから右岸を枚方大橋まで走る。

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朝晩、10度くらいまで冷え込むようになったが、今日の最高気温は20度近くまで上がるらしい。終日北風が吹く予報で午後は4~5mの風になると言う予報だった。

今日の井手達は半袖ジャージにニッカー、プラス、アームウォーマーにニーウォーマー。走りだしは風が冷たくベストのウィンドブレーカ―を着た。

出だしは予報どうりの3mくらいの向かい風だが、20分ほど走ってウォームアップ完了。ウィンドブレーカのベストを脱ぐ。

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淀川CRは北東から南西に流れる淀川を走るCRで、大阪湾から京都嵐山、さらに木津川を奈良までつながる便利なCRだが、右岸左岸共、淀川大堰から枚方大橋までは河川敷公園が多く、その駐車場の前後には土手上、河川敷を問わず、厄介なバイク止めがある。

形は数種類あり、上の画像の奴は一番シンプルな奴で、慣れれば徐行して乗車で抜けられ無くもないが、ミスるとひどい目に遭う。

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こやつが最強の4本角で、必ず一旦停車後、そろ~り、そろ~りと慎重に抜けないとペダルやシートステイをこすって傷つけたりする。脚の短い方は乗車のままではまず無理。

舐めてかかって止まらずに抜けようとして、フレームを傷付けただけでなく、ホィールのスポークやリムを破損したローディーも結構居るらしい。

ママチャリの学生やオッサンなどは平気でガチャガチャ言わせて抜けていくが、愛車を大事にするサイクリストは、愛車を担いで跨いで越えるのがベストである。

脚の脛をぶつけても結構痛いので、本当に厄介な奴である。

 

小1時間、向かい風の中の右岸を頑張って走り、枚方大橋を潜り堤防に上がって左岸へ。

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枚方大橋を左岸へ渡り、河川敷公園を過ぎると、上流に大山崎の天王山が望める。

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11時45分、淀川CRのサイクリストのオアシス(ちょっと言いすぎ?)関西医大前公園で最初の休憩。ここは京都と大阪のちょうど中間に在り、自販機、トイレ、ベンチがある。夏場は近くに有名な氷屋さんもあり、表通りにはコンビニやお店もある。いつ来てもサイクリストで賑わっている休憩スポット。

ベンチに座ってじっとしていると北風が冷たい。温かい缶コーヒを一気に1本飲んで、せっかく温まった体が冷えないうちにそそくさと出発。

 

ここからはイヤミなバイク止めも少なくなり、道幅も広い快適な淀川河川敷のCRになる。( 散策の歩行者も多いので集団で走る方は気を付けてほしい。)

ここからは何時も御幸橋まで全開走行。15分ほどで大山崎、木津川御幸橋に着いた。

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12時15分御幸橋着。木津川に架かる御幸橋を渡って今日の目的地、大山崎三川合流、淀川起点の背割提着。

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背割提北側。 堤下の遊歩道に下りて一周する。

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以外にも堤の桜並木は、色付いてはいるが、まだ散り始めては居なかった。

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堤南端、堤下に自転車を置いて大休止する。

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南端堤の上広場。 

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ちょうど昼時だが、北風もあまり当たらず、陽だまりになってとても暖かい。

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向こうの山は天王山、すぐ下は宇治川、その土手の向こう側に桂川が流れていて、桂川のさらに向こう側には東海道新幹線や国道が走っているが、新幹線の車両が通らないときにはとてもそんな風には見えない静かな景色。

三川はこの背割堤下流で合流し、淀川になる。

ここは僕のサイクリングスポットの何番目かのマイフェイバリットポイントだ!

ここで30分ほど休憩、小腹がすいて携帯食を2本食べる。

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堤下の南側河原に昨年だと思うが、大木が一本植えられていた。クスノキだろうか?

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昨年の台風で、堤の桜並木もたくさん枝が折れたり、幹から折れ、倒れたりした株もあった、その名残りの大きな切株だけが残っていたりして痛々しいが、切株の廻りにはもうひこばえの芽が伸びていた。

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堤に1本だけ生えた楓が色付いて綺麗、桜の葉が散るのもそう遠くないだろう。

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春は3月末、ここは人波で埋まるが、僕はその頃にここを歩いたことが無い。

12月から3月の間の、冬枯れの堤の桜並木の幹のシルエットの景色が僕は一番好きだ。

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堤南側を一周して、御幸橋下を潜り、さくら出会い館前広場へ上がる。

広場は北風が強く、出会い館の中で休憩しているサイクリストが多かった。

自転車ラックに掛けられたバイクが強い風でゆらゆら動き、今にも落ちそう。

広場でボトルの水を補給、トイレを済まして、13時頃、帰路に付く。

 

追い風に助けられ、15時前、菅原大橋河川敷公園の車に帰着、サイコンが途中止まってしまって正確な走行距離が判らず。約60数キロくらいか?

 

晩のニュースでは、近畿に木枯らし一号が吹いたそうな? 今年春以来の淀川CR練になりました。