子供たち自身はよく覚えているのに、ボクは息子たちの七五三の時の事はあまり良く覚えていない。きっとあのころは自分も忙しかったのだろう。
一昨日から冬到来を思わせる風と冷え込みだったが、この日は風も無く穏やかな天候でよかった。
今日の待ち合わせ場所は長男宅ではなく、草津市のショッピングモールの中のToysrus。ここで貸衣装の着付けを済ませるらしい。
高速道路も空いていて、待ち合わせの時間ちょうどに到着。ちょうど着付けも終わったところで、半年前に予約した、初宮参り以来の神社に向かう。
僕自身は両親が三重県の出身で、父が五男坊の末っ子、母も結婚前には両親を亡くしたこともあり、祖父、祖母には全く縁が無かった。
既に嫁のご両親も来られていて、6人で一人の孫のお祝いと言うのは、この孫にとっては贅沢で、幸せだと思う。
着物を着せてもらい、薄くお化粧もしてもらった、この月末に3歳になる孫はもう人見知りもせず、今日は自分が主役なのを感じているようで、終始ご機嫌が良い。
爺、婆、両親、それぞれ6台のカメラに狙われ、主役の孫はモデルさんさながらで愛想を振りまく。
この日は金曜日で、ちょど良いくらいに、ぽつぽつと入れ替わりに家族連れが受付を済ます。七五三の本番の明日、明後日の土日は相当な賑わいなんだろう。
本殿で御祓いを済ませ、境内でスナップを撮りまくる。
昼食後、主役の孫はお疲れで長男宅に着く前には車の中で寝てしまったらしい。
ゆっくりとお茶を飲みながら息子たち、嫁のご両親とお話をする。
午後4時、明るいうちに高速道路を走って帰宅したいので長男宅を辞す。次に長男達と合うのはたぶん正月だろう。
金曜の夕刻の高速はそこそこの込み具合だが1時間少しで帰宅できた。
夕飯は次男と3人で外食。
珍しく昼、夜と美味い物を外食し、その夜の風呂場での検量は1kgと少し増しだった。ボクの財布の中身は反比例でかなりの減少となった一日だった。