9月23日に背割堤まで走った翌日から、頸のコリと頭痛がやってきまして、仕事が少し忙しいのとで、ちょっと憂鬱な毎日が続いていました。
10月3日、土曜日。お天気はいいし、痛みも和らいだので池田城址までのんびりと少し走りました。
この日は久しぶりにCOLNAGO MEXICOで。
良い秋日和のお天気が続いているのに近くしか走れないのが残念な毎日。
呉服橋を渡らずに右折し池田市旧市街に。
自転車は押し歩きになるのですぐにわき道に入ります。
旧街道のこの辺りは、古い造り酒屋やお寺があり、いい雰囲気の裏道がある。
偉いお方のお言葉は身に沁みますね。(ボクだけか?)
さわやかなお天気の下、散歩中の方などで結構賑わっていました。
よく手入れされた園内は観光客で溢れるかえる事も無く、
何時来ても落ち着いた雰囲気の休憩場所です。
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ところがこの日の夜からまた偏頭痛がひどくなり、翌日の日曜午後からの現場を休んでしまいました。
月曜日からはどうしても休めないので無理をして出ましたが、久しぶりの酷い偏頭痛でした。
以前通っていた西宮北口の偏頭痛のクリニックのお医者さんが、ガンで急死され閉院、その後近くで専門医が見つからず、困っていたのですが。
還暦を過ぎ、仕事の量もすこし減らしたので、ここ数年は肩こりやキツイ偏頭痛もほとんど起きなくなり、薬が無くても何とかやって来れていたのですが、今回は我慢できない痛みが続き偏頭痛の薬が必要になりました。
水曜にネットで調べたら、隣駅の近くに片頭痛のクリニックが出来ていたのを見つけ、朝一で薬を貰いに通院、すごく混んでいて午前中一杯掛かりましたが、昼と夜に薬を飲むと、翌日はかなり痛みが和らぎました。
ちなみにこの薬は一錠100円近くする高いお薬です。一度に十錠の処方です。
おどろいたのはこのクリニックの先生に、以前西宮まで薬を貰いに通っていたことを話すと『亡くなられたのは○○先生ですね、私の元同僚でした』と言われたこと。
おかげでCTやレントゲンなどの面倒な検査も無く、すぐに薬を処方してくれました。
最近は片頭痛のクリニックが少しずつですが増えてきているのだそうです。
偏頭痛は、命にかかわることはありませんが、本人には結構つらい病気です。
(くも膜下出血などでも急に酷い頭痛が起きるので注意は必要です。)
以前通った病院で待合室で話したりした方の中には、ボクのように年に数回から月一程度の偏頭痛が起きる方から、週に一度は起きると言う、重症の方まで居ました。
ボクの場合は20代後半に乱視がひどくなり、眼鏡をかけ始めてから、たまにひどい頭痛が起きるようになったと記憶していますが、その頃はただの頭痛という認識しかありませんでした。
10年前に車を運転して徳島まで出張仕事に行った際に首の後ろに違和感があり、
帰宅後、酷い偏頭痛が起きてしばらく続き、クリニックを探して看てもらったのが最初でした。この時に普通の頭痛とは違う、偏頭痛と言うものがあるのを初めて知りました。
緊張性頭痛とか、拡張型頭痛と言うものですが。脳の血管が拡張し、頭痛がひどくなります。偏頭痛薬は脳の血管を収縮させ興奮を鎮める薬です。
脳の血管を収縮させるので高血圧や高脂血、脳疾患の心配のある方は服用できません。
普通の市販の頭痛薬では全く効きませんが、最近の市販頭痛薬の中でも一部、脳の鎮静作用の成分を含むものは少し効く場合もあるようです。
この時CTを撮った画像では、特に脛骨には異常はなかったのですが、昨年、鎖骨骨折し入院中に、再度検査してもらったら、脛骨の左に一か所、小さな狭窄があると言われました。
ロードバイクの前傾姿勢は首を後ろに反らした形で一日走ることになりますが、
首を後ろに反らすことが脛骨の狭窄部分を刺激して、しびれや痛みが起こるんだそうです。
首や肩のこりがまず起こり、そこから軽い頭痛が起きることが多いです。
此処で偏頭痛薬を飲むとひどくならずに済みますが、其の儘ほおっておくと酷い偏頭痛に発展することがたまにあります。
今回も久しぶりなのではじめは風邪をひいたかなと思っていたのですが、熱は全く出ず。眼の奥や、締め付けられるような酷い頭痛と吐き気。
安静にしていると少し楽になるのですが、動きだすとズキンズキンと締め付けるような痛みがまた起きます。
こんな状態で野外に出たり、車の運転も天気がいいと目がチカチカ眩しくて頭痛がひどくなります。
たばこの煙や、大きな騒音がする場所でも、またズキンズキンがひどくなります。
頭痛を我慢し、無理をして仕事をしていると、まさにそういう環境の中にいるので、とてもつらいのです。
今日、土曜日は頭痛はほとんど無くなりましたが、少し午後自転車で走ってみようか、もう少し我慢しようかと迷っています。
偏頭痛薬があるので少し走って様子を見ようかな、まぁ歳も齢だし無理をしない程度にサイクリングしないといかんのでしょうね。