サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

TIME EDGEで黒枝豆買い出しツアーに参加する。

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丹波篠山産の黒枝豆は大好きです、大抵10月の第一週篠山市の枝豆販売解禁日。
10月末から11月初旬の鞘が枯れて黒くなりかけた頃のがサイコーの味になります。
11月も中旬になると、畑で立ち枯れて、鞘の中で黒豆として乾燥していきます。


10月の3連休、土曜日は家内の実家の介護デー。

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日曜日は毎年大阪市内で個展を開催する、家内の芸大時代からの友人で、陶芸家夫妻の、個展最終日に出かけた。

日曜日の最終日は知人がたくさん来られるので、客が少なくなる3時過ぎから伺って、キリキリ5時まで4人でお喋りした。昨年同様、最後は親の介護の話題になる。

奥様は陶器のアクセサリー作家、僕はご主人のシンプルな作品が好きで、時々だが1点頂く。厚かましくも旦那氏の作品を2点欲しいと言ったら、1点分だけここで払ってくれたら、後から工房から家へ2点送るからとひそひそ声で言ってくれた。ギャラリーには半額とられるのだそうで、遠慮しないで良いよと言ってくれた。
ご夫妻は作家風な気取りなど微塵も無く、僕なんかの凡人にも気さくに相手にしてくださる。
毎年11月に旦那様が開く、神戸中華街のギャラリーでの個展で再会を約束してお別れした。

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10日体育の日は、恒例の篠山市で解禁されたばかりの黒枝豆を買いに、篠山方面にサイクリングに出かけるつもりでいたが、最近このブログを訪れていただく、池田市在住のmedakaさんのブログで、篠山黒枝豆買い出しサイクリングを企画されていて、一元さんでも参加OKだと仰るので、厚かましくも参加させていただくことにした。

ルートはいつもの県道12号線を北上し、西峠越え、篠山で枝豆をゲットした後、デカンショ街道以北の京丹波市から南丹市の小さな峠をいくつか越えて、亀岡に抜けて、R477、ひいらぎ峠から帰るコース。

篠山デカンショ街道以北の峠道は未走で、僕にとって、今回はその魅力も大きい。

medakaさんのブログからルート図を拝借しました。ルートラボはこちら

集合場所は五月山の麓のR176のコンビニで、よく知っている場所。
我が家からだと往復130㎞、獲得標高は1,300mを越えるので、久々の山岳ロングライドになりそう、脚の調子が悪ければご迷惑にならないように、篠山から引き返すつもりで参加させていただいた。

僕が申し込んだ時点では10人弱の参加者だったようだが、当日の朝、集合場所に行くとなんと総勢19人の参加者で驚いた。
僕のブログと違って、結構な人気ブログの主催者さんだったようです。

今日初めて参加という方も結構いらっしゃって、脚が揃うのか不安に思ったが、
終わってみると皆さん健脚揃いのサイクリストばかりで、
たぶん一番心配されたのはシルバーエイジで初参加の僕自身だったのかもしれない。
多勢にもかかわらず、パンクの神様も降臨せず、皆さん無事最後まで走りきる事が出き、大変楽しい一日を過ごせました。

これも主催者medakaさんの周到な準備と細心の心遣いのお蔭です。
この場を借りてmedakaさんにお礼申し上げます。今回はありがとうございました。

さて、いつもソロでサイクリングしている僕は、総勢20名あまりのサイクリングなんて初めての事で、迷惑を掛けないように走ることで必死で、今回は途中の画像をあまり撮れませんでした。詳しい画像は、終始先頭を走りながらも、器用にたくさん画像を撮っておられたmedakaさんのブログでどうぞ。(たぶん今夜位にアップされます。)

medakaさんから画像を頂きましたので追加でアップさせていただきます。
●印の付いたのが、頂いた画像です。

道の駅猪名川で最初の休憩。                     
                   
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次は杉生で休憩。  
(なんか最近は右側が逆光でハレーションを起すなぁ、ボチボチ携帯も寿命かも。)
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今日一番登りガイのある峠の西峠をボチボチと越える。
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西峠を越えて、篠山市に。       
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後川(しっかわ)の4つ辻のお店で早々に黒枝豆を買った方もいたが、僕は少しでも軽装で走りたいので、城東トンネルを越えて、デカンショ街道に下りてから枝豆を買うことにした。値段は何処もほぼ同じ。
                   
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後川から古坂峠(城東トンネル)を越えると、篠山盆地に。
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デカンショ街道手前の日置あたりの出店で枝豆を購入。
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ここで待っている間に、小ぶりな柿を『食べてね』とサービスで頂く。
僕は熟れた柿が好みだが、女房が歯ごたえのあるこんな粒柿が好きなのだ。

お向かいのおばあさんが枝豆好きなので昨年からお土産に少し差し上げている。
今回は800円のマメをもいだのを二袋買った。いつもの4倍。
サコッシュに入れて持ち帰る算段だが、この後はジン割りと肩ひもが食い込んで、峠越えの結構なお荷物になった。
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デカンショ街道を越えて、田舎道を走る、今回はr12号線以外は、ほとんど街道筋を走らなかった。

medakaさんは、どうやら、かなりの里山道&峠道ハンターの様だ。
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雲辺の郷の元小学校跡の食堂で昼食。
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事前に手配よく昼食を予約して頂いていたので、休日で並んでいるお客さんも居た中、2階の音楽室で待つことも無く、お弁当を頂く事が出来た。
このお弁当がまた美味しかった。

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2階音楽室で、昼食を頂く。              隣は理科室

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理科室の窓から、校門を見る。      腹も膨らんでいざ峠道へ。

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僕はたくさんの人の顔や名前は一度にはとても覚えられないが、たくさんの自転車はすぐに覚えられる。
たくさんの、いろんな愛車が見れるのも僕には愉しみ。
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食後20分ほどの休憩後、本日のメインコースに突入。
せっかくの昼食を戻さない程度に頑張る。
心配した僕の脚もなかなか好調で、たぶん、これは、TIME EDGEの恩恵かも知れない。
里山を雲辺車塚古墳の脇を通って、一路、弓谷峠へ。
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先頭でアッカンベ~をしているのが、お茶目な主催者のmedakaさん。

愛車はイタリアンの銘クロモリフレーム・・・・・な、な、な、なんやったっけ?
グ、グ、グ、グェルチョッティーやった!(カンニング、汗!)
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弓谷峠は、ソロで走っていたら、食後の昼寝でもしたくなるような草っ原が脇に在った。(僕は写真撮り忘れ、残念)

小さなしなびた里山道を幾つか越え。
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今度はガラッと変わって、こんな山奥にと、出来たばかりの縦溝の入ったアスファルト舗装の新道越え。イメージ 29
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『な、なんでこんな道を通るのよ?』とだらだらと直線の登りに悲鳴が上がる。
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工事で自動車は通行止めなのを良いことに、登りのトンネル内も談笑しながら通過。 
●   後日になって思い出しました。『ほたる』という名のトンネル銘でした。
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トンネルを抜け出たところが峠で、ヒルクライム終了。
そこから少し下ったところが、絶景ポイントの目的地だった。
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見下ろす絶景は園部方面か?遠くには京都北山、手前の小山の間に見える白い陸橋は京都縦貫道だろう。

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今回はご夫婦連れが二組。女性陣はトイレに難儀だと思うが、そんな雰囲気はみじんも見せない熟練サイクリスト。

車が来ない、舗装が良い、見通しが良い。
この後の下りでTIME EDGEの最高速にチャレンジ。
65㎞/h でした、コンパクトクランクなので、脚は全然空回り。
こういう際にはもっと体重が欲しくなるな。
(medakaさん、無茶して御免なさい。)

此処からr702の街道に一旦出て、本日締めくくりの中山峠越え。
此処もなかなか楽しい登り下りで、最後の締めらしい、良い峠道だった。
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峠道は一人で登るより、ひぃひぃ言いながらも、話をしながら登るのが良いね。
苦しいのは同じでも、気が紛れる。

此処からは、走ったことがある、京都府園部町船坂に下りて本日のメインコースは終了。
今日は朝から北西の風が強く、午後3時を過ぎると肌寒くなってきた。
心配した、風神さんの心変わりも無く、追い風で帰れた。
此処からはひたすら、国道477号、ひいらぎ峠を目指しての帰り道。
デカンショ街道西側の信号のない里山道をR477目指してトレイン走行。

一人だと帰り道は脚力もテンションも下がってしんどいのだが、この日はおかげ様で最後まで切れずに元気よく走る事が出来た。

最後のひいらぎ峠を越せば、もう大阪府
此処からは下り基調で、もう帰ったのも同然、疲れた脚にも心なしか元気が戻る。

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陽も落ちかけた、一庫ダムパーキングで最後の休憩。
薄暗くなった頃、ドライブ帰りの車で渋滞する県道12号線の多田あたりのコンビニでの無事解散となった。

一緒に走っていただいた皆様にもここでお礼を。
おかげ様で、初対面にもかかわらず楽しい一日を過ごせました。
普段はソロでばかり走っている僕ですが、同じ趣味、スポーツの世界ってのは、ホントに良いもんだなと再認識いたしました。

日が暮れ、薄暗い中、猪名川堤防道を帰る。
前日、TIMEに取り付けたばかりの、ヘッドランプ改造の明るいヘッドライトが役に立った。
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空港北端の箕面川の橋で、六甲をバックに、残り少ない光で撮影。

家の前で脚を付いたとたんにふくらはぎが攣った。
もう自転車も洗わず、すぐに風呂に入って、その間に家内が湯掻いてくれた枝豆で晩酌して、夕食後は、もうすぐにバッタング―!
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おかげで今朝は5時に目が覚めた。

走行距離132㎞、走行時間6:30、Av20,3km/h、Mx65㎞/h(もちろん下りで)