サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

☆ 母校に立ち寄る

 家内の高校時代の親友が大阪市内、阿倍野区の母校の近くでアクリル画の個展を開きました。
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  朴 永子さん、「ストリート景」 。 
永子さんは工芸高校、美術科卒ですが、卒業後ずっと絵を描き続けてきたわけではなく。子育てを終えて、7年前から絵描きを再会されての初個展。 
この方もウチと同じく、近年、初孫を得られたばかりだとか。
 
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市内、阿倍野区の再開発を免れた下町の一角。 
古民家を改装した洒落た居留守文庫』という名の古本屋さんの中を借りて最近作、7,8点だけの小さな個展でした。 
 
彼女の育った鶴橋近辺の下町をアクリルで描いた絵が、妙にお店の雰囲気に溶け込んで、絵が以前からずっとここに架けてあったかのように感じました。
 
あたりは昭和の町並みです。 
細い道をくねくねとカーナビに導かれて着いた小さなパーキングの横には古い大きな煙突が一本立っている、お風呂屋さん。
銭湯はもう閉まっているのかと思いきや、夕方から3時間ほどだけ営業と張り紙がありました。
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鉢植えや盆栽が一杯置かれた路地の一角。
一輪咲いた盆梅の足元の水栓の古い鉄扉にも梅が咲いていました・・・。
イヤこれは桜かな?。イメージ 2
 
絵を見たり、友人とお喋りしたり、好きな古本を見たりしているウチにあっという間に二時間経過。
 
個展を辞して、ボクと家内の母校にも立ち寄って本館裏で一休み。
かなり前に、歴史的建造物保存工事で改修済みの本館は19世紀の芸術様式を代表するアールヌーヴォーの巨匠ヴァン・デ・ベルデが設計したドイツのワイマール工芸学校をモデルとして設計され、大正13年に竣工したものです。
本館以外の古い校舎群は耐震工事の真っ最中でした。
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もう一軒、たち寄りました。
母校の近くの古い飴工場で、大阪「伝統飴野菜」を購入しに。
なんでも以前、TVで紹介されたのを見て、一度来たかったのだそうです。
電話を入れて、開いているのを確認。
カーナビに導かれやっと探し当てた古い小さな町工場を訪れると、土曜の休みにもかかわらず、主らしき方が門を開けて待ってくれていました。
 
工場の事務所前の廊下の一角に置かれた、ここの工場直売でしか売られていないらしい?野菜飴はそれぞれ野菜の形を模されていて、そのエキスが飴に練りこまれているのだそうです。
きれいなガラス細工のような飴です。
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彼方此方のマスコミで紹介されてから、よく売れるらしく原料と製造が間に合わないとのことで、在庫は品薄。
ボクは大きなかちわり鼈甲飴がおいしそうなので二つ買いました。
 
長男一家のところにも送るのだと、家内が飴ばかり合計4千円も買ったのにはちょっとあきれましたけど。
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ナニワのおばちゃんは、本当に飴がお好きです!