サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

☆春風に虐められて、大路次川から羽束川ライド

2013、03、23 
なんだかんだで、久しぶりの北摂ライド。
幾度めかの寒の戻りの後、また暖かくなりそうなこの日曜日。
ふと、暖かくなればひっそりと超快適な篭坊温泉コースを走ってみたくなった。 
イメージ 1
  
早く目覚めた日曜の朝。ゆっくりコーヒを飲みながら朝食を摂って、8時過ぎに家を出る。
 
伊丹空港地下トンネルを走っていると、なにやらホィール辺りからカチカチと気になる音がする。
どうも音の鳴り方から推測して、サイコンのマグネットがセンサーに接触したのかと思ったがそうではない。
他に思い当たるのは新しいホィールに貼ったばかりのタイヤのバルブとバルブホールの接触による音鳴りでは。
 
上手い具合に開いていた、猪名川手前のジャパンでビニールテープを買ってバルブの根元に巻き、応急処置をすると音鳴りは止まった。 
 
よく整備された、ロードレーサーの走りは静かでなくてはならない。
イメージ 9
 
猪名川沿いの県道12号線は一部残っていた荒れた路面も全て舗装し直されて、ずいぶん快適になった。
 
身体が温まって、石道温泉手前の小さな公園で長袖のアンダーウェアを脱いでいると。
頭上の梢で鶯がキレイに啼く、今年初めて聞く春告げ鳥は、何処で練習してきたのか?もうずいぶんと上手に啼くではないか。
 
日生中央の菜の花畑。
イメージ 2
 
はらがたわ峠旧道の土砂崩れはまだそのままだろうな? 国道173号のダラダラ坂を登ってトンネルを越えるのはまったくオモシロクないし。旧道開通の情報もないので一庫ダムから県道104号、54号、大路次川沿いをずっと遡って、畑野千ケ畑から土ケ畑を越え、天王へ行くことにする。
 
県境手前、野外活動センター手前の大路次川で休憩、水も温んですっかり春の渓谷。
イメージ 4
 
畑野の信号を左折、土ケ畑(どんがはた)への登りで一汗掻く。
 
いつもの土ケ畑集会所で休憩。
イメージ 10
 
ここは集会所裏にトイレはあるが、自販機も何も無いので休憩する自転車乗りは見たことが無かったが、今日は珍しくMTバイクに乗った小学生の親子連れの先着の方が居た。
 
イメージ 3
何処から来たのか聞くので 『豊中からです』と応えると、
自走でですかと大そう驚いてくれた。
標高5百メートルのここではまだ梅も桜も蕾は固い。
イメージ 5
裏の地蔵様にご挨拶して。
イメージ 6
バス停の向かいの土手の上のミツバチの巣箱も新しい。
イメージ 7
 
もう一息登って、土ケ畑の三叉路を天王へ。
 
今日の予定では、ここからはもう登りはほとんど無く快適な下り基調の篭坊温泉コース。
天王から一気にダウンヒルすると少し肌寒くなり、脱いでいたアンダーウェアを再び着る。
 
篭坊温泉の陽だまりで長い休憩。
イメージ 8
 
後川(しっかわ)から小柿渓谷を抜け、三田に出て羽束川沿いを南下。
腹が減ったので、木器(こうずき)手前のつくしの里でうどん定食を食す。
13時過ぎで、もうご飯が売り切れて無いと言う。それでも値段は同じだけとられたのは、ちょっと不服(笑)。
 
三田から南下する帰り道は春風に虐められ、ずっと向かい風。
久しぶりに青野ダムにも寄ってみたかったが、膝に痛みが出てきたので木器からは県道37号を外れ、羽束川沿いに千刈にショートカットして猪名川道の駅に下る。
 
久方のライドで今日は下半身にもう力が残って無い。
道の駅からは、いつもの阿古谷帰還コースも省略して、トロトロトと、県道12号を家まで帰る。
 
どっぷりと疲れて翌日の今日はすっかり下半身は筋肉痛だが、やっと春到来を感じた北摂ライドになった。
 
今日のルートはこちら。 走行距離115km、走行時間5時間。