サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

☆午後から 波豆川上流探索、北摂ラン

5月3日昼前、自転車部屋の壁掛からマスターを下ろし、タイヤにエアを入れる。
昼食を簡単に済ませ、十二時半、特に行先も決めずに北摂ランに出る。
 
今日は午前中は天気は良かったが午後から近畿地方寒冷前線の端っこが通過するので曇り気味。
途中の俄雨は想定の上、自転車で走るのにはあまり暑くなくてちょうど良い。
 
久しぶりに猪名川を北上、紫合(ゆうだ)から阿古谷を経て道の駅猪名川へ。
阿古谷あたりからぽつぽつと雨が降って来たので、道の駅の裏で一時避難。
西の山側の空は暗いが雨脚はそんなに強くならない。
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缶コーヒを飲んでいると空が明るくなって、雨はすぐに止むだろうと判断。
ドライブ客でにぎわっている道の駅を早々に出て、歴史街道に入る。 
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歴史街道入口の農協裏ではレンゲ畑の中で早苗の準備に忙しそう。
 
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GWも、静かな歴史街道を通り抜け、終点の和菓子屋さんを過ぎ、橋を渡って、くろまんぶには行かずに、川沿いの上佐曽利に登る細道に入る。
 
荒れた道を登り、最後の急登を喘ぎながら登りきると、県道323号線、宝塚市上佐曽利。
ここから西へ、さらに一つ峠を越えて、三田市の波豆の八坂神社へ。
 
北摂里山街道を走っていると、この時期の農村ではGWなど無く、どこの田畑でもトラクターが忙しく動き、田植えの準備で忙しそうだ。
 
そんな雰囲気の、波豆の田園地帯の一角の八坂神社にトウチャコ、イヤ到着。
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境内の手水処で手を清め、本殿にご挨拶を済ませて、しばし休憩。
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マイフェイバリットポイントの八坂神社、能舞台
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いつ来てもひっそりと心安らぐ場所です。
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この後は波豆川沿いに下って帰ろうかとも思ったが、まだ時間もあるし、少し走り足りない。 
まだ行ったことがない波豆川の上流部を探索に行くことにした。
 
少し道を戻り四つ辻をポタポタとゆっくり上流に向かう。
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道端の水田に早苗が活けられて、もうすぐ田植。「もち」とあるのは餅米の早苗だろう?
 
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しばらくして、大船山への立派な登山道が左に分かれる。
ここから先の登山道の探索はasyuuさんのシクロツーリングにお任せしましょうか(笑)・・・等とニヤニヤ考えながら里山を行く。
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道端の竹林の際に、我が家の庭では花は終わったばかりのシャガが満開。
 
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波豆川上流にはまだ立派な茅葺農家が残っていた。
 
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やがて道は細くなるが。 
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まだまだ続いているようだ。 
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やがて道の両側にアスレチックランドと古そうなペンションがあり、連休で遊ぶ家族連れの声が聞こえてくる。
 
もう少し上ると道端に軽トラがたくさん止まっていて、農作業の休憩中の大勢の方たち。
 
「道はこの先で行き止まりだよ」と教えていただいて。波豆川の上流部の探索は終了した。
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昼ケ岳の麓の農家で道は行き止まりの様子。これ以上は無断で余所者は入らないのが礼儀だろう。
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 左にまだ道はあるがチェーンが張ってあり進入禁止。
 
僕が来たのを契機に腰を上げて農作業に戻りだした、農家の方たちに軽く会釈をしてUターン。
 
帰りは追い風に乗って、快適に、一気に道の駅まで下りきる。
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いつの間にかすっかり快晴の空の下、川端の木陰で休憩。
この後はいつもの阿古谷経由で、家まで順風、追い風で、快適走行。
五時過ぎに帰宅。 
 
走行時間、四時間。走行距離90km。
 
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COLNAGO MASTER(OLYMPIC) 
コルナゴ、マスターのオリンピック記念バージョンだと聞く。
コルナゴのスチールフレーム最後のモデルでもあるらしい。
(現在もマスターX LITEという復刻版フレームは作られてはいるが)
 
ホィールは自作の手組、アラヤADX-1リム+DURA‐ACE‐7700ハブ。コンポはCAMPAGNOLO、RECRD 9速。クランクはCHOLUS、CT48/34に換装。
 
このフレームはCOLUMBUSのクロモリチューブで作られており、クロモリらしくBBのウィップはあるが、乗り心地はかなり固め。
僕のような非力な者には、登りは楽ではないが。平坦や下り道で時速三~四十キロを超える巡航では愁眉な走りを味わえる。