サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

◎キシリウムSLS フリーハブの整備

先日、手に入れた、MAVICの新しいホィール。
フリーハブのラチェット音がカンパ並みにうるさい。
この音と惰性で廻っている際の回転抵抗も重く感じるので、
フリーを分解してラチェットのグリスアップをしてみた。
 
13年モデルのSLSからは、12年モデル以前のSL、SLR等と比べるとシャフトの構造、分解方法がかなり変更されている。
 
12年モデルまでの整備関係の情報はたくさんあるが、
13年モデルのSLSの整備情報を探すのにちょっと手間取りました。
 
ボクのブログでは詳細は書きません、構造を知るのには此方のブログを参考にさせていただきました。他にもいろいろと情報を仕入れましたがここには書きません。
 
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フリーハブの分解に必要なのは、5ミリヘックスレンチ1本、モンキー、MAVICホィール付属品の専用工具の三点。 (ボクはネットショップで手に入れました。)  
フリーハブ用グリスはMAVIC純正を指定されているようですが、
手持ちのデュラのフリーハブ用グリスで代用しました。
 
フリーハブ内部は まだわずかな走行距離でシールドベアリングでもあるので、
今回は洗浄せずに、塗布されていたさらさらのオイル(グリス)を拭き取り、
新しくグリスアップするだけにしました。
 
5ミリアーレンキーとスパナで右側のフリーハブ側のロックナットを取り外せば、
アクスルシャフトとフリーは取り外せます。
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注意!、リヤの左側の6穴のキャップはネジ山が潰れやすいので外してはいけないと書かれています。 (ボクは事前に外してしまいました、たしかに外すのはフロントより硬かった。)
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 最後に、このキャップで玉あたり調整をする構造になっています。
( 正確にはシールドベアリングなので玉あたり調整ではありません、オイルシールとブッシュの当たり調整と言うべきでしょうか?)
ホィールをフレームに取り付けたままでも調整が可能です。
 
整備後、かんらからからと鳴っていたフリーの音がしっとりした音に変わり、ハブの回転も軽くなったように感じます。
ハブグリスは粘度が非常に低いので、暫くするとまた音が大きくなってくるかもしれません。
ここは分解も簡単なので、時々、グリスアップしてやる必要が有ると思いました。
 
このブログを見て、ご自分で整備される方はくれぐれも慎重に。
全て自己責任で行なうのが、素人整備のお約束です。
自信が無いなら信頼の置けるショップにお願いしましょう。
 
ついでにタイヤを貼る前の画像を記録のため載せておきます。
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う~む、やはり、カタログスペックより35g重いですな~!