サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

☆今日も脂肪燃焼、北摂練ライド 春はキヲツケテ!

朝から曇ってはいるが、何とか持ちそうな日曜の空模様、今日も脂肪燃焼ライド。
明日からまた寒の戻りだそうな、今日は北摂猪名川町あたりも10度を越えるらしい陽気で、10時過ぎに家を出る。
 
県道12号石道温泉手前でパンクらしいローディ1名、声をかけると大丈夫ですと返事があり、スルー。
 
今日は新しいホィールのテストランでもある。
 
今日は暖かいせいか?そこそこローディと出会う、阿古谷で最初の休憩。
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さて今日は何処をどう走ろうか?
 
今日も北風が強いので時計回りで杉生から東に逆回りにいつもの峠道を走ってみることにする。
阿古谷から槻並を廻って柳津から再び県道12号に出て北へ。
 
途中ふるさと館の梅をチェック。
やっと膨らんだ蕾の木が多い中、3分咲きの株もちらほら在り、ほんのりと良い香りがする。
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梅の香を胸一杯に溜め込んで杉生に向かう。
 
県道12号を走り出すと何かフロントのあたりで異音がする、おかしいなと停車して足元を見ると。
なんと梅を撮っている際に左足のシューズカバーの穴に梅の落ち枝が挟まってタイヤに接触していた音だった。
 
途中、笹尾あたりのS字カーブの対向車線の歩道で自動車と事故ったらしい若いローディーが倒れているのが見えた。
一瞬、チラッと見ただけだが鼻から出血しているのが見えたが意識はあるようだった。
すでに介抱している方が居て救急車を待っている様子だった。
ボクにはできることがなさそうでスルーしたが、大した怪我で無ければよいが・・・。
 
暖かくなると、つい、気も緩みがちになる。
ボクもキヲツケテ走らなければと思った。
 
杉生から県境の峠を越える。
(asyuuさんの紹介されたブログ北摂越譜に、この峠は中山峠と紹介されていたので今後はそう呼びます)
 
猪名川変電所への登り。イメージ 3
R173山辺口から宿野に出て13時、若田亭で昼休憩。
今日は無事営業中だった、珍しく新聞など読みながら食後のコーヒも頂いて、ゆっくりとしたお昼休憩をとる。
 
ゆっくり休憩したので、逢坂峠を息を弾ませながらも快調に越え、倉垣橋から南に折れて地黄へ。
(もう一つ峠を越えないのがボクらしい。 北摂越譜のAuthorも言っておられたが。倉垣側からの堀越峠はいつも気温表示のある電柱あたりで一度足を突いてしまい、一気に登りきれないのが悔しい・・・。)
 
野間のケヤキで休憩、今日は曇天でベンチにも陽だまりは無い。
先日別のサドルを試したりしたのでシートポストの高さを少し上げたり、新しいホィールに異常が無いか点検していると汗が冷え、肌寒くなってきて早々にケヤキを辞す。
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一庫ダムサイトまで戻って来ると薄日が差して 陽だまりベンチで最後の休憩。
北摂が時雨れていてもこのあたりまで戻ってくると日が差してくる事が多いように思う。
このあたりに一つ、篠山との境の東西の尾根筋あたりに一つ、天候の境目があるようだ。
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今日は、近頃若いローディーの間で集めるのが流行っていると言う、
ダムカード』なるものを管理事務所を訪ねてゲットする。
以前からそういうものがあるのは、ブログを読んで知ってはいたのだが、
先日、ホームコースのこの一庫ダムにもカードが在るのを知って、
次に訪れたら事務所を訪ねて貰ってみようと思っていた。
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なんでも管理事務所があるそこそこの規模のダムには、ダムカードが存在するらしい。
うちの子供たちが小さい頃に流行ったカードを思い出す。
そんな世代の建設省の役人が考えたのか? 
何時ごろからこういうものが出来たのかはボクは知らない。
 
昔のようにスペアタイヤを折り畳んでサドル下に括り付けるのはあまり好まない。
スペアタイヤを入れたこのARUNDELのサドルバックはクロモリ車には似合うが、
この自転車には似合わんな 。
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新しいホィールはかっちりした乗り味で思ったとうりの感触です。
以前にこのブログに書きましたが、島野のホィールとチューブレスはもう買わない、使わないと決めていました。
カンパG3とフルクラムはスポーク配列が特殊、自分でメンテが難しそうなので。
次はマビックのチューブラーアルミホィールを試して見たいと、物色していたのですが。
世間ではチューブラータイヤはあまり人気がないせいか。
先月、国内価格の半額でシマノ11s対応の新古品が手に入ったのはラッキーでした。
(今のところ、11速化の予定は全く無いけれど)
 
ただ付属品が何も付いて無かったので 少し狂っていたフロントのセンター出しとフレ取りに必要なマビック純正のニップルレンチを手に入れるのに少し手間取りました。
 
(前のアルテグラ、6700からデュラ、7900ーC24と、チューブレスホィール2本、チューブレスタイヤ三本で約1万キロほど走って、ビードからのエア漏れが何度かあったがパンクしたことは一度も無かったのは、まぁ評価できる。)
 
今度のキシリウムSLSはかっちりしたホィールなので以前よりは路面の凹凸の振動を拾いますがGDRのフレームがやんわり吸収してくれるので全く問題は無い。
 
これで僕の持ってるロード用ホィールは全部チューブラータイヤになった。
チューブラーも慣れれば特に不便も感じない。
むしろチューブレスタイヤよりタイヤの脱着は楽なように思う。
ロードレーサーは機材スポーツ、良い機材は選択を間違わなければ己のパフォーマンスを少しでも助けてくれるのは間違いの無いところ。 
 
帰り道、池田から猪名川河川敷堤防を走っていると田能弥生遺跡のところで ワンちゃんを抱いたローディ姿?の若い女性に手を上げて呼び止められた。 
ワンコを抱いているので一瞬ウォーキングかランナーの方かと思い、
今日はたくさんの人が走っているのに、なんでボクをと思ったら。
堤防を走っていて、落車。チェーン落ちしたらしく、自転車を見て欲しいとのこと。
 
ハイハイ、それならおやすい御用です、女性には優しくがモットーのボク。
 
怪我は無いですかと聞くと、軽い打ち身だけで大丈夫ですと言う。
それは幸いでしたと堤防下の田能遺跡の駐車場に行くと 
真っ白のキレイなアルミフレームのTREKロードバイクが置いてある。
 
バイクはフロントがチェーン落ちしているがすぐにチェーンを戻して、
彼方此方点検するが全く異常なし。 
右ブレーキレバーには落車傷がついてしまっているが、
フレームには傷ともいえない汚れがついただけで良かったね。
 
『キレイな良いバイクやねぇ』 と聞くと、ニッコリ笑顔で。
なんでも昨日、箕面のトレックショップから納車されたばかりの自転車で、
だんな様と一緒に今日がロードバイクの初乗りとのこと。
なんと彼女、ワンコを犬用ザックで背たらい走っていて、
ワンコが背中で暴れてバランスを崩し転倒したらしい。
 
『えぇ、ワンコ背負ってロードバイクは駄目ですよ、今日もサイクリング中に ひどい怪我をしたローディーの事故を見たばかりです』 とやんわり苦言を呈す。
 
ところで 奥様のバイクのチェーンも落ちたままで『旦那さんはいったい何処』と聞くと。
奥様の転倒、落車にパニックになったらしく、あわてて車を取りに家に戻ったとのこと。
よくよく聞けば旦那も共に今日がロードバイク初乗りで・・・・・あぁそれなら仕方ないか。
 
『家は近いの?』 と聞くと なんと うちのすぐ隣町、ウチのすぐ近所ですねと言うと、
嬉しそうに 『一度ご一緒してくださいな』なんて無邪気に仰る。
 
ああそれならすぐにだんな様は戻って来られますね、
もうワンちゃん背たろうて走ったらアキマセンよと釘を刺してお別れする。
 
走り出した後で、なかなか美人で可愛い人だったな、
近所なら住所か電話番号聞いとくんだったとちょっと後悔するが、
まあ人妻だし、いいか? 
家も近いのでご縁がある方ならばまたお会いすることもあるだろうと、自分を納得させる。
 
無事是名馬なり』 今日はasyuuさん座右の銘を思い出させた一日だった。
 
走行時間4:00、距離95km。