巷では自粛ムードがいよいよ本格化しつつあるが、僕は普段からあまり社交性が無く、三密とは縁が無い生活をしているので、マイペースと思われても、人との接触の少ない野外を一人で運動することは続けていきたいと思っている。
一昨日の九日に続いて、土曜日の11日、五月山の山頂展望台まで登ってみた。
五月山中腹からの六甲
一昨日は、家を出たのが遅く、時間が無くて1時間ほどしか散策できなかったので、今日は1時過ぎに家を出た。
今日は五月山頂上の日の丸展望台あたりまで登る予定。
14時、今日も公園事務所前に自転車を置き、ドライブウェイ入り口ゲート脇から登り出す。今日は秀望台には出ずに、東側の望海亭跡コースから登ってみる。
楓の新芽が綺麗。
土曜日なので、時々子供連れや、麓の住人の散歩ハイカーには出会うが、歩く人は少ない。 しかしドライブウェイを行き交う車は結構ある。
望海亭跡からさらに登っていくと、一旦ドライブウェイに出て、ひっそりとした愛宕神社に立ち寄る。
愛宕神社の石段の桜はほぼ散り、代わってシャクナゲが満開で出迎えてくれた。
以前、サイクリングでドライブウェイを登っていた頃は、ゼイゼイ、ハーハー、急勾配のドライブウェイを登り切るまで立ち止まる気にもなれず、今までここに立ち寄ったことが無かった。
本殿に参拝して境内を散策しまたコースに戻る。
時々自動車に混じってトレーニングのサイクリストがドライブウェイを登っていく。皆スマートなクライマー体型の若者が多い。
僕は『坂バカ』でもないし、『山が性癖』でもないし（笑）、最近は勾配が10パーセントを越えるような山道へは行かなくなった。
五月山公園内のハイキング道はよく整備されていて、途中には子供向きの遊具っぽい釣り橋もある。
ドライブウェイに沿った登山道を今日も調子よく登ってくると、少し傾斜が緩んだ頃、綺麗な広葉樹林が開けた景色になった。
五月山は樹種も豊富で古木も多く。自然好きの者にはなかなか楽しめる。未だ新芽が吹き出したばかりで、林間も明るい。
野鳥の好きな方なんかにも人気があるようだ。
もうひと頑張りすると、五月山霊園下の広場に出た。
北のドライブウェイ方面へは霊園から日の丸展望台へ。
南側には五月平展望台。こんなところに南が開けた展望台があるのは今まで知らなかった。大阪方面の展望がかなり良さそうだ。
展望台は後で立ち寄ることにして、一旦頂上へのドライブウェイ方向へ足を向ける。
霊園内を上に登ると日の丸展望台だが、ドライブの人出が結構多い。 日の丸展望台が五月山の頂上になるが、古い展望台は周りの雑木林が伸び、今はすっかり展望が望めない。（最近は行かないので現状は知らないが）行っても失望するだけだし、ましてや今日は人が多いので行くのはやめにして引き返す。
五月平の展望台に脚を戻す。
ここには初めて来たが、五月山では一番の展望やね。
西の神戸、六甲から
大阪市内のビル群、足許の猪名川、伊丹空港が大きな運動場のように見える。
時間は15時半、人も少ないのでここで一休み。
下りは往路より東側のコースから、植物園方向に下山した。
何時もはこの右側に見える五月が丘の坂道をロードバイクで箕面駅方面へ走っている。植物園本館は閉まっていたが、ここに立ち寄ったのも初めてだった。
植物園前の屋内プールも閉まったまま。ぐるっと回って、4時半、公園事務所前の自転車置き場に帰着。
夕刻になって、帰路の猪名川河川敷は肌寒くなってきた。 明日、明後日は、雨の予報なので、今日来たのは正解だったかな。
5時半頃帰宅。下山途中から左膝に少し痛みが出たが、翌朝には痛みは消えた。
次はもう少し長い時間、距離を歩こうかなと思うが、もっと山らしい郊外の静かなところがいいかな。
