サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

陽気に誘われ黄昏箕面練

1月28日土曜日、ようやく昨日から寒波が緩み始めた。
此処の処の寒さで鎖骨と背中の骨折部が疼き、左肩は強張ってしまってストレッチをしてもなかなかほぐれない。

それでも日中の暖かさに我慢できなくなって、午後3時前からやっと重い腰を上げて自転車に跨る。
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猪名川に出て空港北端の箕面川合流まで来ると橋が工事中だった。

先日からの寒波で、一時は薄白く見えた六甲から箕面の山も、今日は黒々として見える。昨日の日中の暖かさで山の雪もかなり解けたかな?

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空には六甲に向かって飛行機雲が何本も浮かぶ、天気は下り坂。
今日もかなり気温が上がっていて、用心して着こんだウェアに体が汗ばむ。

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30分ほどケイデンス80くらいで走ったら、もう我慢できなくなり、ネックウォーマーと中間のジャケツを1枚脱ぎ、たすき掛けにして身体に括り付けた。

すぐそこの五月山を見上げると中腹の展望台が近くに見える。
今日はあそこまで登ってみるかと、珍しく五月山ドライブウェイに登る気になったが、動物園まで登ると、久しぶりの晴れの土曜日で、駐車場に入る車が入口の信号まで数珠つなぎになっていて溢れ、公園に入るのを諦めた。

今日も何時もの箕面練コース、五月丘から箕面駅に下って、箕面ドライブウェイの雪解け具合でも見に、箕面の山に登ってみる事にするか。

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今日の自転車は、寒波で自転車部屋に閉じ籠っていた間に、CAMPA RECORDトリプルクランクで遊んで換装したGDRメテオ。この事はまた次回に書くことにしよう。

今日は大汗掻かないように、膝痛が出ないように、箕面山荘まではインナーに落としてゆっくり登る。
リヤのスプロケは12~25t。

普段は7分で登る処を9分台で登るが、30tのインナーなのでケイデンスは高めでくるくる回して登る。 コンパクトクランクの34tのインナーでガシガシ踏んで登るよりも、案外膝にも優しく楽だった。

箕面山荘からは、ミドルの42tギヤに入れる、このギヤが登り基調の山岳路には、僕にはまことに具合が良い、これ位の山岳路だとミドルは40tでもいいなと思った。
チェーンリングを50×40×30に換装してもいいかな。

所々のカーブや日蔭の路肩に残雪がチラホラ見えるようになり、滝上駐車場まで来ると路肩や道脇の残雪が増え、一気に気温が下がって、登っていても凍えるくらいに寒くなった。

寒さにたまらず停車し、駐車場の外れで脱いだインナーとネックウォーマーを着こんだ。
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土曜で車は結構走っているので、路肩には雪が残るが、道の中央部は解けている。

さらに登ると、ところどころの日陰のカーブでは車線の中央にもシャーベット状の雪が残りだし、夕刻の事もあって気温が下がりだすと、下りはチョットやばい雰囲気。

勝尾寺分岐の三叉路までは登って様子を見ることにした。
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三差路分岐の登り口は日が当たり、雪も無く、意外と気温表示は高かった。
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しかし登ってきた日陰の道はこんな具合で、路肩には結構な残雪。

たぶんこの上の、箕面ダムのトンネル辺りからは、日陰の道路上にはもっと残雪が残って、車の轍だけが解けているような状態だろう。

時刻は4時半で気温は低くなるばかり、高山公民館まではこのペースではあと20分はかかる。
シャーベット状の雪なら、何とか登れそうだが、標高500mのこの辺りは、夕方5時を過ぎると一気に気温が下がるので、今日はこれ以上進むのはチョットヤバいかも。

こんな夕暮れの冬の山中の雪道で転んでもツマラナイので、今日は此処で引き返すことにした。

下山用に凍えないように持ってきた、ウインドブレーカも着て、ゆっくり下り出す。

久しぶりのドライブウェイは、公民館までは行けなかったがいい練習になった。

箕面駅から五月丘に登り返して、猪名川を帰る
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伊丹空港北端では、黄昏練恒例の六甲山日没撮影に、何とかぎりぎり間に合った。


薄暗くなった頃帰宅、融雪剤の撒かれた道を走った後は念入りに洗車して本日終了。
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カーボンフレームは、錆など気にせず思いっきり洗車できて、こんな時は便利やなぁと思う。

走行時間2:30   走行距離53km