11日間の入院中、四日と一日置いて三日。合計7日間の絶食は思っていたより僕の体力を奪っていた。
4人部屋同室の方にも絶食の方が居たが、その方は他の方の食事中は病室を出ていかれることが多かった。
僕はその点不思議なのだが絶食が続いて腹はグーグーなれど、あまり他の方の食事が気になることも無かったし、空腹感はいつの間にか気にならなくなっていた。
絶食中は8時間×3回の24時間の点滴を受けたが、カロリーは1日250キロカロリー弱で、あとは栄養素と水分補給が中心の点滴。昼夜問わず、トイレに行く回数が増えるのが一番不便だった。
寝ているばかりではいかんと院内を歩いたりしたが、悲しいかな手首から繋がれた点滴のスタンドを引っ張りながの運動などは無理で、上着の脱ぎ着にもいちいち点滴チューブを外してもらわないといけないありさま。(針は手首に入ったままで途中のチューブが外せる仕組み)
看護師さんはとても親切で『いつでも外しますから言ってくださいね』と言ってくれたが不自由なのはこの上なかった。
五日に退院後初めての緩いポタ。自転車で走りたい気持ちはどうにも抑えられないね。
注!!!備忘録として書きますが、ここからはちょっとシモの話になります。不快に思われるかもしれないので、下記は読まずに飛ばしてください。
絶食が始まると自然と2日目くらいから排便は無くなるのだが、食事が再開され、最初に便意を催し出た便がコロコロのが少し出て、それが真っ黒なのには驚いた。家内に後で聞いた話では宿便が出たんでしょと言われた。断食会などに参加した話でそういう便が出るというのを聞いたことがあるという。
看護師さんにも話したが看護師さんは様子を見ましょうとしか言われなかった。
その後は通常に戻っていったので、家内の説は正しいのだろう。
点滴が外れて食事が再開された時の喜びは退院も延びてたこの上なかったが、五分粥と柔らかく調理されたおかずの食事がすぐには完食出来なかった。
退院の日はモノレールと電車で五駅ほどで、歩いて帰宅するつもりが、退院の手続き、支払いなどをして動いたら思いのほか体力が削がれていて、しんどくなり、結局タクシーで帰宅するはめに。
昨年体調不良で4㎏ほど瘦せたが、今回、70㎏台の体重がさらに4㎏痩せて66㎏台に。
家の食事はやはり美味く、食欲も回復したが、10日経って未だ体重は68㎏台。
いっそサイクリストとしてはこの体重が維持出来たらなどと嘯きたい気分も少しありつつの今日この頃である。
自転車だけでなく毎日のウォーキングも欠かさない。
速足で歩いた後は足腰や膝に痛みが出たが、歩くのを怠ると老いが早くなる。
2022年11月の池田城址、今年の秋の紅葉はあまり期待できないかな?
歳とると基本は歩くのが大切なのを痛感する。自転車で走るのも良いが、軽いハイキング程度の歩行力は維持しなければならない。
胆石の痛みは胆管の石を内視鏡で取ってもらったので今は一切ない。
しかし石がまた落ちてくる不安はあるが、あまり考えないようにしている。
10日に消化器外科を受診し、摘出手術は12月初旬に決まった。年内に不安を解消できると思うとありがたい。