10月初めから何か不調で、倦怠感やら微熱が出たりして。
同居の次男や家内がそのころ、咳や鼻水がでてて、風邪の症状があったので、てっきり自分も風邪だと思こみ、家内と行きつけの医者に診てもらったのですがさほどの熱が続いたわけでもなく、インフルではない、大丈夫だという診断でした。
病室の窓からは、自転車でよく登った箕面の山が見えた。
10月半ばころにはいったん落ち着いて、土曜日にサイクリングをした翌日の22日の日曜日。朝食後の10時半ころから何か右わき腹に変調を感じ。部屋の掃除を始めだしたとたんに、肝臓あたりがけいれんを起こしたように苦しくなり15分ほど悶絶!
痛いというより、肝臓をぎゅうっと手で思い切りつかまれたような感じでした。
救急車を呼ぼうかと考えながら深呼吸を繰り返しているうちに、苦しさは少しづつ和らいできて、今年の一月に健康診断でMRI撮影をしたところ、胆のうと胆管に石ががあるといわれ、今すぐ処置はいらないが様子を見てみましょうと言われていたのを思い出し。これはきっと胆管が詰まったか何かだなと直感しました。
苦しさが半分以下になり、午後から次男に頼み、自家用車で市立病院の救急外来を受診しました。
これはかねて主治医から、万一の際は救急車を呼んでもどこの病院に連れていかれるかわからないので、痛みに余裕があれば、市立病院の救急外来に直接行くのが良いと聞いていたからです。
電話では断られることが多いが、直接行けば必ず見てくれるとのことでした。
24時間、開いていて、混んでいると待ち時間は長いかもしれないが、各科の医師が居て、いろんな検査体制も24時間できることがその理由でした。
14時に受診して、診察まで1時間半ほど待たされましたが、血液検査のあと、造影剤点滴CT撮影をした結果、18時になって診断が下り、血液検査で肝臓の炎症が見られ、胆石で胆管が消化液が出た際に一時的に詰まって肝臓に負担がかかったと考えられるとのことでした。
痛みは少しずつ和らいできていて16時ころにはかなり和らいでいました。胆管の詰まりは今は無いのだろうとのことで、肝臓の炎症で右わき腹から背中にかけて鈍い痛みがありました。
明日月曜日の朝一番に、消化器内科を受診してくださいとのことで、水以外は絶食するように言われました。
そんなこんなで月曜日に外来で診察後、入院。いろいろな検査後、水曜日に内視鏡(胃カメラ)で胆管の石を除去。
日曜から4日間絶食で、土曜には退院できるでしょうとのことでしたが。
木曜日の昼食からやっと食事が摂れたと思ったらその晩に腹痛が出て、また三日間絶食、翌週の月曜日10月30日から食事再開で、11月2日やっと退院することができました。
ただ胆のうには小さな石が複数あるそうで、再度発作が起こる可能性があるとのこと。胆石は胆のうごと摘出するしかないのだそうで、再度消化器外科での手術を勧められました。
胆汁という消化液は肝臓で作られ、十二指腸に分泌されます。胆のうはその中間にあり、消化液を一時蓄えておく役割をしているのですが、働きが悪いと消化液が泥化し(どろどろになる事)やがて結石になるんだそうです。
僕の胆のうにはその泥や結石がMRIで確認できたとのこと。
詳しくは書きませんが、胆のうは摘出しても、術後の生活には大きな変化はないとのことでした。
10日間の入院、合計7日間の絶食で24時間の点滴。体重は4㎏減りました。
退院後はまだ体重も体力も戻りませんが、家の食事で日々回復しているのを感じます。
退院後一週間後に消化器外科の受診予約が取れ、受診後、手術日の日程を組み、日にちが決まるとのことでした。胆のう摘出手術は腹腔鏡手術で、順調なら5~6日の入院で済むそうです。何とか年内にできればよいなと思っています。