サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

胆のうの摘出手術は無事終わりました。

12月11日(月)入院、12日手術、16日(土)退院。予定どうりの手術入院でした。

ある日のデイルームから見る夜明け。入院中は10時消灯なので、5時ころにはたいがい目が覚めます。7時前の夜明け頃にデイルームにある新聞自販機へ行くのが日課

 

腹を切る、内臓を摘出、というのはもちろん初めてのことで、結構な緊張感もありましたが、 術後は、今のところ食生活に制限は無く、特に手術前と変わらなく生活できていて、一安心です。

13時に手術開始、手術が終わって、意識がはっきりしたのは夕刻でした。

付き添いで来てくれていた妻が『こんなに石があったのよ』と見せてくれたのがこれ。

米粒から仁丹粒くらいの石が50個くらいあったそうです。粉状の物はもっとあったみたいで、術前の検査のCTの画像に写っていた、胆のうの黒い大きな影は、この粒状の石の塊の影だったようです。

もう少し大きな石が数個あるのかと思っていたので、これは予想外でした。

腹腔鏡下手術は、臍から上に5センチ弱の切開があり、(手術後、半月経った傷跡を見ると4センチも無く2センチくらいしかない。もっと大きく見えたのに不思議)その上と左右に、小さな穴が三つと、計四か所の切開。

手術後3日くらいは、傷が小さいとはいえ、咳やゲップなどの腹筋を刺激するようなことは、激痛の恐怖。

入院一週間前から鼻風邪をひいていたもので、鼻水をかんだりするのも痛く、鼻水がのどに落ちた痰を切る咳がいきなり出ると、悶絶しそうになり、退院するころまで恐怖の数日間を過ごしました。(笑

術後、一週間経った今日は、まだ痛みはありますが、ようやく鎮痛剤は飲まずに済むようになりました。

もう一つ驚いたのは術後の切開の処置が、糸縫合でもなく、テープでもなく、フィルムでもなく、ボンド(接着剤)による接着だったことでした。

臍の上の切開跡は微妙に歪んでいて、もうちょっときれいに接着出来なかったんかな~って感じがあります。看護師さんによると『1年くらいしたらきれいになると思うけど‥‥』って言われましたけどね。(笑)

シャワーも2日後から使えましたから、(ひと月は湯舟には浸かれないですが)医学の進歩はすごいですね。

退院後、庭の八重の椿が開花していた。

 

来年早々に、外来で受診し、問題なければサイクリングもできそうです。

今はウォーキングや軽い運動しかできませんが、年末の掃除くらいはできそうです。