サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

夜の箕面練

 

8月15日21時~23時半、夜の箕面

豊中猪名川~池田~五月が丘~箕面~滝上駐車場~往復

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盆の半ばから昼間の暑さは猛烈になり、アラセブチャリダーにとって、昼間はYouTube等を見ながら、クーラーの効いた部屋で午睡で過ごす時間帯になった。

※ 《 ところで、アラサー(四捨五入で30才、25~34才)とかアラフォー(35~44才)とか言うのは、元々は自称の女性代名詞らしいですね。最近は男性も知ってか知らずか使うようになったらしいですけど。週刊誌や民法ドラマなどまったく見ない自分は、こういう流行語にはとんと無知でして。更にアラカンは55~64才を言うことになるので、67才の僕は今後はアラセブのチャリダーと自称させて頂きます。》

と言っても食欲が夏に減退するような軟弱な体質でも無く。体重計に乗ると徐々に増えつつ、昨年の体重に戻るのがこわいし、気になる。

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猪名川池田渉り石辺り

とまぁそんなわけで、脂肪燃焼のため、自転車で走れる時間帯は必然と、早朝か夜間になるわけです。

猪名川河川敷は21時を過ぎても花火をしている家族連れや若者達が結構居ましたね。

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池田市五月山公園で一休み

五月山ドライブウェイを秀望台まで少し登ってみようと思ったが、この時間でもアベックが乗ってるらしい車がどんどんゲートに入っていくのでやめた。

 

夜間は日差しが無いのが一番に良いね、日焼けを気にしなくても良いから。更に午睡で睡眠も事足りているので、夕食後に眠くなることも無く。

今年は食事中にノンアルビールしか飲まなくなったので、飲酒運転に気遣うことも無い。

更に人が少なく、マスクなどに気を遣うことも無い。

何処を走ってもたまに居るのはこの時間帯は物好きなランナーかカップルか野良ニャンくらいでして・・・。

欠点は、暗くてスピードが出せないのと、ものすごく羽虫が多いこと。蜘蛛の糸が顔や手足に絡むのも気持ち悪い。この点さえ我慢できれば走るのは夜間が気持ち良い。

 

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箕面ドライブウェイ、箕面山荘玄関で

夜の箕面ドライブウェイを登るのはかなり久しぶり。こちらは五月山より自動車の通行量はうんと少ない。

登り口の浄水場前交差点の温度計は28℃だった。リヤホィールのカセットがローギヤ25tなので一寸しんどいけど、軽いボーラワンを履いてるので文句は言えん・・・。

 

箕面山荘まで登り切って、真っ暗なドライブウェイを、ゆっくりと滝上駐車場まで行くが、ここもアベックの車が停まってて、うっとうしい。

いや、うっとおしいのはむしろ デバ亀の俺のほうか!!!

 

ドライブウェイは街路灯もほとんど無い。キャットアイのボルト70の、high260ルーメンの灯りだけでは登りは良いが、速度が出る平坦や下りは、カーブの先が見えずかなり心許ない。もう一つヘルメット頭頂部に小さなライトを付けて、進行方向も照らすようにはしているんやけどね。

ここまで来るつもりは無かったので、ライトのバッテリーも心配だし、駐車場で引き返すことにした。ここを夜走るにはもっと明るいライトが要るね。

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五月が丘から大阪市内を望む

 

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深夜の伊丹空港北端で

 

走行距離42km、走行時間2時間。

帰って、風呂に入ったあと体重計に乗ると、70,5kgだった。

なかなか70kgの壁が破れへんなぁ。

 

猛暑やけど ちょっとだけ朝練

 

 

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池田旧市街で

今年も二階の寝室は未だエアコン無しで、扇風機のみで寝ている。

毎夕6時頃、我が家の坪庭にたっぷりと水遣りする。1階の居間での夕食時はエアコンを入れているが、日もとっぷりと暮れると、1,2階の窓は開け放たれて、野外の風を入れる。

先日はそれでも耐えられない日もあったが、昨夜は意外に涼しい夜だった。

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開けて今朝は朝食後に朝練に出た。

8時半、空は曇りがちで、風もあってなんとか走れそうだ。

二時間くらいなら日焼け止めも要らないかな。

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猪名川に出て、池田旧市街地から五月が丘~箕面往復。

五月が丘に新しいパン屋がオープンしていた。 (画像取り忘れ)

茶店の空き家だったところが、先月から新規開店の準備中のようだった。

店名は『 グルペット 』なんかロードレースぽい店名である。

店主は自転車レースの趣味のある方なのかな?

道路側には自転車ラックも一基、置いてあった。

駐車場は車で一杯で結構繁盛しているようだ。

池田と箕面間の丘の上は喫茶店は数件あったが、意外と食べ物系のお店は無かったから繁盛するかもしれないな。

復路ではお一人サイクリストがラックに自転車を架けている姿もあった。

 サイクリストがパン屋に惹かれるのは何でだろう・・・?

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 五月山公園で一服後、11時ころ帰宅。風呂の残り湯を家内が残してくれてたが、湯を被って汗を流したあと、冷たいシャワーで生き返った。 

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 伊丹空港こしの六甲山

猛暑のお盆はオフシーズン?

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先週は箕面ドライブウェイでLOOK586SLを走らせてきました。いやホントによく走る、クライミングバイクです。

あの有名なKOMの方が、このフレームを手放したのは間違いだったと、後に嘆いたとか・・・。

このフレームが発売されて、早10年になるらしいですが、LOOKには珍しいねじ切りのBBで、好みのクランクが使えます。 LOOK695等は、圧入BBで、さらにあのおぞましい左右一体のクランクでしたからね。 でもヘッドパーツなんかは、TIMEと同じでこだわりのある構造しとるけどね。なんでヘッドパーツをシマノのBB工具で締めるなんて思いつくんでしょうね?もっとも、TIMEよりはずっと締めやすいけどね。フランス人が考える構造は変わってる・・・?

でもまさに僕の好みにあった良い状態の中古フレームを偶然手に入れられて、ホントにラッキーだったと思っています。

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この状態からステムのみ80ミリだったのを、100ミリに変更しました。

SMPサドルは尻を置く位置が1点なので、やや前乗り気味にサドルをセッティングしたところ、腕がやや窮屈になったからです。

 

この日は高山公民館まで2往復ほど走ったのですが、2度目の下りで、路面の荒れたところで、サーモスの真空ボトルが緩めのボトルケージから飛び出して、どっかに跳ねて飛んで行ってしまいました。

下りで、速度は40キロくらい出てて、丁度後ろをプリウスが僕をなんとか抜こうと追っかけてきてたのですが、さぞ驚いたことでしょう。(笑)

すぐ停車してボトルを探したのですが、カランカランと跳ねてったボトルは道路左側の側溝にも、右側の渓流にも、何処にも見当たりませんでした。

まあ見つけたところで、もう使い物にはならんかったと思いますが、保冷力が高く、使いやすく、気に入ってたので勿体ないことをしました。これは再購入の予定。

この緩めだったボトルケージも帰宅後、エリートのケージと取り替えしました。

 

ところで今週は猛暑が一段とすさまじく、もはやアラカンチャリダーの僕には走る気力も薄れ気味です。

箕面を走った日も、朝朝9時から11時頃ですが、ドライブウェイの中間地点で32度もありました。平日ながら結構走っている方も居ましたが、流石に午後は走る気にはなれなかったですね。

昨日は夜練に出ようと外に出てみたら、21時で気温がまだ32度もあり、今夜はやめとこうと・・・。

この画像の箕面を走った後も、夜少し頭痛がでて、二~三日軽い頭痛が続いていました。

今週はお盆の墓参りにも行くので大人しくしていましょうかね。

夜の猪名川練

夜練、始めました。

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いつの間にか月が出ていた

今年の梅雨は良く降ったね。雨天続きと暑さのせいで、歩きも、自転車も、運動不足。

順調に減らしてきた体重も、70㎏台で止まっている。

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梅雨も、ようやく開けようとしているみたいだが、一段と暑い夏がやってきそうな予感がする。 日もとっぷりと暮れた、夕食後の9時ころから、空とにらめっこしながら、夜の猪名川練。

念には念を入れて、ライトは前3灯、一灯は予備。後ろの赤灯の調子が悪い。振動でいつの間にか消えている。中華製ライトはやはりこんなもんか・・・。

少々高価でも、やはり日本製かな・・・。

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猪名川堤防道路はすれ違ったランナーも2,3名。

池田から五月が丘を往復して、伊丹空港北端まで戻って休憩。 

手や顔にクモの糸がまとわりついて取れず、非常に気持ち悪い。

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うちに帰って風呂に飛び込んで、やっとクモの糸が取れてすっきりした。

走行時間、1:45分 走行距離38km

LOOK586SL E-POSTの調整と、BB下にケーブルライナーを入れる。

2度ほど試乗した LOOK 586SL をプチ調整して、北摂練。

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どうもE-POSTのエラストマーがミディアムでも柔らかく感じて、シートポストが前後に撓るのに違和感を感じる。

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E-POSTをはずして、エラストマーをハードの黒に交換する。

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黒ハード、赤ミディアム、灰ソフト、の3種が付属するE-POST。

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黒ハードに交換。

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シートポストが固くなったので、サドルを薄いパッド入りのSMPブラスターに交換する。

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これでサドルを上から体重をかけて押しても、ほとんど前後に撓らなくなった。 

話は変わるが、欧米のフレームに付属する専用シートポストは、セットバックのあるデザインの物が多い。欧米人は手足の長い人が多いのでそうなんだろうが、日本人にはセットバック要らないんじゃないかなと常々感じている。きっちりとポジションが決まってくると、どうも一番前寄りにサドルが来る。これは僕だけでは無く、同じフレームに乗る他の方も良く書かれているので、共感される方は多いと思う。普通の丸断面のポストなら好みの物に交換可能だが、このLOOKのようなエアロ断面の物は専用のポストしか使えないのですごく不便である。『『代理店の方なんとかしてくださいよ。』

 

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もう一件。BB下のケーブルガイド。ここを通すライナーがやっと届いた。

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シマノのグレーのケーブルライナーは、1,8m入りが1本100円程度で安いが、ガイドの穴が細いとすぐに折れ曲がり、通せないことが多い。

2m4本入りが1800円もする、4倍以上の価格のジャグワイヤーの白いケーブルライナーを注文してたのがやっと届いた。このライナーはシマノとほぼ径は同じだが、腰があって、滑りも良く折れにくい。

ちなみに、ガイドからフロントディレイラーに急角度にフレームの穴に入っていく場合、ガイドを一旦フレームから外してライナーを入れると折れないで通しやすい。一寸したことだが、ここを取り付けたまま無理に通そうとすると、ライナーを何本も折ってしまうことになる。

ダウンチューブとシフトワイヤーの間隔が狭いので、フレームに傷が付かないようにダウンチューブの上部までライナーを長めに入れた。

 

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連休初日、午前中は雨が時折しょぼついたが、午後からはなんとか持ちそうなので2時から北摂練に出た。

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雨に降られても良いようにアルミホィールで。ホィールはCampagnoloのNEUTRON。

ウルトラではない初期のタダのNEUTRON。古いホィールだけど、玉アタリは絶好調。セラミックベアリングのようにものすごく良く回る。

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サドルがグニャグニャしなくなったが乗り心地が悪くなった用には感じない。

フレームが振動を吸収するので、そもそもこのエラストマーは不要だった? 

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SMPのサドルは、やはりクッション無しのほうが尻がぴったりとはまって落ち着きが良いな。クッション材でカーブが少し平らになるのがどうも僕の尻はなじめない。

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県道 旧12号線 天狗岩辺り 猪名川沿いのこの旧道は舗装も良くなって、夏場は涼しくてホントに快適な道だ。

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ただし、どれが天狗岩なのか未だによく知らない。

連休初日は雨天にもかかわらず、朝の高速道路は行楽の車で何処も渋滞していたようだが、午後は車も少なく快調に走れた。

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今日は12号線も車が少なく、阿古谷エスケープルートは走らず、ずっと12号線で道の駅猪名川にでて、道の駅から歴史街道に入ってのんびりと流す。

時々雨がぱらつくが気になるほどではない。雨上がりの歴史街道は人っ子一人居なかった。歴史街道北端の和菓子屋さんに立ち寄って、お八つ休憩。

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葛餅二種 こしあんと抹茶あん

こんなお天気では、店先にいつも出してある自転車ラックがない。

「連休だというのにうっとおしいお天気でね~」と店主のお婆さんが嘆く。今日は息子さんご夫婦がお手伝いにいらしてたから、なおさらやね。

そんなこんなで店先の菓子も少なめ。なんにしようかな・・・?思わず好物の破れまんじゅう(我が家では田舎まんじゅうとも言う) に、手が伸びそうになったが、季節は夏、ぐっとこらえて葛餅二種を頂いた。

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ここまで1時間半ほど走った。冷たいお茶と甘味で一心地がついた。

帰りは12号線を横断して、槻並集落から阿古谷経由で帰宅。

 

走行距離、72km 走行時間、3時間2分

 

最後に、LOOK586SLの感想を少し。

赤信号からの加速で立ちこぎすると非常に加速が良い、少しもがくと速度は40kmを越えてしまう。GDRメテオスピードのように撓る感じはないが、固いとも思わない。不思議なフレームだ。

向かい風でも速度をキープできる。

上り坂でも頑張ってケイデンスを60以上に保つと、ぐんぐん登っていく。

もっと頑張れと言ってくる、何か乗ってて、とても楽しいフレームやね。

今までコンフォートなフレームにばかり乗ってたので、こういう反応の良い

フレームは初めてなので、乗っててとても楽しい。

COLNAGOのマスターオリムピックもクロモリだがこういうキビキビ感がある。

レーシーなフレームとはこういう、頑張って走って楽しいと言うことなんやろね。

もっと己を頑張って鍛えようという気にさせてくれるフレーム。

もう少し早く出会ってたらよかったなぁ・・・それが唯一残念。

最近のロードバイクの傾向や整備について、素人が独り言をぶつぶつ・・・。

素人の独り言なので、科学的根拠が多少間違っているかもしれませんが、概ねは正しいと思っています。 

数年前から何処のメーカーも、ディスクブレーキ化、タイヤのチューブレス化、フレームのエアロ化 (特にケーブルの内装)をどんどん加速させている。

 

僕自身は、アマチュアの自転車乗りには、どれも必要ないと思っている。プロのサイクリストだって言わないが、( 立場上言えないが )そのうちいくつかは、要らないと思っている選手は結構居るだろう。

 

最初はディスクブレーキ。

そもそも、自動車やオートバイに比べ、タイヤが細く、非常に軽量に出来ているロードバイクに必要なストッピングパワーは、リムブレーキで十分事足りている。

ディスク化でいちばん恩恵を受けるのは。カーボンクリンチャーホィールが普段使い出来る点だろうか。リムブレーキ摩擦熱でのリム溶解を心配しなくて良いからだ。と言っても、普段使いにはアルミリムが安価で丈夫で安心なのは否めないが。

欠点は、前後フォークやチェーンステイに、ブレーキの応力に耐えるために強化が必要で、さらにブレーキユニットを取り付けるために、自転車の末端が固く重くなる。そしてそれらを補うために余計なショックやカウンターベイルなどの緩衝材が必要になってくる。

繊細なロードバイクのフレームの重量マスは出来るだけ重心付近に近いほうが良い。

メーカーがフレームの買い換えを促し、斬新さを競うためにそれを行うのは、UCIがレースバイクの総重量の下限をきめているからだろう。そんな不都合を補ってもカーボンフレームは十分軽く作れるようになったから。

確かに握力の小さい女性なんかには油圧ディスクは楽かもしれないが、オンロードでは無駄に大きなストッピングパワーはいらないのだ。ダウンヒルでブレーキ引きっぱなしで下るような初心者には手が楽だろうが・・・。

僕は自転車いじりが好きで、整備は全て自分でする。走るより機械いじりのほうが好きなのかもしれない。

しかし家庭内ではケミカル用品は使わないようにしている。特にディスクブレーキを住宅の室内で整備するのは、はばかられる。

ブレーキフルードには毒性があり、室内では取り扱わない方が良い。床にこぼしたり、揮発性のガスを吸い込んだり、皮膚についても良くない。ちいさな子供やペットがいる家庭ではなおさらだ。ブレーキ液の扱いは気難しく、エア抜きなどにも手間がかかる。

そもそも、自転車や車の整備のケミカル用品を室内で使用するのはやめた方が良い。特にスプレー缶タイプは。僕はチェーンオイルを挿すのも室外で行うし。ディグリーザーでの洗浄も全て野外で行って、組み立てや、グリスアップのみ室内で行う。

 

次にチューブレスタイヤだが、自転車の細いタイヤではシーラント液を入れないと、エア漏れを防ぐのは難しいのが現状。無駄にいろいろと理屈をこねてリムとタイヤを太くし、重くしてしまった。25cとか28cのタイヤを入れて、エア漏れを少なくしようとしているが、それでも未だ不足。シーラントを入れてもエア漏れが収まらないリムも多々ある。実際サイクリング中に、エア漏れに悩まされた方は結構居るのでは無いかと思う。僕もその一人だ。シマノデュラエースのチューブレス対応ホィールで散々エア漏れに悩まされ、1年で使うのはやめた。チューブレスタイヤを使っている方はポンプ携帯は不可欠。

オートバイや車のメカニックさんに、シーラントのことを聞くと、自転車はそんな物を未だに使っているのと驚くメカさんも居る。シーラントを入れたリムは内部にこびりついて取れないし、パンク時にあふれたシーラントで手を汚し、たまに後ろを走っている仲間にシーラントが飛んでかかったりもする。パンク修理に手を焼いた経験のある方も多いのではないかなぁ?

オフロードを走るのであれば、パンクのリスクが高いので否定はしないが、日本のオンロードではそうそうパンクはしないでしょ。確かにチューブレスタイヤは乗り心地やグリップ感は安物のクリンチャータイヤより良いのかもしれない。

しかし僕は余りそれを感じたことがない。クリンチャータイヤでも、チューブレスタイヤと同じくらいの値段の高級タイヤを使えば、乗り心地もグリップもそんなに変わらないと思うし。最近はクリンチャーのパンク耐久性もかなり上がっている。ましてやパンク時の修理は手軽で簡単、co2ボンベがあれば、10分もあれば済む。

シーラント不要のタイヤとリムが完成したら、僕も使ってみようと思うが、それまではクリンチャーかチューブラーで十分。

 

最後はエアロフレーム。

メーカーのここ数年のエアロフレームの形状のデザインの試行錯誤を見ていると、滑稽ささえ感じることがある。ハンドル回りのケーブルフル内装で、時速〇〇km/hで何ワットの省エネなんて本当かな?

一度どなたか、ユーチューバーさんでも、人が乗った自転車で、このことを公開実験をしてくれないかなと思っている。メーカーやユーザーに、万人受けを狙っているユーチューバーさんでは所詮無理かな・・・?

知ってる方も多いと思うが、空気抵抗軽減は、前面投影面積を小さくする+空気の流れの摩擦抵抗をいかに減らすかで決まる。

フレームのエアロ化はおもに空気の摩擦抵抗を減らす面でのデザイン。やたら平べったいチューブをデザインしたフレームもあったが最近は、縦に半分に割ったような断面のフレームに落ち着いてきた。

前面投影面積は自転車の場合、約90パーセントは人間の面積が占めているので、ケーブルワイヤーの内装化なんて効果は微々たる物と言う方が多い。自転車は人が乗って走る乗り物だ。これを無視してはどんな実験も無意味。

ヒトが痩せるのと前傾を深くすれば、ケーブル内装より効果の大きいのは歴然としている。下ハンを持って走らないサイクリストにエアロフレームは不要・・・?

このケーブル内装で困るのが整備やポジション調整の手間がかかりすぎることと、フレーム設計にムリがかかること。メーカーによっては無理やり内装化したためにハンドル切れ角が半分しかないなんて滑稽な製品を、そのまま堂々と売っているメーカーまであるらしい。

プロやトップアマチュアが使う、各メーカーのトップグレードのフレームは良いとしても、セカンドグレード以下はケーブル外出しで十分ではないかなぁ。いや、それを望んでいる方も結構居ると思うのだけれど?

中にそうではない方でもエアロフレームが欲しいと思う方も居るだろうが、そもそもエアロ効果が出る速度で走れない方には、豚になんとかやね・・・。(かくいう僕も恥ずかしいが、ボーラワンを履いてもアベレージが1,2キロしか上がってない、なんてことが良くある・・・。)

整備に手間がかかると言うことは、ショップでの整備費用にも跳ね返ってくると言うことを覚えておいて欲しい。例えば、今まで工賃3000円で出来たケーブル交換が倍の6000円取られるなんてことになっているかもしれませんよ・・・?

お店のメカさんで、密かにこのことを嘆いている方は結構多いと聞く。 


とまぁいろいろと素人が独り言を宣いましたが、一笑に付して頂いて結構ですよ。

最新のエアロフレームを買ってしまった方は、お気にされませんよ~に・・・。

 

 

LOOK 試走練Ⅱ

今日は、ようやく梅雨明けの近さを感じる蒸し暑い一日だった。

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夕刻から、前日とホィールを替えて試走してみた。

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前回のボーラワンのカセットは11~23tで、平坦仕様だった。

本日のホィールはカンパのNEUTRON カセットは12~27tの峠道仕様。

もう10速のカンパのカセットは現行では27tの物しか手に入らない。

五月が丘の坂を登ってみたが、どうも登りが重い。ボーラワンは23tだったので納得したんだがおかしいな。

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よくよくクランクを見ると、インナーが36tのままで組んで、34tに入れ替えるのを忘れていた。登りが重かったのを納得。

このクランク長が172,5ミリで長めなのも、やや影響しているかもしれん。

 

次回は34tに入れ替えて峠道を走ってみよう。