サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

桜、散りぬるおバカ余誰粗常名羅無有?


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今年の4月は、例年より少し忙しい。

今日は日曜日、いつもは家内と二人で義母の介護ディなのだが、ここ3週は義母が皮膚科に通院が必要になって、平日に僕が一人で連れて行っている。

朝、家内が今日はいい天気だし、実家には電車で一人で行くから、サイクリングにでも行ってきたらと、言ってくれた。

遅まきながら名残の花見サイクリングに出かける。

此処の処の休日は、春の植木の世話もあり、自転車にもあまり乗れていない。
脚に不安はあるが、青野ダムから武庫川上流の桜並木を目指して10時過ぎに家を出た。
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猪名川池田呉服橋下流の渡り石には、もう綺麗に鯉幟が吊るされている。
もう2週もすれば、世は黄金週間だものなぁ・・・。
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今日の愛車は花見に合わせたカラーのマスタ―オリムピックで。

久しぶりに猪名川沿いの旧県道12号を、北摂里山街道を目指し、遡る。
今日は天気も良くすれ違うサイクリストも多い。

猪名川町の役場を過ぎ、紫合(ゆうだ)の交差点に差し掛かる手前で『ひろべぇさん~』と後ろから呼びかけられ、『はぁ~い』と答えてストップして後ろを振り返ると、声をかけてくれたのは久しぶりに会う、ノグさんだった。

ノグさんからは先日、カーボンフレームの新車を購入したと、ブログにコメントを貰ったばかり。朝からトレランに出て帰る処だったそうな。

僕とすれ違って、もしやと思いUターン、さらに背中のサコッシュで僕と判ったらしい。

立ち寄るつもりだった紫合堂田のパン屋さんに、『時間があれば、お茶でもしますか?』と誘った。

お店の前にバイクを置く。
以前はグリーンのCOLNAGOのアルミフレームのバイクだったのが、今日は真っ赤なTREKのEMONDA SL になってる。

サイズが合えば乗ってみたいバイクだが、ちょっと無理か。

ノグさんにお会いするのは、昨年10月半ばに箕面練にご一緒して以来なので、
いろいろとお話に花が咲いて小一時間ほどお喋りをした。

今日は、一度家に戻って、午後から息子さんをCOLNAGOで、初ロードバイクに誘っているんですと楽しそうに仰る。
奥様も昨年から乗り始められたので、ご夫婦と息子さんと三人でサイクリングが出来れば、家族で最高に幸せな時間が共有できるなぁと、素直に思った。

ノグさんとお別れして、一路阿古谷から道の駅猪名川に廻って、北摂里山街道を青野ダムに向かう。

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道の駅から、r68号線の坂道を、宝塚市に入り、登りきる手前、左手。
今年の正月に通りかかって、建設中だったノアの方舟は、ほぼ完成しているようで、奥のほうで家族連れの姿がチラッと見えた。

何か、新興宗教の新しい教会でも作っているのかなと勘ぐっていたのだが、
何も案内も表示も無く、そんな雰囲気でもなさそうで良かった?

しかしこんな、近所には何も無い坂道の道路脇だから、田舎にこんな変わったものを建てても、誰からも文句は出ないんだろうなと、妙に感心しながら思った。

北摂里山街道、68号線を波豆川千刈に出て、赤橋の上で一休み。
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街道の桜は散り始めてはいるが、まだまだ楽しめる。
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COLNAGO マスターオリムピックは90年代、クロモリフレーム時代最後期のフレームだが、それゆえ、僕にはレース志向の硬く感じるフレームだ。
現在はカンパ10速の仕様だが、以前はシマノのコンポで、デュラ7900のカーボンホィールと組み合わせて走った事があるが、その組み合わせが走っていて一番走行感が柔らかく感じて、なおかつよく走って、好感を持った。
今日はもう少し、タイヤのエア圧を落としたほうが走り易かったかもしれない。
AVは割と速く走れたが、走りが硬く、復路はやけに疲れを感じた。

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志手原を左折、琴引峠手前を左折して千丈寺湖畔周回道路に入る。
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有馬富士公園や、風のミュージアムも家族連れの観光客で賑わっている。
湖周道路の人っ気のない場所の木陰で大休止。
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今日は25℃くらいまで気温が上がる予報だったので、半袖ジャージ、半パンのタイツに、レッグウォーマと長袖下着を重ね着をして家を出た。

ここに着くまでにすでに暑くて、半袖ジャージとレ―パン姿になっている。
今年初日焼けをしそうなので、用心して手足と顔には日焼け止めも塗ってきたが、
これが効を奏して、帰宅後風呂に入っても、痛い目をせずに済んだ。
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ダムサイトの新宮晋さんの噴水は、今日は水を勢いよく噴き、勢いよく回っていた。
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青野ダムサイトから、広野に出て、武庫川河畔の桜並木に立ち寄る。
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桜はかなり散ってはいるがまだ見るには耐えられる。
武庫川堤で憩う花見客も、未だ多かった。
時刻は2時を過ぎた、そろそろ帰らなくてはいけない時間だ。

武庫川から須磨田の四辻に出て、自販機で水を補給。
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武庫川からは、だらだらと坂をいくつか越えて青野ダムに戻る。
このだらだら坂でボチボチとボクの貧脚とガラスの膝が削られ始める。

千丈寺湖に戻って、花筏ならぬ、花絨毯の湖州道路をダムサイトに戻る。
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此処で走行距離は60キロを過ぎている、今日は100キロサイクリングになりそう。
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東屋の日陰で千丈寺湖、最後の休憩。
もうかなり脚に来ているが、最近は、復路は脚をだましだまし走り、何とか家まで帰りきる技を習得した?。

志手原から道の駅猪名川まで、一気に休まず、チンタラと走る?

道の駅裏のベンチで脚をマッサージ。太もも裏のハムストリングがパンパンに張ってもう限界。
久しぶりに乗った、慣れないCOLNAGOのポジションに、肩や首もコーリコリ。

屏風岩から阿古谷への登りは、最後の力を振り絞って、気持ちをごまかしながら頑張る?
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12号線、復路は何時も、猪名川清和台の小さな最後の登りを越すのがしんどいなぁ。
此処の名物エゾヒガン桜も、もうほとんど散ってしまっていた。

池田から猪名川河川敷は、ご丁寧にも向かい風で、最後まで僕を弄ってくれた。
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5時過ぎに帰宅、風呂を沸かして、愛車を洗車,綺麗に拭き上げて。
COLNAGO MASTER君の次の出番は何時になるか・・・?
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走行距離105km、走行時間4:53、Av21,5㎞/h、今日はホンマに疲れました。