サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

やっぱし早朝練

今朝5時過ぎに、飼い猫に顔をチョイチョイされ、目が覚めた。

こいつは引き戸に爪を掛け、自力で開けてしまうので、時々こういうことがある。

台風一過の晩は涼しかったが、その後はまた熱帯夜に逆戻り。

昨夜ははエアコンを入れて寝たのでぐっすり寝れたし、こんな朝に走りに出ない手は無い。

・・・と思いつつも、6時前までウトウトしていたが、意を決して起き上がり服を着替えて6時半過ぎに家を出た。

空は暑い雲に覆われ、今にも雨が降りそう、スマホで雨雲の状況を確認して、雨中走行も容認で走り始めた。

猪名川堤防に出ると時折パラパラと雨が落ちて来るが、むしろ、これ位の天気が涼しくて走りやすい。かんかん照りに比べたら天国のようなもの。

今日はずっとこんな天気なら水ボトルを使う事も無さそうだが、たぶん昼に近づくにつれ、天気は回復しそうと判断し、上下、アームカバーとレッグカバーは携帯した。
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空はどんよりと曇り、時折パラパラする天気で路面も濡れている。
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黒雲が多いのは真上で、北の空は山も見えていて、土砂降りにはならんだろう。

余野神社を過ぎたころから、雨脚が少し強くなるが、全く気にならない。

涼しい12号旧道を辿り、石道温泉辺りから雨は降ったり止んだりになる。

何時もはこの先の12号線が道の駅まで渋滞するので、紫合の信号から右折し、阿古谷にエスケープするのだが、今日は休日の早朝で道は空いているだろうと思い。

腹が減ったので、久しぶりに、3年前、落車、骨折したさいに、お世話になったコンビニに寄ってみる事にした。

ところが今日は早朝なのに12号線は渋滞しているではないか、先行するローディーも歩道に上がってとろとろと走っている。

普段は歩道を走らない主義の僕も、歩行者が居ない早朝という事で、走らせてもらったが、これが歩道は狭いし、段差が多くて危険な事。

コンビニに入ると車もたくさん止まっている。
今日はなんでこんなに車が多いのかとふと考えたら、そうか、今日から3連休で、盆休みの帰省の始まりだったのに気が付いた、やれやれ。

残念ながらコンビニの経営者のご夫妻はいらっしゃらなかった。

渋滞の中やっと道の駅に着き、パラパラ雨の降る中、裏のベンチで朝食。

大した雨でもないので歴史街道からくろまんぶへ。

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歴史街道の、落ち栗爆弾を踏み、落車! (ヤラセ)

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相変わらず雲は厚いが、おかげで涼しい。

楊津の和菓子屋さんを過ぎ、橋を渡って、くろまんぶの登り口。

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もう長い間置かれたままの、朽ちかけた働く自転車と、現役の働く自転車。

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楊津小学校前が、くろまんぶ登り口。

九十九折れを登ると、息が切れだした頃にくろまんぶにたどり着く。

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南側入口、脇の壁は苔に覆われアマガエルが貼り付いてた。

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明治初期に彫られた、日本現役最古の手彫り、石積み、隧道だと言われている。

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内部の壁は近年、コンクリブロックで改修補強されて、当時の姿の石積みは、両入口付近の数メートルだけしか見れない。

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くろまんぶの意味は、『暗い間歩』(手彫り坑道)からきているという。

猪名川町のホームページを見ると、すぐ近くの猪名川対岸の栃原バス停近くには、『あかまんぶ』も実在したと言う。

こちらは痛みが激しく埋め立てられて、今は姿を見ることはできないらしいが、レンガ造りだったところから、”赤い間歩”、『あかまんぶ』と呼ばれたと言う。

くろまんぶから、北に下り、12号線の栃原辺りを散策するも、赤まんぶの名残りは何処に在るのか判らず。

もう少し杉生あたりまで走ってみたかったが、天気は回復基調で、涼しいうちに、此処で今日は折り返すことにした。

楊津から先日と同じく、槻並集落に抜け、素戔嗚神社から、阿古谷経由で。

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槻並の素戔嗚神社、参道を入っていくと、本殿は、素人目にも、かなり古い神社様式なのが判る。

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道の奥に槻並集落、才の神峠、三草山には雲がかかってた。

旧12号線、猪名川沿いの石道温泉を過ぎると空が晴れ、日が差して来る。

この辺りの天気の境目はいつも、ここいらへん。

余野辺りから日差しがきつくなりアームカバーを着ける。

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伊丹空港北端、箕面川の橋上

暑さが増してきた、と感じ出した、10時半過ぎに帰宅。

走行距離68,5㎞  走行時間3時間。

久々に足も良く回り、快走。

やはりこの時期はこの時間帯に走らねばと、今さらながら思い知った。